TOP > ツーリングレポート > 2008 > 原付二種で宇都宮ツーリング

調子に乗って遠くに行き過ぎた超長距離(日帰り)

親子タンデムツーリング

東京からの日帰り限界ツーリングを娘と2人で・・・

2008.5.17(土) 走行

天気予報に惑わされ・・・

 とにかくバイクに乗るのが大好きなあかり(長女・小5)。「温泉に入りたい?」と聞くと「温泉はどっちでも良いからとにかくバイクに沢山乗りたい!」と言う返事が返ってきた。 そう、今回はあかりが一緒にツーリングに行く順番で、数日前から「お父さん、今度は何処行くの?」と度々聞かれていた。私は今回のツーリングは最近行っていない方向に行こうと心に決めており、天気予報も久し振りに好天に恵まれる筈であった。

 ところが・・・関東地方は16日(金)の天気予報で急転、翌日17日(土)は日中は晴れるが八王子方面や関東地方北部山間部では夕方から雷雨になる天気予報となってしまった。当初は群馬県(志賀草津か軽井沢)方面を考えていたのだが、予定を変更して少しでも雨の確率が低い長野県方面へ向かう事にし、17日(土)早朝5:10に自宅を出発した。今回のツーリングは長距離となるので、長距離ツーリングに適したバイク、BMW R1200RTで出発する。

何時もとは違うルートで中央高速を目指す

 何時もなら自宅から多摩川沿いの道を走行し、世田谷通りに出てから中央高速道路の調布ICを目指すのだが、やはり関越方面に行こうかとの迷いから取りあえず環八道路を北上した。しかし結局国道20号線で左折し、調布ICから中央高速道路に入った。この日は何時もより車の台数が多く、高速道路も低速走行車がいた為に少し詰まり気味だった。

 バイクの機動性を活かして走行ペースを保ち、6:10には談合坂SAに到着した。この日はツーリングに出掛けるライダーも多く、談合坂SAにはハーレー乗りの団体もSAの奥の方に集結していた。

 談合坂SAでは何時もの通りパンを購入、ここのパン屋さんも店内では身動きが出来ない程の長蛇の列が出来ていた。何とかパンを購入するとミルクティーと一緒に朝食とした。そして朝食を食べながら行き先(目的地)を相談する。あかりが楽しみにしていた久し振りのツーリングだったので、少し遠いが白川郷や白馬の話をすると、あかりは白川郷が面白そうだと言う事で目的地は白川郷と決めた。

覆面パトカーを抜かしてしまう

 朝食を済ませると談合坂SAを6:45頃出発。しばらく走ると中央高速道路は右ルートと左ルートに分かれるが、ここでは右ルートを走行した。そして右ルートを走行中、ルームミラーがダブルミラーになっているクラウンを抜かしてしまう。抜かしかけた直後何か嫌な予感がしたので直ぐに左側車線に入ると後続の赤い車がそのまま追い越し車線を加速しながら抜いていった。そしてやはり予感は的中!後ろに居たクラウンは追い越し車線に入り私達を抜かしていったが、その抜かされる際車内に青い制服を着た警察官の姿を確認した。覆面パトカーだった。(^^;) そして赤い車は間もなく覆面パトカーに捕まってしまった。

 その後、私達はETC早朝夜間割引を適用する為、一旦勝沼ICで高速道路を下り、国道20号線をしばらく走って再び甲府昭和ICから中央高速道路に入った。松本ICで下りれば甲府昭和ICからの区間もETC通勤割引が活用出来るからだ。この割引適用で、高速道路の通行料金は半額となり、調布IC~松本ICまで片道4,000円のところ、途中一般道を走行した効果もあり、合計2,050円で済ませた。ガソリン代が高騰する中、せめて高速道路の通行料金だけでも割引適用を上手に活用し節約したい。

 甲府昭和ICから再度中央高速道路に入るとそこからは快適な走行が続く。交通量も少なく天気も良い。青空も広がり寒くも無く快適な温度で気持ち良い。

走行中の親子の会話は?

 ところで・・・当サイトのツーレポを見て頂いた沢山の方からメールを頂き、ツーリングのお誘いも受けご一緒させて頂く機会が多くなってきたのですが、「子供と走行中にどんな話をしますか?」とか、「会話は弾みますか?」との質問を受ける事が多いです。そこでそのご回答ですが答えは「非常に沢山色々な話をしています。」です。(^^)
これはインターコムを使用しているので特にその効果が発揮出来ている結果だとも思います。ちなみに私は子供とのコミュニケーションをはかるには、バイクツーリングは最適な機会だと思っています。車で出掛ける時よりもバイクだと子供の状態を確かめるべく自然に声を掛ける機会も多いし、2人だけの時間として長く時間が取れ、それに2人共色々な話をして楽しむので自然に会話が弾みます。話す内容は景色の事や学校の事、友達の事、子供も色々と普段思っている事や感じた事を話してくれるので、子供の成長具合も感じる事が出来、考えている事も良く判ります。今、子供達の話ではバイクに乗れる親が少なく羨ましがられるそうだ。

諏訪ICで2回目の休憩

 諏訪湖SAに立ち寄った時が8:30。談合坂SAからここまで休憩無しで走行する。ここではジュースを飲みながらこれから走るルートをあかりに説明する。こうする事により地図の見方や地名、都道府県の所在地、距離感等を覚えるから勉強にもなるのだ。

 諏訪湖SAではまず藤の花が目を引いた。あかりは直ぐに「あっ!藤の花が綺麗!」と何時の間に覚えたのか?花の名前を知っていたのには感心した。

松本ICを下りると異様な光景が・・・(^^;)

 諏訪湖SAを出ると長野自動車道に入り松本ICを目指した。松本ICで高速道路を下りるとガソリンスタンド(ENEOS 松本インターSS ハイオク@163円)に立ち寄った。(8:50) ここで早めの給油を行い13.12Lを給油する。
そしてガソリンスタンドを出て走り出すと異様な光景を目にした。男女2人1組のヒッチハイカーが「高山方面に乗せてって下さい!」「途中まででも結構です!」と書いた紙を掲げて等間隔で立っているのだ。その数、数十人。歳は大学生位だろうか?結局そのヒッチハイカー達の姿を新村交差点付近までの区間まで沢山見続ける事になる。その異様な光景の写真はカメラを持っていたあかりが恥ずかしがり撮っていない。(^^;)

 その後、国道158号線をひたすら走り続けるが、新緑の木々も美しく、あかりは気持ち良い!とはしゃぎながらの走行となった。

 上高地前を通過し、安房峠道路の長いトンネルを走行する。安房峠の旧道はまだ冬季閉鎖中で通行止めだった。

のんびり足湯に浸かる

 長い安房峠のトンネルを抜け、料金所を出たところで休憩する。(9:58) 特段疲れてはいなかったが、あかりに気分転換をさせるために立ち寄ったのだ。そして偶然足湯を見つけ、あかりが入りたいと言うので入る事にした。

 この足湯は簡素な造りで誰も入っていなかったが、足を入れた直後は少し熱めに感じたが温度も丁度良い適温に感じられ気持ちが良い。実はこの足湯、勿論無料なのだが見た目以上に贅沢な温泉掛け流しの本格的な足湯だった。ホースで引き込まれる温泉の湯量は思っていた以上に多く、どんどん掛け流されていく。《←表現に悩みます。(^^;)》

 そして十分足湯を満喫した10:30頃やっと出発した。ここからいよいよ白川郷を目指す。

通行止めで迂回を余儀なくされる

 平湯峠ではまた長いトンネルを抜けると長い下り坂が続く。信号も少なく交通量も少ないので快適に走行し、あっと言う間に国道41号線まで出た。ここからは国道360号線に向けて右折し北上する。しかし、このルートは失敗だと言う事に後で気が付く。国道41号線を走り続けると恐れていた「国道360号線、白川郷方面通行止め」の案内板が目に留まった。まだ冬季閉鎖中だったのだ。そこで県道90号線に入り、東海北陸自動車道の飛騨清見IC方面へと向かう。この道は妻と2台で白川郷へツーリングに行った時も通った道だったので不安は無かったが、かなり遠回りになってしまった。

 この県道90号線でも猪臥山トンネルと言う長い長いトンネルがある。白川郷への道は本当にトンネルが多い。そして再び国道158号線へと出ると、しばらくこの通称「白川街道」と呼ばれる国道158号線を走行する。そして少し小腹が空いたので道の駅「桜の郷荘川」に立ち寄った。(11:40頃) ここではBMWのバイクに乗った方から声を掛けられ少し話をした。私達親子でのツーリングを羨ましく思ってくれた様だ。それに東京からの日帰りツーリングと聞いてかなり驚いていた。(^^;) この方からは開田高原のツーリングもお勧めですとの情報も貰い今度また別の機会に行ってみようと思う。(^^)

 この道の駅「桜の郷荘川」では飛騨牛の串焼きや焼き団子?も食べた。ここでも少しゆっくりしてしまい12:15頃出発した。

白川郷に到着する

 国道156号線へと入るとトラックやツーリングクラブと思われる団体を多く見掛ける事となる。御母衣湖沿いの道は道幅も狭くなり、途中では工事中で交互通行の所も有った。途中で見掛ける御母衣ダムは、巨大なロックフィルダムで迫力満点。あかりも初めて見るこのダムの光景に喜んでいた。

 そしていよいよ白川郷への入口へと差し掛かった。観光バスの台数も多くなり合掌造りの建物が見えてきた。(12:50頃)

 さすがに観光客が多い。バスも次々に到着しているようだ。以前はバイクや車でも入れた合掌造りの中心地の通りは、混雑を避けるために一般車は通行止めとなっており、川原に下りた場所にある臨時駐車場へと誘導される。心配した砂利の駐車場ではなく、バイクは舗装された場所に停めることが出来しかも無料だった。(車は駐車料金500円)

 この駐車場からは中心地へは散歩がてら苦も無く歩ける距離だった。ただし、最後に登る階段はちょっと年配の方にはきついかもしれない。(右下写真)

のんびりと白川郷を満喫!

 白川郷の中心地をのんびり娘と2人で歩く。そしていの一番に立ち寄ったのが飛騨牛コロッケを売っているお店である。実はこのコロッケ、めちゃくちゃ美味いお勧めのコロッケなのだ。私もこれで白川郷へは4回目だが、毎回これだけは欠かさずに食べる。本当はコロッケが嫌いで普段はメンチカツしか食べないあかりでも、絶対に美味しいからと強く勧め食べさせてみると「こんなに美味しいコロッケはじめて!」とペロっと完食してしまった。これはコロッケが苦手なあかりとしては本当に凄い事だ。しかも「また食べたい」とまで言っている。

 そして高台に在る展望台へは無料で乗れるシャトルバスが用意されており、10分間隔で運行されていたので乗って行ってみることにした。この展望台からの風景は白川郷を一望出来、よくTVや雑誌でも見る機会が多いなじみの風景を見る事が出来る。あかりもTVや雑誌で見た場所に居る事をしっかり実感している様だった。

 展望台での見学が終わると、あかりはお土産探しを始める。ここでしか被る事の出来ないバッチョロ笠(右上写真)は購入見送りとなった。(笑 しかし、似合っていた。)

 ここまでのバイクでの道のり、かなりの遠距離&乗車時間にも関わらず、相変わらずあかりは元気全快!さすが日頃から男の子の中に混じってサッカーをして身体を鍛えているだけの事は有る。私から見ても感心するがあまり疲れ過ぎない様にと気を使う。ま、あまりにも疲れているようだったら明日は日曜日だし、いざとなったら何処かに宿泊してしまおうとも思っていた。

 そんな気持ちも無用な様に、展望台からの帰り道はシャトルバスには乗らず歩いて坂道を下った。しかも湧水で出来た水の流れに落ち葉を浮かべ、走って追いかけるほど元気である。

和田家(合掌造り)を見学

 私は何回も来ている白川郷だが、実はまだ肝心の合掌造りの中は見学した事が無かった。そこで今回はあかりと一緒に見学出来る「和田家」の中に入って合掌造りの中を見学する事にした。(14:00) あかりも合掌造りの中に興味深々だった。

 家ではテレビの旅番組で度々合掌造りの番組を見る機会が有ったり、ツーリング雑誌でも度々紹介されていたので、あかりも合掌造り自体の事は良く知っていた。2人共探検気分で合掌造りの中へ入った。

 合掌造りの家は本当に素晴らしい造りで、世界遺産で有る事をその造りの美しさ、人間の知恵、伝統などを改めて感じさせられた。

 あかりは私が思っていた以上に真剣に建物内を見学し、昔から使われていた道具類を興味深くじっくりと見ていた。

 そしてあかりは縁側もとても気に入った様だ。縁側に座ると目の前には見事な椿の花が咲いていた。しかし残念ながら見頃の時期は少し過ぎていた。

 昔ながらの家は独特の雰囲気が有り、何故か他人の家なのに落ち着く。あかりは薄暗い廊下も含め珍しそうに隅々まで見学していた。

 和田家を見学した後は飛騨牛のコーヒー牛乳で喉の渇きを満たし、次はあかりが自分のお土産を買いたいと言う事でお土産屋さんを見て回る事にした。

 悩んだ挙句あかりは和風柄のショルダーバッグが気に入り、このツーリングの思い出にと買ってあげるととても喜んでいた。そしていよいよ白川郷を出発する事にした。(15:00)

 結局白川郷にはゆっくりと2時間10分ほど居た事になる。 さて、既に15時を回り、普通ならここで一生懸命自宅に向けて最短距離で帰宅となるが、実はこの日はまだこれで終わりとはならなかったのだ。(^^;)

日本海を見に行こう!

 駐車場で地図を広げ、これからの帰りのルートの説明をしていると、あかりは全然疲れていないと言う。それでは往きとは違うルートで帰ろうと言う事になった。明日は日曜日だし、ゆっくり寝ていられるから遅くなっても大丈夫と言うのだ。

 正直、小学校5年生の女の子が朝5時からの日帰りツーリングで、しかも2時間以上に及ぶ徒歩での白川郷散策までこなし、予想されるこれからの夜中の帰宅まで果たして体力が持つのか?眠ってしまわないか?との少し不安は有った。しかし、あかりはそんな心配はご無用!とまだまだ元気いっぱいで、往きとは違う風景が見たいと言う。

 そこで選択した帰り(?)のルートは、東海北陸自動車道を白川郷ICから乗り、北陸自動車道に入って富山を経由し滑川ICで降りて、日本海を見ながら糸魚川から国道148号線経由白馬を通り松本ICへと言うルートに決めた。(爆)

東海北陸自動車道を初めて走行する

 白川郷ICから東海北陸自動車道に入ると前には大型バス2台が走行しており、しばらくは片側1車線の道をバスの後ろについて走行する。しかしその内1台のバスが五箇山ICで下り、もう1台も追い越し区間で抜かせると目の前の道には他の車の姿は見えなくなった。対向車線も車が非常に少ない。

 そしてまた長いトンネルを2本続けて通過したところで、少し腹ごしらえをするために城端(じょうはな)SAに立ち寄った。(15:40) このSAはハイウェイオアシスの造りとなっている。

 このハイウェイオアシスでは「ヨッテカーレ城端」と言うおにぎり屋さんがあり、とても美味しそうだったので食べてみる事にした。この「ヨッテカーレ城端」のおにぎりは注文を受けてから握って作ってくれるので少し待たされるが、本当に美味しいおにぎりでまた何時か機会が有れば食べに立ち寄ろうと思った。皆さん、ここのおにぎりはお勧めですよ。(^^)

のんびりし過ぎのマイペースツーリングは続く (^^;)

 と言う事で、またまたゆっくりしてしまった私達がこのSAを出発したのは16:10だった。 この後この先の高速道路の走行も交通量が少なく・・・ いや、正確に言うと前後には対向車を含め他の車が走っていないので、こんな道が有っても良いのか?と思える程快適だった。(爆)

 その後、小矢部砺波JCTを通過したのが16:18。ここからは北陸自動車道に入り東へと進み、高速道路を下りる予定の滑川ICを目指した。右手方向には雪を被った北アルプスの山々が美しく、あかりがその雪渓を見て動物に例えて「○○が見えた!」と色々と想像して話していた。

 実はこの後2回目の覆面パトカーとの遭遇となった。しかも私はレクサスGSの後ろをついて走り、覆面パトカーを一緒に追い抜いてしまったのだ。今回も抜かした瞬間に覆面パトカーと気が付き走行車線に慌てて戻った。前を走っていたレクサスも気が付いた様で私の前で走行車線に避けた。すると覆面パトカーは捕まえるのが目的でなく、速度を落とさせる目的らしくグリル内の赤色灯のみを点滅させて抜かそうとする車をけん制しだした。今回もまた覆面パトカーだと気が付いて難を逃れた感じだった。(^^;)

滑川ICを降りて一般道を走行する

 滑川ICを降り、ここからは国道8号線に入った。ちなみに白川郷~滑川までの区間の高速道路の通行料金は2,100円だった。 国道8号線は時折日本海も見ながら走行するも、初めのうちは思っていたより市街地の風景の中を走行する。途中でかえるの形をした工事用のガードレールを見つけ、その可愛らしさにあかりが喜んでいた。

 その後はしばらくして本当は立ち寄りたかったヒスイ海岸は時間が遅いのでそのまま通り過ぎ、太陽もすっかり夕陽となったところで親不知(おやしらず)に到着した。(17:55頃)
この時ここで見た景色は夕陽がとても美しく、また断崖絶壁の迫力の有る海岸線も良く見え、おまけに水平線も丸く見えたのであかりはこの景色にとても感動したそうだ。

 右上の写真はあかりのリクエストで、逆光で撮るのが難しかったが夕陽をバックに夕陽を掴んでいると言うイメージで撮った写真だ。 この後出発前に気温の低下が見込まれそうなので、寒さ対策としてレインスーツをあかりに着させた。

夕食は回転寿司にする

 そして親不知を出発してからそろそろまたご飯を食べようと思い、あかりに「夕食は何が食べたい?」と聞いてみると、「甘えびとかの海の幸が食べたい。あっお寿司が良い!」と言う返事が返って来た。
そこで何処かに回転寿司屋さんが無いかと探しながら走り続け、国道8号線から白馬方面へ進路を変更した国道148号線に入ったところで「氷見 きときと寿し」を見つけて入った。(18:20 左下写真)

 きときと寿しではあかりは大好きな甘えびをいっぱい食べ満足していた。しかし、私が途中で妻に「帰宅時間が遅くなるから・・・」と携帯メールを送ると、直ぐに返信が返って来た。今日は何処までツーリングに行ったのかを伝えると、「ちょっとー!幾らなんでも2人共調子に乗り過ぎじゃな~い!」と怒られる。 はい。ちょっと反省しております。(^^;)
そしてきときと寿しを出たのがすっかり暗くなった19:10頃だった。(右上写真)

長い様な短い様な帰り道

 国道148号線は松本街道(千国街道)と言い、日本海に面する糸魚川から白馬経由、信濃町へと抜ける自然豊かで交通量の少ない姫川の渓谷沿いなどを走行する道である。
昼間ならダイナミックな景色を楽しめるのだが、自然豊かな分夜は辺りが真っ暗で何も見えなかった。R1200RTのヘッドライトがHIDゆえに安心感はあったのだが、カーブではバイクゆえ光軸がハイビームの様に前方を照らし、その暗さゆえ対向車は眩しかったかも知れない。

 そして国道148号線を進み、昨年の夏も白馬からの帰りに立ち寄ったガソリンスタンド
(ENEOS JA大北 パノラマロードときわSS ハイオク@168円)に立ち寄り18.24Lを給油する。(20:35)

 そして給油以外はノンストップで走り、豊科ICから長野自動車道に入って諏訪湖SAにて休憩する。あかりの体調はと言うと足が少しつってしまったそうだが、体力的には平気と言う。そこで軽いストレッチをしながら身体をほぐし、普段は見れない諏訪湖湖畔の夜景を楽しんだ。

 その後、釈迦堂PA、談合坂SAと自宅までの走行中2度ほど立ち寄った。談合坂SAではさすがに少し眠くなったあかりだが、結局自宅まで眠ってしまう事も無く帰る事が出来た。心配した雨も殆ど降られず。私の方はレインスーツを着ることも無かった。しかし、数時間前には大雨が降ったような形跡(大きな水溜り)を見て、結果的には良い時間帯に帰ってきたのだと思えた。

 それに豊科ICから高井戸ICまでの高速代は本来なら4,100円だが、偶々中央高速の八王子ICを通過した時間が0時を超えてしまったのでETC深夜割引が適用され4割引となり2,460円となった。

 結局この日帰宅した時間は夜中の0:45。
走行距離 873km。(内高速道路上を走行した距離 478.4km。)
利用した有料道路の通行料金(合計) 7,210円。
燃費 21.2km/L。

東京から日帰りで行った親子タンデムツーリングとしては私としても最長距離ツーリングとなった。
ちなみに・・・ あかりは翌朝8:30頃には起き、さすがに少し疲れていたが思っていたよりは元気だった。いやはや普通なら大人でもヘトヘトになる距離の遠距離ツーリングだが、小学校5年生の女の子が行って来れたと言う事にはさすがに私も驚いた。

 おわり

Microsoft Store (マイクロソフトストア)

アウトドア&スポーツ ナチュラムデル株式会社 ソースネクスト

このサイトのTOPへ