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冬の早朝出発奥久慈ツーリング

袋田の滝と馬頭温泉

2009.2.22

夜明け前の出発とETC割引

娘と記念撮影 まだ夜も明けない冬の早朝、
4:10にセットした目覚まし時計が鳴る前に自然と目が覚めた。

 この日は久し振りに朝から高速道路を利用してのロングツーリング。しかも常磐自動車道でETCの「早朝夜間割引」を活用しようとすれば絶対に寝過ごす訳にはいかない。

 そんな若干の緊張感からか?起きた時間はまだ夜中とも言える 3:50。しかし、前日早寝したせいか目覚めはすこぶる良く、気分爽快だった。

 この日ツーリングを共にする
メンバーは下田さん(BMW R1200RT)と、メールを頂いた初対面のIさん(HONDA CB1300SB)、そして私は次女のひかり(小5)とタンデム(BMW R1200RT)でと計4人、計3台でのマスツーリングだ。

 今回の目的地決定は私が担当し茨城県にある「袋田の滝」とした。本来「袋田の滝」は凍った滝の姿が有名で、当然ながら凍って静止した姿の袋田の滝を見たかったのだが、残念ながら事前の情報ではまったく滝の水が凍っていないとの事だった。やはり今年は暖冬のせいだろうか?(^^;)

 待ち合わせは常磐自動車道の守谷SAに6:20。この時間にしたのはETCの「早朝夜間割引」適用を想定し、三郷ICから那珂ICまでフルに50%割引で走行するため、三郷料金所をギリギリ6時前通過する計算だった。

 ETC割引の為なら夜明け前出発もいとわない私だが、さすがに冬の場合は確実に夜明け前の走行を強いられ、一番寒い明け方に出発するのは正直辛いものが有る。それでも早朝出発するのはやはりこのご時世、とことん節約して少しでも多くのツーリングを楽しみたいからだ。

 ところで最近のETC割引制度には、「休日昼間割引」と言う緊急総合対策の割引があり、大都市近郊区間を除くETC割引制度との関連も有り、どの割引をどのように利用すれば効率よく、そして賢く割引を適用させられるのか?複雑で判り難いこの制度に正直悩まされる。もっとシンプルな判りやすい割引制度にして頂きたいと思うのは私だけではないと思うが・・・。

  さて、朝4:30に起きたひかりも早朝にもかかわらずしっかり目が覚めたようで安心する。ただでさえ冷え込んだ朝に、このまま何も食べさせずに出発すると身体が芯から冷え切ってしまうので、せめてエネルギーになるものをとチョコレートを食べさせてから出発する。

守谷SAにて そして自宅を5時丁度に出発する。空はまだ真っ暗でまだまだ完全に夜の世界だ。細く大きく見える月と星空が見え、張り詰めたような空気がまさに冬の夜を感じさせる。

 私とひかりは環七を南下し首都高速湾岸線の大井南ICから高速に乗る。

 高速を走行中でも背中に貼ったカイロやポケットに入れたハクキンカイロ、それにR1200RTのグリップヒーターやシートヒーターが功を奏し、そんなに思ったほど寒さは辛くない。

 前日の天気予報では東京の明け方は最低気温が2℃、目指す茨城県は日中は暖かくなるとの予報でも、明け方の予想最低気温は-5℃だった。バイクで走行すればきっと冷凍庫の中を走っているかのような寒さだろう。それゆえ厚着するだけでなく、各所に使い捨てカイロを貼ったりハクキンカイロを内ポケットに入れたりと十分な対策を講じていた。

 守谷SAに到着したのが5:45。待ち合わせの時間より30分以上も早く到着した。冷えた身体を温める為に
ひかりに温かいお蕎麦を食べさせる。しかし、身体は寒くなかったそうだがさすがに手はかじかんでいて箸をなかなか上手に使えない程だった。

守谷SA そして6時位にまず下田さんが到着し合流する。そしてその後Iさんも到着。Iさんとは初対面だったので挨拶した後色々話をしながらそれぞれ朝食を済ませた。

 守谷SAを出発したのは結局7時過ぎとなる。

 Iさんのバイクは無線を装着していいので、私が先頭→Iさん→下田さんの順でIさんを挟んで走行する事にした。

 守谷SAを出る時には既にすっかり夜が明けていて、頭上には爽やかな青空が広がっていた。

常磐自動車道には花粉対策のマスクが必須!

常磐自動車道の杉の木 車の流れがいつも異常に速い常磐自動車道、渋滞に巻き込まれたりする機会は少ないが、交通量はいつもそこそこ多い印象が強い。

 そしてこの日もいつものように追い越し車線を鬼の様に飛ばす外車を多く見かける。

 一番左側の走行車線を制限速度内で走行していると次々と他の車に抜かされる。

 そんな流れを無視してマイペースで走行していると、ふと高速道路沿いに並ぶ杉の木の存在に気が付いた。(--;)

 花粉症の私としては「え~!なんでこんなに杉の木が続くのぉ~!」て文句を言いたくなる光景である。それに杉の木は花粉を沢山身にまとい、茶色っぽい花粉の色がかなり目立つのだ。そんな杉の木並木が走行中延々と続くさまは、思わずNEXCOに対してクレームを付けたくなるほどだ。

 予報ではこの日日中は花粉が非常に多く飛ぶとの事だったので、自宅を出る時から花粉対策としてマスクを装着していたのが功を奏した。もし、マスクを装着してなければ、シールドの中は鼻水とくしゃみで大変な状態になっていたに違いない。

CB1300SB 那珂ICで高速を降り、ここからは国道118号線を北上する。

 国道118号線はほとんどが片側一車線の道だが信号も少なく思っていたよりも早く袋田の滝に到着する。

 袋田の滝周辺では一番滝に近い無料の駐車場にバイクを停めた。

 滝に近いと言っても実際にはかなり距離が有り、本当は一番奥に有る公衆トイレ付近にバイクを停めようか迷ったのだが、大型バイク3台ともなると、ちと厳しい気がして多少歩いてでも広い場所に停める事にした。(9:00頃)

 駐車場にバイクを停めるとしばらくここでお互いのバイクを眺めながらバイク談義に花が咲かせた。ちなみにIさんはCB1300SBを昨年秋に購入したばかりだそうだが、一昨日金曜日に新たにオフロード車のXR230を注文してきたそうだ。

 IさんのCB1300SBだが、贅沢にもクラウザーK5のケースをTOPだけでなくパニア分も含めて3セット積載しているらしい。この日はトップケースのみ装着していたが、キャンプツーリングなどの時には最強の3ケース積載で横幅が1m10cmを越えるそうだ。(^^;)

 そして下田さんもパワーアップし、とうとうアンテナステーを私と同じものに交換していた。それとパニアケースの背面にも反射テープを貼って夜間走行時の安全性を高めたようだ。

寄り添う猫達 駐車場で長い時間おしゃべりしていたのでそろそろ袋田の滝へと歩く事にする。(9:30頃)

 無料駐車場から袋田の滝入口までは歩いて10分弱と言ったところだろうか。袋田の滝方面へと向かう車道沿いを歩いていると観光目的の車が駐車場所を求めて次々と走ってくる。

 我々がバイクを停めた無料駐車場は少し離れているため皆素通りしてくるようだった。

 いよいよ滝への入口へと上り坂に差し掛かると、店先に寄り添う猫を見かけた。この猫は兄弟なのか夫婦なのか分からないが、とても仲むつまじい姿が可愛らしかった。この猫の写真を撮っているとお店の人がすかさず客引き風に声を掛けてきた。まさに招き猫ならぬ看板猫のようだ。

凍っていない袋田の滝を見る

袋田の滝入口 袋田の滝へ来たのは実は初めてではない。車では既に何回も来たことが有る場所だった。

 しかしバイクで来たのは初めてだし久し振りに来た事もあって新鮮味があった。

 右の写真は袋田の滝の入口である。ここで大人300円、小学生150円の料金を支払い、このトンネルを進んで滝を見に行くのだ。

 バスで大挙押し寄せてくる団体さんがいなかったせいか、訪れる人も少なく何となく閑散とした雰囲気が有った。

袋田の滝トンネル入口 そして入口から見たトンネル内が左の写真だ。

 入口付近から続く間接照明風のライト光がアクセントとなり、古くからの観光スポットの割にはあまり古さを感じさせない垢抜けた感じだ。

 良くある古めかしい観光歴史を感じさせるだけのトンネル通路ではない。

 きっと観光バスなどが到着すれば交通整理が必要になるほど人が一杯になるのか、通路中央にはご覧の通り右側通行を示す表示も有る。

トンネル内のイルミネーション 更にトンネルの奥へと進むと、なんと右の写真のようなイルミネーションが輝く場所も有った。

 当然ながら以前ここに来た時にもこれが有ったのかと言うとまったく記憶にない。

 とりあえずそこそこ綺麗だったので写真を撮った。幸いな事に壁面の間接照明とは雰囲気がマッチしていたので十分許せる。

 ちなみにこのトンネル、「袋田の滝トンネル」と言い、昭和54年に完成したそうだ。

 トンネルの長さは276m、高さ3m、巾員4mとそこそこ大きい。

袋田の滝の風景 そしてトンネル奥の右側にある観瀑台へと出ると、迫力のある袋田の滝が目の前に広がった。

 そこには冬にもかかわらず、凍っていないどころかかなり水量のある迫力有る袋田の滝が目の前に広がった。(^^;)

 この袋田の滝は巾73m、高さ120m、四段に落下するところから別名「四度の滝」と呼ばれ、日本三名瀑の1つとなっている。

 この滝の周りには落葉樹も沢山有り、秋ならば紅葉がかなり見応えが有りそうだ。

 

マスクを取るの忘れたぁ~! せっかくなのでひかりと一緒に滝の前で写真を撮る事にした。

 下田さんにカメラを渡し、撮ってもらった写真がこれだ。→

 あっ~!マスク外すの忘れたぁ~!(爆)

 ところでこの袋田の滝には新たに高い位置から滝全体を見下ろせる展望台が造られた。

 展望台へは専用エレベーターで向かう。このエレベーターは高さにして14~15階程の高さまで上がるそうだ。

 

 エレベーターを降りると更に展望台への階段を登り上部へと上がる。展望台からの眺めは当初想像していたより滝への距離感があり、確かに全体の様子(特に四段となっている滝の様子)は良く分かったが、下で見た観瀑台の方が正直迫力が有り、見応えが有った様に感じたと言うのが本音だ。

展望台から見た袋田の滝

3人共ヒットエアー着用つららを持つひかり

 エスカレーターに乗り、展望台からもう一度観瀑台に戻り吊り橋へと向かった。吊り橋の手前からは滝を斜めから見れる場所があり、ここで下田さん、Iさん、私の3人での写真をひかりに撮ってもらった。

お土産屋さんの囲炉裏 吊り橋を渡ると道沿いの斜面につららが出来ていた。ひかりにとっては久し振りに見るつららだったので、早速手に取って感触を確かめていた。

 そしてその先を進むと見晴台の上にお土産を売っている売店の前に差し掛かった。この売店兼食堂は三六亭と言うお店で、私達4人が店前を通り過ぎようとすると待ち構えていたとばかりおばちゃんがお茶を入れて「休んでいってぇ~!」と声を掛けてきた。

 どうやらこの入れてくれたお茶はハブ茶と言うらしい。独特の味だがまぁまぁ美味しい。おばちゃんは勿論ここぞとばかりに色々お土産を勧めてくる。

 ここまでなら正直何も買わなかったかもしれないがこのおばちゃん、商売上手でゆず味噌のおでんまでご馳走してくれた。このこんにゃくにつけたゆず味噌が意外に美味しく気に入ったので、まぁ何処かでお土産を買おうと思っていた事もあって購入する。

 今年は袋田の滝も凍らず不景気も手伝って観光客はめっきり減っているそうだ。おばちゃんも必死だったに違いない。私が購入したのはゆず味噌と刺身としても食べられるこんにゃくで合計約1200円程だった。ちなみに下田さんも購入する。

鮎の塩焼き 三六亭をあとにし、バイクを停めた駐車場へと向かう。その途中、ひかりの目に留まったのは「鮎の塩焼き」だった。

 「食べたいなら買ってあげるからハッキリ言いなさい。」と言うと「食べたい」との返事だったので買おうとする。しかしまだ鮎が十分に焼けてなくしばし待つ事に。

 Iさんと下田さんに少し待ってもらい、何とか鮎の塩焼きが焼け購入出来た。(400円/1匹)

 焼き魚が大好物のひかりは食べたかった鮎の塩焼きを食べれて満足そうだった。

鮎の塩焼きを食べる野良猫 ひかりに「魚は美味しい?」と聞くと「美味しいよ!」との事だったが、お店の人に焼きを急がせた分、焼きが甘かったもしれないので頭や腹の部分は焼きが甘かったら残しなさいねと伝える。

 結局鮎の塩焼きはこの頭部分と腹の部分を残してご馳走様となる。

 駐車場に到着するとバイクを停めた時にはガラガラに空いていたのだが、既に満杯状態になっていた。

 魚の食べ残し分を捨てるところを探していると、丁度そこに野良猫の姿を見かけた。野良猫はお腹が空いているらしく、遠巻きに人の居る方へ視線を向けていた。

 ひかりと私は早速その猫に魚を見せ声をかけながら近づく。するとその猫は餌をもらえると分かったらしく、逃げもせずに近づいてきた。猫は私達にそこそこ警戒しているので、魚を置いて数歩下がって様子を見る。

 すると余程お腹が空いていたらしく、魚を食べ始めるとまるで「ありがとう!」と言っているかのように「クワンクワンクワン・・・・にゃんにゃんにゃん」としゃべっているみたいな泣き声を発しながら魚を食べ始めた。その姿は可愛らしく余程嬉しかったに違いないと確信する。(^^)

 そして私達は次の出発地を目指すべく身支度を整えながら、バイクのエンジンをかけたが大きなエンジン音がしても猫はまったく動じずに食べ続けていたそうだ。(ひかり談)

「麻呂宇土」と言うお店へ

麻呂宇土 今回のこのツーリングコースを検討していた時、ツーリングマップル上に「麻呂宇土」と言う観光スポットの口コミ情報が記載されているのを見つけた。

 麻呂宇土は「和菓子店 休憩室あり 工場見学可」と記載されている。

 事前に自宅でインターネットで調べてきたが、チーズケーキが自慢のお店らしく、この日はイチゴフェアと題してイチゴを使用したスイーツが用意されるとの事だった。

 実際にお店に行ってみると意外と大きなお店で看板も大きく直ぐにお店を見つけることが出来た。駐車場も広く、奥の方のお店の入口付近にあった軽車両用の駐車スペースにバイクを停めた。

工場見学美味しそうなケーキが並ぶ

 店内に入ると結構広い売場スペースがあり、沢山のお客さんがいて混雑していた。奥にあるショーケース内にはイチゴフェアらしいイチゴをふんだんに使用した美味しそうなスイーツが並んでいる。

ひかりと食べたケーキ まぁまずは工場見学と言う事で、案内表示通りに2階に上がる。

 するとこのお店の奥に在るお菓子工場の様子がガラス越しに見える小部屋があり、「あぁ、これが工場見学ってことかぁ・・・」と理解する。

 見学した時は丁度シュークリームのシューが作られているところだった。

 次に1階に戻り、店内で食べるスイーツをひかりと選んだ。沢山種類が有ったので迷ったが、2人共同じ左写真のスイーツに目が留まりこれを食べる事にした。

シュークリーム 店内の片隅には狭いながらテーブル席があり、そこで買ったものを直ぐに食べれるようになっていた。

 嬉しい事にコーヒーなどの無料サービスもあり、セルフサービスで飲めるようになっている。

 そして食べるためにテーブル席に行くと丁度4人分座れる席が空き、席が空くことを待つ事無く座れたのもラッキーだった。

 選んだイチゴのスイーツはとても美味しく、ひかりも私も「美味しい!」を連発、ひかりは「幸せ~!やっぱり
(ツーリングに)来て良かったぁ~!」と大喜びだった。

 Iさんも甘いものが好きらしく、しっかり2つ程のお菓子を選んでいた。

ホイップクリームをシューに入れる イチゴのスイーツを食べ終わり、ふと横を見るとシュークリームが売られているのを見つけた。このシュークリームもこのお店の自慢のお菓子だと言うことを知る。

 そこで早速ひかりに「シュークリームも食べる?食べたかったら買ってあげるよ。」と誘うと既にお腹が一杯に近いからと迷っていたので、2人で分けて食べる事にして1つだけ購入した。

 ここのシュークリームはホイップクリームを注文を受けてからシューに入れてくれる販売方法で、サクサクっとしたシューに目の前でホイップクリームを入れてくれた。これは絶対に美味しいだろうと期待が膨らむ。

IさんとCB1300SB まずはひかりからと食べさせると、余程美味しかったらしく2人で分けて食べる筈が「やっぱり全部食べられるかも?」と結局シュークリームは私の手元に戻っては来なかったのである。

 仕方なくもう1つ追加で購入する。(^^;)

 最後にこのお店の売りであるチーズケーキ(6号レア・1,680円)を購入する。このお店のホームページ上で見つけたプレゼント券を事前に3枚(3人分)用意していたので、1,000円以上購入でお菓子を1つおまけに貰った。

 ちなみにこのチーズケーキは帰宅後食べたが、どちらかと言うと意外と甘過ぎずさっぱりめの味だった。

国道461号線を西へ

のどかな風景が続く ケーキ屋さんの次に向かったのは国道461号線を西へと進み、馬頭温泉郷にある日帰り温泉施設「まほろばの湯」を目指す。

 国道461線はのどかな風景の中、信号も少なく空いていて走っていて気持ち良くツーリングが楽しめる道だった。

 それでも若干標高が上がってくると日陰の部分に雪が少しだけ残っているのが確認出来た。

 そして1箇所だけ日陰の路面に結構な雪が残っていた場所があったが、特に心配する程ではなく問題なく通過することが出来た。 でも、今朝の冷え込みからするともしかしたらもっと早い時間にこの道に差し掛かっていたら、かなり通過するのに苦労したかもしれないとも思った。

「まほろばの湯」でゆったり

まほろばの湯 「まほろばの湯」に到着したのは13時頃だった。この「まほろばの湯」も事前にインターネットで奥久慈方面でどの温泉に入ろうか?入浴料金・施設の状態・泉質等色々調べた結果、熟慮して決定しておいた温泉だった。

 実際「まほろばの湯」に到着すると結構駐車場も広くて余裕が有り、それに施設自体が大きく新しく立派なものだった。

 それに何と言っても入浴料金が安い。大人500円、小学生300円と言うのはこの施設の充実振りからしてみれば格安に思う。

 温泉自体も露天風呂や内湯等充実していて清潔感もあり、満足のいくものだった。露天風呂では青空も見れ、3人で雑談しながらゆったりと温泉に浸かって贅沢な時間を過ごした。

国道294号線を南下する 結局この温泉では休憩室で1時間ほど仮眠を取り、早朝出発の疲れも取る事が出来た。

 そして時間は15時、もうそろそろ帰路につくことにする。

 帰りのルートは那珂川沿いの国道294号線を南下し、しばらく走りを楽しんでから北関東自動車道に乗り常磐自動車道で帰る予定だった。

 国道294号線は片側1車線の道だが、市街地も通過する道にも係わらず車の流れはそんなに悪くなく、ツーリングルートとして十分成り立つ気がした。

 左の写真は烏山市街付近で撮影したもの。
CB1300SBのライトはブルー色が若干強いHID、下田さんのR1200RTは4500KのHIDでいずれも明るさが目立つ。

 マスツーリング時にもHIDライトのお陰で後続の走行状態が分かり易かった。

 

国道294号線 この後、益子を経由して北関東自動車道の桜川ICを目指して走り続ける。

 3台とも同じGARMIN製のナビ(私:BMW純正ZUMOナビ、Iさんと下田さん:HONDA純正ZUMOナビ)を装着していたが、桜川ICは最近出来たばかりの新しいインターチェンジだったのでナビの地図には載っておらず迷走する。(爆)

 道路標識も不親切で、ICの案内表示を見ながら走ってもT字路にぶつかり、右に行くのか左に行くのか表示がされてない。

 

 結局私が昨年妻と行った益子からの帰り道ルートを大体覚えていたので、ナビの案内と記憶を頼りに先導した。

 最後に高速道路のSAで食事をして帰ろうかと思ったが、お腹が空いてきたのでCOCO’Sに立ち寄り夕食を食べた。考えてみれば昼食はスイーツやらおでんやらを食べまくっていたのでそのままとなってしまい、やっとしっかりとした食事となったのだ。

 ひかりはここでレディースセットなるパスタのセットを食べ、またデザートにイチゴのケーキを食べて満足していた。(18:20)

 友部ICから北関東自動車道に乗り、最後に常磐自動車道の守谷SAに立ち寄り、首都高速道路に入ってからIさん、下田さんの順にそれぞれ別れた。私とひかりは湾岸線経由で帰宅。自宅到着は21頃だった。

今回の走行ルート

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