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東京~志賀高原一般道日帰りツーリング

松川渓谷温泉 滝の湯

2006.6.10(土) 走行

ひたすら一般道を走行

  6月10日(土)朝5時に出発し、今日は国道292号線(志賀草津道路)を走り、ついでに温泉にもじっくり浸かってこようと言う計画だ。どちらかと言うといつもながらの「行きあたりばっ旅」だ。今日のバイクはR1200RTとした。日帰りなのでいつもの温泉セットと折り畳み椅子、もしものレインウェアだけをTOPケースに入れ、パニアケースは外して行く。

温泉セット温泉セット

いつも持って行く温泉セット、防水バッグはそのまま貴重品入れになる。

 この時期なら新緑も美しく、マイナスイオンの美味しい空気も吸えると思う。いつも平日のツーリングばかりが多かったが、久々の土曜日ツーリングなのでライダーも多く、初夏気分も味わえるかもしれない。

 草津へのルートは、 環七→目白通→国道254号線→国道407号線→国道17号線→国道353号線→国道145号線→国道292号 と言うルートをたどった。
早朝出発したおかげでほとんど渋滞にも巻き込まれず、国道17号線が多少混雑していたが概ね順調に草津まで到着した。途中休憩したのは前橋付近のコンビニで1回だけと、今回も強硬軍的な走りかもしれない。天候は晴れ。今日は雨の心配も無さそうだ。

混雑気味の草津

 草津では、やはり観光シーズン到来か?と実感させられる程交通量が有った。ライダーも多少見かけるが、自動車の量が半端ではない。(^^;) 道の駅「草津運動茶屋公園」では車が入りきれない位だった。
白根山への道に入ると、まだこちらは交通量は有るものの、快適に走行出来る位だったのでホッとする。さすがにこの道に入ると涼しい風が実感出来、とても気持ちが良い。

いっきに丸池迄走行

 白根山の駐車場には停まらず、気分が良いのでそのまま風を感じつつ走った。私自身は高速走行が目的で来てはいないので、他のライダーに追いつかれれば道を譲り、マイペースで走行した。 と、言ってもノロノロ運転はしていない、制限速度○○○出ているのだが・・・・あまりにもとばすライダーが非常に多い。きっと景色は楽しんでいないのだろうなぁと思った。

 丸池の交差点で奥志賀方面に曲がり、郵便局の前でお昼ご飯とした。(11:20到着)草津のコンビニで買ってきたサンドウィッチを、新緑の景色を見ながら食べる。気持ち良い~!この場所は殆ど車も通らず、静かで鳥の鳴き声を聴きながらゆっくり時間を過ごした。 

志賀高原 R1200RT

 腹ごしらえを終え、いよいよ本日のメインである温泉を検討した。ツーリングマップルと一緒に持ってきた「ツーリングGO!GO!関東’05~’06」を見ると、自分のイメージしていた「露天」「横に川」「新緑」のイメージに合った「松川渓谷温泉 滝の湯」が目に留まり、場所も適当と判断しここに決定!早速「滝の湯」へ向かった。

意外と荒れた急勾配の道に戸惑う

 国道292号線に戻り、志賀草津道路から県道66号線に入る。しかしこの道路、志賀高原方面からの道は道幅が狭く、しかも見切りが悪い。車と鉢合わせすればバイクとは言えすれ違う事も不可能な場所も多々有った。しかも路面はかなり荒れている。
慎重に運転し、見通しの良い場所まで辿り着くと今度は深い谷が目の前に現れる。山田牧場まで今度は急勾配の下り坂だ。後でツーリングマップルで確認したら、しっかり「悪路」と記されていた。(^^;) この日はそれに加え、山菜取りの車がかなり道端に駐車されており、非常に邪魔である。
山田牧場を通過するとやっと安心して通れる道となった。

大噴水 松川渓谷温泉には、国道292号線沿いにあるこの大噴水の付近の道を入る。

 

 

 

 

松川渓谷温泉 滝の湯

 やっとの思いで「滝の湯」に到着。既に時間は12:20だった。温泉の入口は目立つ所にあり、身支度を整え階段を下った。温泉自体は撮影禁止だったので写真は撮らなかったが、湯船は意外と広く、一部内風呂風の湯船も有った。
勿論入浴したのは露天風呂である。若いカップルを含め、女性客も数人既に入っていた。ここは混浴だがバスタオルOKなので女性も入り易い感じである。この日はお湯は少しぬるめだったが、その分ゆっくり入っていられた。
川の水の音を聞きながらの入浴はとても気持ちが良い。日帰り入浴料は休憩所利用無しで¥500だった。

松川渓谷温泉「滝の湯」 松川渓谷温泉「滝の湯」松川渓谷温泉「滝の湯」

入浴を終えて駐車場に戻ると・・・

 入浴を終えて駐車場に戻ると、トランポで来ていたライダーに話しかけられた。この方は小布施方面からここ「滝の湯」へ来たらしい。話によると小布施方面からの道は悪くは無く、普通の道らしい。志賀高原からの道の状態の話しをしたりした。
ふと気が付くと、私のバイクの上に何かが居た。せみである。それまではせみの鳴き声は聞き覚えが無かったが、まさにそこにいるのはせみだった。

蝉 蝉

 このせみはまだ生まれたばかりなのかあまり動かず、実はこの様にせみを乗せたまま、山田牧場まで走行してもこのままだった。
せっかく地上に出てきたのだからと、山田牧場で一旦停まり逃がしてやったが、初夏を思わせる訪問客だった。

日本の国道最高所峠

国道292号線(志賀草津道路)には、日本の国道最高所峠がある。この日は天気も良かったので白根山もハッキリ見えた。この時点で時計は13:53を指していた。

日本国道最高地点にて 日本国道最高地点にて 日本国道最高地点にて

 その後、また行きと同じ道を走り、長い道のりで自宅へと向かった。

 おわり

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