娘と2泊3日のタンデムキャンプツーリング

2週連続となる尾瀬桧枝岐七入キャンプ場へ(前編)

2008.7.19(土)〜21(月)走行

先週に引き続き同じキャンプ場へ

 子供が夏休みに入りたまには海に連れて行くのも考えたのだが、暑い所が嫌いな私は夏と言えば涼しい場所でキャンプがしたいと言う事と、ひかり(次女・小5)が「あかり(長女・小5)が行った星のたくさん見えるキャンプ場に行きたい!」の一言により、何と先週末に引き続き尾瀬桧枝岐の「七入キャンプ場」に2泊3日で行く事となった。(爆)

 何時もの様に「ETC夜間早朝割引」を適用する為早朝4時前には自宅を出発する。東北自動車道へ行くのには、自宅からタンデムだと首都高速2号線が進入禁止なのでいつもとは違うルートを走らなければならなくなる。そのため環七を南下し首都高速湾岸線に向かい、湾岸線(B)からC2へのルートを走行した。

 余談だが・・・都内にはまだまだ訳のわからない「安全の為」とか「危険」と言うおせっかいな理由でタンデム禁止の道路が数多い。タンデム禁止だけでなく、都心の主要道なのに大型バイクすら通行出来ない道もあるので注意が必要だ。

 大回りをして余計時間が掛かる東北自動車道へのルートだが、料金所通過6時までのタイムリミットは余裕でクリアする。その後、佐野藤岡SAまで一気に走行。ここで朝食として食べたのは「佐野ラーメン」だった。私は夏に朝からラーメンって言うのはどうか?と思うのだが、ひかりは走行中少し寒く感じたらしくラーメンが食べたくなったらしい。

鹿沼ICから杉並木を通って大笹牧場へ

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 鹿沼ICで高速道路から下り、国道121号線を北上する。このビデオは日光杉並木を走行中 撮ったもの。車では酔いやすいのにバイクだと眠い時以外はとても元気なひかりだ。

 

大笹牧場で動物とふれあう

 日光霧降高原を走行し「大笹牧場」に立ち寄った。バイクを停めると駐車場の警備員さんが話し掛けてきた。娘とのツーリングを羨ましく思ってくれた様だ。

 到着後、まずは喉が渇いたのでジュースを飲んだ。夏のツーリングは熱中症対策として水分の補給はこまめにしている。それからふれあい牧場コーナーへと歩いて向かい、100円で売られている動物の餌を購入した。まだこの時点では人がまったく居なく、人間は我々2人だけであった。せっかく餌を買ったのだから近くに居るヤギにあげようとするが、ヤギ達は初めは警戒していて近づこうとしなかった。そこで私が大きな声と身振りでヤギを呼ぶ、初めは無視されていたが餌を持っていることを知ると一斉に近づいてきた。

すってんころりん

 あかりはヤギが大好きなのだが、ひかりは少し苦手。おっかなビックリヤギに餌をやるが、餌をあげる方法も指で餌をつまんだままで渡そうとするので、手のひらに餌をのせてからやることを教える。するとだんだんヤギの方も餌を早くくれと勢いがついてきた。その勢いにビックリしたひかりは急に後ろに下がろうとしてしりもちをつき、お尻部分やひじ部分を土で汚してしまう。(左下写真は足を滑らせた瞬間の写真) 早々に服を汚してしまったので先が思いやられる。

 買った餌はあっと言う間に無くなり、次はひかりの大好きなウサギ小屋の方に行く。うさぎ小屋へ行くとお目当てのうさぎが待っていた。早速ひかりがうさぎに葉っぱをあげ始めると、このうさぎ小屋はニワトリが一緒に居る場所でシャッターの隙間から次々と勢い良くニワトリが出てきて出迎えてくれた。(左下写真) ニワトリはウコッケイと言う種類らしく、どうもひかりが普段小学校で世話をしているニワトリと一緒の種類らしい。ニワトリもひかりから餌がもらえるのではないか?と期待し、一目散に走って向かってきた様だ。しかしこのシャッター下から出てきたニワトリの数がとても多く、その数の多さと慌て振りの姿に思わず笑ってしまう。

 その後しばらくひかりはウサギの場所から離れず、結構長い時間ウサギに餌をやっていたが、他にも馬が居るから見に行こうと言うとやっと動いた。

 一通りふれあい牧場をぐるっと周ると、結局またウサギの居る場所まで戻った。ひかりに写真を撮るように頼まれ餌(雑草)を食べているウサギの写真を撮ろうとするが、黒いニワトリがやたらとカメラの前にやってきてシャッターチャンスを邪魔される。(笑) この黒いニワトリはとっても人懐っこくて可愛いのだが、相当腹が減っているらしく面白い事にウサギにやっている草まで一緒に食べていた。ニワトリにも食べられる餌があれば買ってあげたいとも思ったのだが、残念ながら見当たらずあげれなかったのだ。

ソフトクリーム

 やっとウサギへのふれあいに満足し、今度はレストハウスの方に戻ってソフトクリームを食べる事にした。ここのソフトクリームは味は濃く色が白いのが特徴だ。

やっと大笹牧場を出発

 予定よりもゆっくりしていた大笹牧場を出発すると、県道169号線 → 県道23号線 → 国道121号線 → 国道352号線と言うルートで尾瀬桧枝岐を目指した。ツーリング中のライダーの姿も多く、前にも後にもバイクの姿が見える。

 途中道の駅に立ち寄り少し休憩。そこで売られていたさくらんぼを購入、キャンプ場に到着してから食べる事にした。

 その後走り続け、目的地七入キャンプ場に到着する前にそろそろお腹が空いたので裁ちそばを食べる事にした。先週に引き続き同じお店に入る。(^^;)

 ひかりはざるそば、私はそば定食を食べる。このお店のおそばは全て裁ちそばだ。

 おそばを食べ終わり、バイクのところまで戻るとアンテナの先に赤トンボがとまっていた。ひかりは怖くてトンボが触れないのに何故か目を回そうとする。(^^;)

 そして近くのスーパーで買物をし、ついでに温泉にも入った。この温泉で見かけた若いカップルとはあとでバッタリ会うことになる。

七入キャンプ場に到着

 昼ご飯を食べ、食料も買い、温泉にも入ってやっと七入キャンプ場に到着した。そしてまたまたキャンプ場のおばさんと再会。(^^)
2週続けての訪問に少し驚ろかれたが、昨年に引き続き今度は双子のもう一人の娘であるひかりを連れてきたと知り、またまた歓迎してくれた。

 しばらくはキャンプ場のおばさんと話しをして過ごす。するとしばらくしてそこにオフロードバイクに乗ったカップルが到着した。先程温泉で見かけたカップルだった。2人共バイクでのキャンプツーリングには相当慣れている様で、装備も格好もベテランの感じだ。このお二人はやはりこのキャンプ場が気に入っていて毎年訪れているそうだ。

 14時過ぎにテントの設営を始めた。テントの設営はひかりも手伝う。テントの張り方なども教えながらすると子供も一緒にキャンプをしていると言う気持ちが高まるらしい。テントを設営後に先程購入したさくらんぼを食べる。ところで、今回のキャンプツーリングではご覧の通り若干大きめのタープを持って行った。車用のカーサイドタープだが、このキャンプ場で使用するのに丁度良い木が有るのを知っていたので今回はこのタープをチョイスした。

 親子でツーリングキャンプを行う場合、重要なのが雨対策。ソロのキャンプツーリングで1泊だけならタープまで要らないとも思うが、子供と一緒なら雨が降られた時にタープが有るか無いかでは大きな差が生じるので持って行くことをお勧めする。

 その後17:30頃には早くも夕飯の支度へ。初日の夕食メニューは焼肉だ。ひかりのリクエストで、お肉をジュージューっと焼きたいと言う希望に応えた。夏の期間では夕食を取る時間もまだ夜暗くなる前に済ますのが私流。暗くなってからだと虫も灯りに集まってくるし、早寝早起きに徹して行動する為だ。

 食後はまだ明るかったので川原を歩いたりして過ごした。この日の夜はまずまずの天気で、念願の星が少しだけ見えたのだがひかりはかなり疲れたらしく、星を見ずにぐっすりと早めに眠った。

つづく

アウトドア&フィッシング ナチュラム