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今度は夫婦で・・・懲りない長時間ツー

ハプニング多発!夫婦2台で東北日帰りツーリング

2008.6.14(日)走行

松原湖

目的地は田舎料理「ゆず 沢の茶屋」

 私はツーリングやドライブで訪れた各地で、沢山の美味しい食べ物に遭遇しているが、その中でも長年に渡り私のお気に入りで1位を不動のものとしているお店が実は福島県に有る。スキーやスノーボード、ドライブなどで裏磐梯付近を訪れた時でも、わざわざ峠道を越えて立ち寄るこのお店は、私はもう既に20年以上通い続けている事になる。

 仲の良かった学生時代の同級生が福島県出身だった事も有り、年末年始にグループで毎年福島県付近で恒例のスキー旅行をしていた。その時、友人に連れて行ってもらったのが福島市内にある「ゆず」と言うお店だった。このお店はゆず味噌を使った素朴な味わいの焼きおにぎりがメインのお店で、メニューと言えば殆ど選択の余地がないお店だったのだが、そのゆず味噌の塗られた焼きおにぎりの美味しさに感動し、生涯忘れられない味となってしまった。

 そしてそのお店が福島西ICと土湯温泉の間の自然豊かな林の中に移り、名前が「ゆず 沢の茶屋」となった。そしてまるで料亭の様な落ち着いた雰囲気のお店の魅力も加わり、とても落ち着ける立派なお店となった。今回のツーリングは、この「ゆず 沢の茶屋」のお店に久し振りに食べに行くと言うのが目的のツーリングだ。

 そして今回妻と2台でツーリングに出掛けると言うのは実に8ヶ月振りで、妻自身バイクを自分で運転してツーリングに出かけるのも8ヶ月振りである。せめてもの救いは先月娘2人の希望で「親子でバイクを楽しむ会」に参加したので少しはバイクに乗り、運転の勘が多少戻ってくれているのでは?と言う多少の安心感は有った。

 今回のコースは久し振りの運転でも楽しめ、交通量が少なくカーブがきついワインディングも無い走り易く気持ちの良いルートを厳選している。あとはエスコートする私が無理の無いペースで先導すれば良い。(^^)

ETC早朝夜間割引適用間に合わず

首都高速道路を走行

 当日は朝4時に起床する。そしてバイクの暖機運転も近所を私が一周して済ませ、のっけからエンジンが温まっていないでエンスト!などと言う不測の事態も無い様、至れり尽くせりの準備を行う。妻は4:40に起床し準備を始める。予定では5時に出発予定だったが5:20過ぎの出発となってしまった。 そしてその後も首都高速道路は60km/h位で走行と常にスローペースで東北自動車道を目指した。

 無線を活用し妻の心理状況を確認しつつ運転した。結局ETC割引適用時限の6時には間に合わず、あと2分早ければ・・・(TT)と言うところで料金所を通過するという何とも悔しい思いをするが、安全運転に徹して走行したのだ。(^^;)

めぐとスーパーシェルパバイク龍人

 この日は思っていた以上に道は混雑しており、また、ツーリングと見られるライダーの姿も多く見られた。渋滞こそ発生していなかったものの車の多さが少し気になりながら走る。 そして本日1回目の休憩場所が佐野藤岡SAとなった。ここでタンク容量が小さいスーパーシェルパの初めての給油を行う。(6:40)

 佐野藤岡SAでは期待した焼きたてのパンも好みのものが無く、1つだけ購入し2人で分けて食べる。そしてこれからのツーリングルートを地図を広げて妻に説明したりして休憩した。
R1200RT

 ところで・・・今回も徹底した80km/h走行を行い、この時点でR1200RTは驚きの高燃費27km/Lがメーター表示された。勿論最高記録を更新した事になる。これは東京を出てからの平均燃費だけに、幾ら高速道路を走行したとは言えビックリする程の高燃費だ。

不覚!方向を誤る(--;)

東北自動車道

 佐野SAを出発し、ETC通勤割引適用の為鹿沼ICで1回出る。そしてETCゲートを越えてからUターンし、再度ETCゲートをくぐって高速道路に入った。しかしここで私が大失敗をしてしまう。それは間違えて東京方面の方に入ってしまったのだ。

  妻が苦手なUターンが出来るかどうか気にし過ぎ、進路の判断がおろそかになってしまった。(^^;) 直ぐに気が付きはしたが高速道路を逆走する訳にも行かず、結局18km先の次のICまで走る事となった。これによりまたもや大幅に時間を損失してしまった。次のICではETCゲート手前でUターンが出来、何とか余計な通行料金を支払わずに無事東北方面に入る事が出来た。先ほど走行しながら見た同じ風景をもう1度見る事となった。(--;)

岩手・宮城内陸地震が発生!

那須高原SA道路情報

 しばらく走っていると電光掲示板に「地震のため、福島飯坂より先通行止め」の案内を見かけた。(--;) そう、あの岩手・宮城内陸地震が発生していたのだ。私達は幸いにも走行中に運転の妨げとなる様な揺れには遭遇せず、地震にはまったく気がつかなかった。

 那須高原SAに休憩のため立ち寄ると、休憩所のTVでは地震発生のニュース番組を心配そうに見ている人達を沢山見かけた。インフォメーションコーナーでは沢山の通行止め情報が掲示されている。そんな中、また震度5弱の余震が発生。那須高原SAでも震度3以上の揺れを感じた。

 今回も子供たちの面倒を両親が見ていてくれていたのと、東北方面に行くと事前に話していたので一応携帯電話で自宅へ連絡すると、母親は地震が有ったのを丁度その時間に初めて知ったとの事だった。どちらにしても私達は心配ないからと伝えた。

玉こんにゃくスーパーシェルパ ところで、この那須高原SAでは玉こんにゃく(1本120円)を食べた。美味しい玉こんにゃくだったが、店主がからしを勧め、「このからしとっても辛いよ!辛かったらこのおばさんの顔を思い出してね!」などとユニークで愛想が良かった。辛いからしが好きな私だが、1口食べると本当に想像以上の辛さで思わずかなりむせかえってしまった。それを見ていた妻に笑われてしまった。

ハプニング発生!今度はガス欠

 実は妻の乗っているスーパーシェルパが給油をすると、私のR1200RTのトリップ計をリセットし、給油してからどの位走行したかを確認している。今回もエコランを心掛けていたがスーパーシェルパも180km位が限界?と認識していたのだが、那須高原SAを出てそろそろ次の給油は何処でしようかと思っていた矢先、無線で「ガス欠だぁ~!」との妻の声が聞こえてきた。

 そこで急遽路肩にバイクを停める。しかし丁度左カーブだった為か路肩は左に傾斜していてサイドスタンドを立ててバイクから降りるには妻にとって至難の技であった。そこで無線でバイクに跨ったままリザーブに切り替える様にアドバイスし、何処にリザーブ切替レバーが有るのかを教えた。するとそこに後ろから道路公団のパトロールカーがやってきて停車し、「どうしました?故障ですか?」と拡声器で尋ねられてしまった。(爆)

 エンジンも掛かり、「大丈夫ですか?」との再度の問いかけに妻は大きくうなずいて再出発したが、ヘルメットも被っているしバイクに跨っているので真後ろも見る事が出来ず、声を出しても走行している車の走行音で通じる訳が無い。これでは返事も出来ない筈だろうと思うのは私だけだろうか・・・(ーー;)

ETC出入口が無いと言うハプニング

 予定では国道294号線を走る事にしていたので、ツーリングマップルRでも記載されている白河ICと矢吹ICの間のETC出入口で出る事にしていた。念のためSAに立ち寄った際、インフォメーションセンターで地図を見せ、バイクでもここで降りれますか?とわざわざ聞いていたのだが、答えは「大丈夫です。降りれます。」との返事だった。しかし、白河ICを過ぎてから注意深くPAやPA以外にもETC出口が無いか確認しながらゆっくり走行、途中PAに入ったりもしたが結局ETC専用出入口は無く、矢吹ICで降りることとなってしまった。

ガソリンスタンド

 矢吹ICを出てから直ぐにガソリンスタンドに立ち寄った。ここでも給油はスーパーシェルパのみだ。燃料コックをリザーブからPRIに切り替えるのを忘れずに行う。ところでこのガソリンスタンド、この写真でも判るが出入口付近に排水の為の溝が有る。真横に横切れば問題無いが給油しないからと言って手前に駐車してしまったので、この溝を越えるのは危険だと気になってしまった。バイクのタイヤが溝にはまってしまうかもしれない。

 ガソリンスタンドを出ると一旦県道58号線で高速道路沿いを走行し、国道294号線を目指した。この道は前に大型トレーラーが2台走っていた以外は快適で、最初はトレーラーより少し離れてゆっくりと走行し、途中は無理せずしばらくして追い越し車線で抜かす事が出来た。この国道294号線は緑豊かな山々を眺めつつリラックスした気分で走行出来る道だった。妻も走り易いと言っていた。

国道294号線は快適ルート

国道294号線

 そして御代の交差点で県道6号線へと入り、県道9号線で猪苗代湖沿いへと向かった。猪苗代湖畔に出る前に一旦広い路肩に停車し、少し寒くなったと言う事でジャケットの中にトレーナーを着た。この日は東京では蒸暑かったが那須付近で空気が急に変わり涼しくなっていた。天気予報では冷たい空気と暖かい空気の境が丁度この付近だったのを思い出した。

猪苗代湖畔は強風が気になる

猪苗代へめぐとスーパーシェルパ

猪苗代湖畔に出ると風が強く吹いていた。湖面も風の影響を受け波が立っていた。若干空は曇りがちだが湖面の青さが美しく感じられる。

猪苗代湖磐梯山

 県道9号線から国道49号線に入り国道115号線方面へと進む。道は片側1車線だったが流れも良く、前方に磐梯山を見ながらの走行で気分良く走る。国道115号線に入ったところでお昼ご飯を食べる事にした。本来なら地元ならではの美味しい物を食べるべきところだが、何処で食べるか迷い一度はデニーズの駐車場に入るが、温かい食べ物を食べようと言う事になり、結局全国各地に有るラーメン屋「幸楽苑」に入った。

ラーメン屋「幸楽苑」

 ここで妻と2人で気が付いた事有る。それは・・・猪苗代湖畔に近づいてから街中を走行したのだが、街中では人影をまったく見なかったのだ。外を歩いている人を見かけず、不思議な位でその事を無線で話しながら走行していたのだが、それがこのラーメン屋さんに入ったところ、想像以上に混雑しており入口には人が溢れいた。しかも皆バラバラに来ている人達なのにも係わらず、順番待ちの人々が皆知り合いらしく、「○○さ~ん!呼ばれたわよ~!」と言う会話が頻繁に交わされていた。(^^;) 街中には人影は見掛けられないが、ここには地元の人がぞろぞろ居たのだ。(笑)

久し振りの五色沼へ

 五色沼にはドライブで何度か行った事があるが、バイクで行くのは初めてだ。女性の係員の指示に従い、バイクは毘沙門沼と大きく書かれた看板の前に駐車する。ここは少し傾斜がきつく、妻はバイクを停めるのに苦労していた。

毘沙門沼

 今回のツーリングでは、この五色沼を散策するのが第二の目標だった。但し、五色沼を全て見るには遊歩道を往復3時間掛けることとなるのでさすがに今回はパスし、毘沙門沼のみをゆっくりと散策する事にしていた。

五色沼駐車場

 天気はやはり曇りがちだったのが残念であったが、湖の色も美しく見え、磐梯山もクッキリ見えたので良かった。

五色沼散策五色沼五色沼

 遊歩道沿いにはツル科の植物が木を締め付けているかのようにまとわりつき、あまり他では見られない様な景色も見る事が出来る。

木自然道

やっぱソフトクリーム食べなきゃ!?

 遊歩道をぐるっと周って毘沙門沼の所まで戻って来た。ここで目に付いたのがちょっと変わったソフトクリームだ。やはり他ではあまり見かけないご当地ソフトクリームは食べなきゃ駄目でしょう!?と言う事で1つだけ購入し2人で食べた。 さて、ここで問題です。私達が食べたソフトクリームは何味でしたでしょうか?(右下写真)

ソフトクリームよもぎの味

 答えは・・・ ミックスソフトクリーム(よもぎ&もも)でした!食べた感想は・・・思っていたよりよもぎの味がしっかり出ていて、それと一見ミスマッチとも思えるもも味とのマッチングは美味しかった。でも、次回は別の味にしようとも思った。

桧原湖を周遊(お勧めルート)

福島県福島県

 毘沙門沼の駐車場を出て向かったのが桧原湖だ。ここは単純に走るだけの目的で桧原湖を一周する。車の通りはほとんどなく、途中の真っ直ぐな長い道はとても湖畔間近の道とは思えないほど。妻も「快適!快適!」と気持ち良く走れたみたいだ。

松原湖

 そして途中で桧原湖を見渡せる駐車場に立ち寄った。ここからの景色はとても良く、妻も「あそこは本当に気持ち良かった!
(^^)」と今回のツーリングで一番印象に残ったそうだ。ちなみにこの湖畔の道は一部奥の方に少しだけ道幅の狭い場所が有る。ここだけはスピードを抑え、十分安全運転に徹して頂きたい。

またまた給油

 長距離ツーリングで一番面倒なのがスーパーシェルパの給油の回数だ。目安として150kmも走ればガス欠の心配をしなければならない。桧原湖を一周し終えたところで給油する。今回はENEOSだったので私(R1200RT)もついでに給油した。

土湯方面へ

 そして次に向かったのが土湯方面だ。国道459号線を南下し、「三ツ屋」交差点で国道115号線に入り土湯峠を目指す。この道も直線基調の快適な道なのだが、途中からはぐんぐんと高度を上げて行く事になる。

思い出の道

 この土湯峠への道は昔私が20歳位の時、友人の車に同乗してドライブに行き福島の友人宅へと向かったのだが、丁度峠をかなり上ったところで車がオーバーヒートし、ボンネット内から蒸気がシューっと言う音を響かせて噴き出し慌てて止まった事があった。この時既に夕暮れ時で直ぐに辺りは真っ暗闇になり外灯も無かった。それで仕方なく今まで上ってきた坂をエンジンを掛けては止める事を繰り返し騙し騙しゆっくり下った記憶がある。結局ガソリンスタンドに立ち寄ってポリタンクを貰い、可能な限り予備の水をいっぱい積んで土湯峠を越えたのだ。この時代は携帯電話なんて普及しておらず、しかも福島側の道もあまり整備されていなかったので、かなり心配しながら通ったのは思い出として強く残っている。

土湯峠へ土湯トンネル

 そんな道は今ではすっかり快適な道となっていた。

福島市街を見下ろす天空の道

福島市街

 およそ3.5kmもある土湯トンネルを越えると、一気に見晴らしの良い開けた道となる。ここは眼下に福島市街を見下ろせるまさに天空の道とも言える。私は気持ち良く走っていたのだが、ついついペースが上がっていたようで妻は少し怖かった様だ。この道は夜景も抜群に良い場所なのでお勧めの道だ。

またまたハプニング発生!(^^;)

 土湯峠で国道459号線に入り、あだたら高原の「岳の湯」を目指す事にした。ところが、一時停止の交差点を曲がったとたん、後ろにいる筈の妻の姿が消えた。無線で呼びかけると一時停止の交差点で立ちゴケしたとの事。慌ててUターンして交差点まで戻ると見事に立ちゴケしていたのである。(^^;) 幸いにも妻には怪我も無く無事であったが何でもないT字路で立ちゴケしたショックは大きい。そしてクラッチレバーの先端も折れてしまいギヤチェンジペダルは大きく曲がってしまったのだ。後続の車の人が心配してくれたが私が同伴者と知り安心した様だ。怪我が無かったのは単なる立ちゴケだったのとサイドバッグがクッションになったので足を挟まれなくて済んだおかげだ。

ハプニング転倒箇所

 さて、入れたばかりのガソリンもかなりこぼれてしまった。まずは安全な場所にバイクを移動し本当に妻に怪我が無いかを確認。それからバイクの破損状況を確認した。クラッチレバーは先端だけなので予備の部品は交換しないで済んだのだが、チェンジペダルは修理しないと走行が難しい。私も慣れたもので(^^;)チェンジペダルを一度外し、路肩の段差を利用し応急修理を完了させた。妻とのツーリングにはスーパーシェルパのブレーキレバーやクラッチレバー、そして工具一式と救急セットは欠かさず持っていっている。勿論出番が無いのが望ましいのだが・・・(^^;)

小休憩

 しばらくブルーが入っていたが、少し休憩し何とか立ち直った。
温泉でゆっくりしようと言う事で予定通り「岳の湯」を目指して走行した。あだたら高原を初めて走行し、岳温泉市街に到着したのだが、初めはなかなか岳の湯の場所が判らず反対側の急坂の温泉市街の坂を上ってしまう。この坂がまた急坂で妻にとっても私にとっても緊張する場所だった。しかも停まるのか走るのかハッキリしないアルファードがちんたら前を走る始末。結局岳の湯は見つかったのだがこの岳の湯の駐車場も止め難そうだったので土湯温泉に行く事にして来た道を戻る事になった。

森の工房あだたら高原

 途中、「森の工房」と言う木造りアイテムのお店に立ち寄る。妻の好きそうなお店だ。ここに立ち寄る事により妻の気分も大分晴れたようだ。結局先ほど妻が立ちゴケした同じ場所をまた通ったが、今度は難なく無事に通過した。

土湯峠で大事故が発生

 無事土湯峠を下り、湯の宿「樹泉」と言う日帰り温泉施設に立ち寄った。この時、初め間違えて宿泊施設の方に行ってしまったのだが、旅館の人に親切に教えて頂き駐車場を教えてもらった。宿泊施設の駐車場から日帰り温泉の駐車場へ道は狭い急坂でUターンをしなければならなかったので、R1200RTを駐車してから私がスーパーシェルパを運転して駐車した。この時、やけに救急車が何台もサイレンを鳴らして走っていくなぁ・・・と思っていたが、妻に旅館の人が教えてくれたそうだが、土湯トンネル内で大きな事故が発生し、この時は通行止めとなって大騒ぎになっていたそうだ。巻き込まれなくて良かった。

湯の宿「樹泉」福島県

 温泉にはゆっくり入った。妻も久し振りの温泉でゆっくり気持ち良く入ったそうだ。温泉を出てからは直ぐ近くのガソリンスタンドでスーパーシェルパの給油を行う。(18:12) 立ちゴケでどの位ガソリンが漏れたか判らなかったからだ。しかし、給油量は1.9L程でガソリンスタンドの店員さんの視線が少し痛かった。(爆)

そしてお目当ての「ゆず」へ

 土湯峠の温泉から「ゆず」はほんの少し走ると到着する。ここだけは相変わらずの風景で少しホッとする。

ゆずゆず

 2人共ゆず味噌の焼きおにぎりがメインの「ゆず定食」を注文する。そしてせっかくなので1品「凍みもち」も注文する。店内は既に満員だったが特に混雑していると言う感じは無くゆったりと時間が過ぎて行く感じだ。

 そして久し振りの「ゆず定食」を食べた。ゆず味噌の焼きおにぎりは見た目よりは味が薄い。豆腐はコクが有りこれもとても美味しいまさに手作りの豆腐と言ったお味。煮物は立派な野菜が旨みを感じる。味噌汁のお豆腐はしっかりした木綿豆腐の食感が有り、冷奴の豆腐とはまた違った美味しさだ。味はやはり昔と変わらず安心して食べる事が出来た感じだった。

凍み餅ゆず定食

 ゆっくりと食事を楽しむと、何と時間は8時近くとなっていた。さて、ゆっくり帰るか・・・

夜中未明に自宅到着

出発準備

 妻も私も疲れは特に無い。ゆっくりしたせいか余裕すら感じられる。帰り道もまた高速道路をゆっくりと走行するも、岩手・宮城内陸地震」の影響で交通量は極端に少なくストレスは感じなかった。対向車線は救援活動の為か消防車らしき緊急車両がパトライトを点灯させ、宮城方面に走行していく姿も見られた。

 結局その後ももう1度スーパーシェルパに給油を行い、自宅到着時間は何と夜中の2時頃となってしまった。帰りの高速料金はETC深夜割引の適用となった。

 ちなみに、R1200RTの燃費は過去最高の25km/Lを記録した。スーパーシェルパの給油回数は5回、R1200RTは1回。走行距離745kmでした。

走行ルート

 おわり

アウトドア&スポーツ ナチュラム デル株式会社 アウトドア&スポーツ ナチュラム ソースネクスト

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