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昇仙峡日帰りツーリング

ハーレー乗り「黒金さん」との再会ツーリング

2006.8.1(火) 走行

嬉しい電話

  7月30日(日)夕方、北海道の宗谷岬と知床峠でお会いしたハーレー乗りの黒金さんから電話が入った!話は弾み、嬉しい事に一緒にツーリングに行く事に決まった。予定は2日後の8月1日(火)だ!

北海道知床峠にて ← 知床峠にてお会いした黒金さん

前夜の天気予報では・・・

 ニュースでもやっと梅雨明けが報じられ、8月1日の天気は良くて当たり前!と30日に電話で相談した時点では疑う余地も無かったが、いよいよ明日と言う事で天気予報を確認すると、何と目的地である山梨県だけ「曇りのち雨」の予報。しかも夕方からは雷雨の可能性有りとの事。(^^;) う~ん・・・ 明日の天気予報が変わる事を祈るしかない・・・。

 1日朝、5:15に起床。身支度を整えながらTVの天気予報を見ると・・・ 何と!山梨県の天気予報に傘マークが無くなっている!(^^) 素晴らしい! 

 結局自宅を出発したのが6:15。中原街道 → 多摩堤通り → 世田谷通り → 狛江通り → 国道20号線と進んだ。待ち合わせ場所は国道20号線の八王子 イチョウ並木付近に8:00である。ちょっと出発が早過ぎるかな?と思ったが、国道20号線に入ると下り方面も渋滞が激しく、なかなかスムーズに進む事が出来なかったので早めに出発し正解だった。

再会

 待ち合わせ場所に7:37に到着。そうすると・・・バイクを停めてから直ぐにハーレーに乗った黒金さんが到着した。約1ヶ月前、北海道しかも最北の地 宗谷岬や知床峠でお会いした黒金さんと東京でも再会出来るのは嬉しい事だ。

 再会後、挨拶を交わしてから早速国道20号線を進んだ。大垂水峠を8:00に通過、高尾付近からは交通量はそんなにも多くなく快調に進む。時折信号待ちの時に黒金さんと横に並んで話をしながら進んだ。上野原付近では乗用車同士の激しい衝突事故が有り、車が横転していた事故現場に遭遇するが渋滞は発生しておらず、大きな事故にも拘らずスムーズに通過が出来た。

  大月IC入口付近を過ぎたところで黒金さんが給油。その後笹子トンネルを過ぎた所にある道の駅「甲斐大和」に立ち寄った。朝の天気予報では曇りであったが、大月付近に差し掛かった頃には既に晴れ間がのぞいていた。(^^)

大月付近にて ← 大月付近にて

道の駅にて・・・

 道の駅「甲斐大和」で休憩し、北海道でのエピソードや、バイクの話、これから向かう昇仙峡の見所や予定など、沢山色々な話をして楽しんだ。今回は黒金さんが詳しい昇仙峡へのツーリングなので、恐縮だが先導して頂き、お任せコースとさせて頂いた。黒金さんは早速これから向かう昇仙峡のお勧めの食事処へ連絡をし、営業しているかを確かめていた。(10:00頃)

昇仙峡をゆっくり進む

 勝沼ICを過ぎたバイパス沿いのガソリンスタンドで、私のRTへの給油を済ませ一路昇仙峡へ向かう。前を走るハーレーの力強いエンジン音を聞きながら快調にバイパスを進んだ。バイパスを右折し、市街地に差し掛かるとさすがに甲府が盆地だと言う事を思わせる暑さを感じだしていた。前日の天気予報は完全に外れ天気は晴れ、RTの気温計は36℃を表示するほどの暑さである。市街地ではさすがにかなり暑い。

 昇仙峡は平日のため、川沿いの道は一方通行として通行出来た。ハーレーとRTの2台はゆっくりと景色を楽しみながら静かな道を進む。私は昇仙峡は以前来た事は2回程覚えは有るが10年以上来ていなかった。ましてやバイクで来たのは初めてだったので新鮮さも感じられた。

民芸茶屋「大黒屋」

 黒金さんお勧めの民芸茶屋「大黒屋」さんに到着。場所は荒川ダムの駐車場の前だった。外観・内装はまさに民芸調で、柱も立派でしっかりとした造り。囲炉裏のテーブルをはじめとする雰囲気の良いお店だった。店内にはスズメバチの巣や天狗の大きなお面も飾られている。

民芸茶屋「大黒屋」民芸茶屋「大黒屋」民芸茶屋「大黒屋」

 食事は黒金さんが「ほうとう」を注文し、私は冷たい麺にごまだれをつけて食べるこの地ならではの「おざら」と言う一品を注文した。私はこの「おざら」と言う食べ物は知らなかったが、食べてみるとつるつるとした麺に生姜やねぎ等の薬味を入れたごまだれの汁が良く合い美味い。これは暑い夏でも喉越しが良く、「暑いからほうとうは・・・」と思う方にはお勧めである。

おざら ← 初めて食べた「おざら」

 ほうとうやおざら以外にも、しその入ったお豆腐や、漬物、こんにゃくの刺身やもつ煮など色々な美味しい料理が沢山食べれた。これは常連である黒金さんのおかげだ。

大黒屋の一品料理 ← 味も良いが器も目を引いた一品料理の数々

 最近屋根を増築したと言うデッキも、景色を楽しみながら食べられるスペースである。涼しい風が気持ち良い。

民芸茶屋「大黒屋」民芸茶屋「大黒屋」民芸茶屋「大黒屋」

ソフトクリームの種類の多さに驚く

 黒金さんは私のソフトクリーム好きを良く覚えていてくれました。(^^;) 何とこの「大黒屋」さんには、実に17種類ものソフトクリームが売られていて、この種類の多さにはさすがにビックリ!私もどれを食べようか迷ってしまうほどである。結局今回はお勧めの「黒ゴマソフト」を食べたが、次回はどれを食べようか?全て制覇するには時間が掛かりそうだ。

ソフトクリーム民芸茶屋「大黒屋」にて

お勧めの「板敷渓谷」

 民芸茶屋「大黒屋」のご主人から教えて頂いた、車で2分程奥に走った所にある「板敷渓谷」に行ってみた。駐車場は無いがバイクなら路肩に十分駐車出来る。入口は見逃してしまいそうな程簡単な案内板だけであるが、入口を進んでいくと結構整備された遊歩道が有った。(12:50)

板敷渓谷板敷渓谷

 この「板敷渓谷」はとても涼しく景色も良かった。一番の見所は最奥にある「大滝」であるが、距離的にも片道徒歩6分程と丁度良かった。滝に流れる水量もそこそこ多く、滝の周りに舞う蝶々が人が居ても恐れずにあちこちに舞い、まるで幻想の世界に迷い込んだかのような錯覚を感じた。滝自体も素晴らしい景観であるが、その途中の遊歩道沿いの景観も素晴らしかった。

板敷渓谷板敷渓谷
板敷渓谷板敷渓谷にて板敷渓谷板敷渓谷

湯村温泉へ

 次に向かったのが黒金さんお勧めの湯村温泉だった。途中、県道104号線和田峠を下った。この道は晴れていれば甲府市街だけでなく、富士山も良く見えるお勧めのルートだそうだ。残念ながら富士山方面はガスっていて見えなかったが、甲府市街は良く見えた。

 板敷渓谷で歩いたのと、甲府市街の気温の高さでしっかり汗をかいてしまった。陽はまだ高いがこのタイミングでの温泉は嬉しい。入った温泉は湯村温泉の「柳屋」さんだった。この「柳屋」さんは日帰り入浴はやっていないと思うのだが、黒金さんが良く利用する宿との事で、お風呂だけだったが快く入浴させて頂けた。(13:50)

 

柳屋柳屋柳屋

 お風呂は露天風呂が2つ、内風呂が1つ有り有り、さすがに平日だけあって貸し切り状態だった。お風呂は露天風呂を含めかなり清潔に清掃が行き届いており、とても気持ちの良く入浴が出来た。入浴後はアイスコーヒーをご馳走になり、日本庭園の中庭を見ながら涼しさも味わえた。とても雰囲気の良い落ち着いた宿である。いつか利用したい宿の1つとなった。

柳屋
↑ この景色を眺めながらのコーヒーは至福のひと時。

帰路へ

 温泉に入った後は帰宅への道のりになった。帰り道は行きと同じ道を通ったが、途中相模湖周辺で湖上花火大会の渋滞に多少巻き込まれる程度だった。最後は八王子 御陵入口付近でバイクを停め、また一緒にツーリングに行く約束をして別れた。(17:30頃) あっと言う間の1日だった。

御陵入口付近 ← 御陵入口付近にて

 今回は黒金さんのお勧めルートを堪能させて頂いた。お店だけでなく、とても感じの良い人ばかりにお会いする事も出来、本当に楽しかった1日であった。黒金さんに感謝したい。(^^)

 自宅には19:10に無事到着。走行距離は319kmだった。

 おわり

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