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渓流釣りを楽しむ

2008.10.04 UPDATE

道具がコンパクト!テンカラ釣りの魅力

普段はフライフィッシング

 あまり荷物を積載出来ないバイクでキャンプに行く場合、当然ながら必需品の道具は可能な限り軽量化・コンパクト化を徹底し、必需品でないものは極力削減しなければなりません。その為本来持って行きたいものを諦めなければならないケースが多いと思います。
私の場合釣りも趣味なのでせっかくキャンプ地の近くに釣りが楽しめる川などがあれば、フライフィッシングの道具を持って来れれば良かったのになぁ・・・などと思う事も多々有りました。

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左)フライフィッシングの道具                 右)フライフィッシングで使用している釣り用ベスト

テンカラ釣りとの出会い

 釣りの中では比較的コンパクトな道具で済むと言われているフライフィッシングでも、リールやロッド等それでも道具はそれなりにかさばります。

 ところがある時オフロードバイクでキャンプ場に来ていたライダーが、キャンプ場横の川でとても長い竿に餌の代わりに毛ばりを付けて釣りをしているのを見かけました。しかも釣りを終えると竿を驚くほど短く収納し、リールも無いので荷物をとてもコンパクトに収納していました。帰宅後早速調べてみるとこの釣りは日本式のフライフィッシングとも言えるテンカラと言う釣りだったのです。

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テンカラ釣りの道具

a そんな事がきっかけで始めたテンカラ釣りの魅力は何と言ってもその道具のコンパクトさです。ロッド(竿)とライン(糸)とフライ(毛ばり)さえあれば基本的にOKです。右の写真がとりあえずテンカラ釣りを始める為に購入した道具一式。約1万3千円程でした。勿論この釣りでは初心者なのでロッドはそんなに高級なものではありませんが、私にとっては奮発しました。

 テンカラ釣りはリールが不要かつフライフィッシングには無い振り出し式ロッドがメインで更に携帯性を格段に向上させ、ほとんど竿1本持って行くだけの感覚で道具を持って行けます。

 テンカラ釣りの竿の長さは3~4m位ありますが、収納サイズは私の使っているダイワ精工製 NEO テンカラ LT 36 SC で41cmです。つまりたった41cmしかない竿1本を持って行く感覚です。BMW純正TOPケース(大型)でも余裕で積載可能です。

テンカラ釣りは難しくない?!

 肝心の釣り自体はフライフィッシングとほぼ同じです。しかし、竿が長く竿先が細いので乱暴な魚の取り込みをしてしまうと竿が折れてしまいます。しかし、その反面魚を釣り上げた時の感覚は手にダイレクトに伝わってきますのでかなり楽しめます。釣り好きの方は是非如何でしょうか?

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 それから私の場合はフライフィッシングをやっているので、フライフィッシング用に自作したフライがそのままテンカラ釣りにも使用出来ますし、フライ自体の作りもほとんど変わりませんので一石二鳥かもしれません。

当然釣った魚を食べる為に。

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 釣った魚はキャッチ&リリースもしますが当然食べる事の方が多いです。魚の調理兼用包丁代わりに持って行くのはBUCK社製フォールディングハンター #110(写真左側)です。フォールディングハンター #110はフォールディングナイフ(折り畳みナイフ)の中では世界的に有名で、そのデザインの良さは使い勝手にも優れており、長年に渡り現在でもベストセラーナイフとなっております。

 そしてさばいた魚はコールマンのシングルバーナーに遠赤ヒーターアタッチメントを装着する事により、炭火感覚で魚を焼く事が出来ます。

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