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千葉県房総半島「養老渓谷」ツーリング

食と温泉を楽しむ

2009.11.28(土) 走行

カメさん(右)とHさん(左)

久々に道に迷う

  朝8:30に京葉道路(無料区間)幕張PAに集合と言うことで、余裕時間を30分持たせて自宅を7時に出発する。 今日はツーリング仲間のカメさんが考えてくれたツーリングルートを走る。そして高速道路(有料部分)を一切使用しないつもりで家を出たので国道357号線を利用して待ち合わせ場所へと向かった。

 比較的ゆっくりめの出発だったので、ディズニーランド周辺の葛西付近では葛西大橋の渋滞が首都高速道路湾岸線へと延び、高速道路本線まで続く激しい渋滞となっていた。渋滞時のすり抜けに有利なスーパーシェルパゆえ、激しい渋滞も難なく通過し幕張PAを目指した。そして国道357号線沿いの湾岸幕張PA付近を通過すると京葉道路へと向かうため左折する。

 事前にカメさんから教えて貰っていたルートを思い浮かべ辿りながら走っていたつもりだったが、気付くとナビでは京葉道路を通過してしまい、慌てて引き返すなどしてぐるぐる回ってしまう始末、ナビも古いタイプゆえ地図上の情報もかなりアバウトで、何処から京葉道路に入れるのか判らないでいた。そして終いには道が行き止まりの場所となり、今までの風景が嘘のように思える程、目の前に畑が広がる場所に出てしまった。

 そろそろ待ち合わせの時間の5分前と言う事も有り、カメさんに電話して幕張PAまでのルートを再確認する。そして京葉道路の入口を見つけ何とか幕張PAに到着した。 ところが・・・、警備員に誘導され向かったバイク専用駐車スペースは満車だった。そこで近くで空いていた車の駐車スペースにバイクを駐車しようとすると警備員が駆けつけてきた。 ここに停めるなと言う。では、何処に停めれば良いのかと訪ねると、既に満車のバイク専用駐車スペースに停めろと言う。

 あそこは満車で停められないと切り替えすと、最後にはバイク専用駐車スペース前の路上に停めろと言う。この警備員、モゴモゴ喋るし最初は言うことがハッキリしないし態度は悪いし朝から気分が悪くなる。(怒)  結局言う通りにどうみても車の通過に邪魔になりそうな場所に停めるが仕方がない。これも茶髪で唇にピアスリングを付けたモゴモゴ君が言うのだから・・・。(--;)

 そしてやっと何とか出発予定時間前の10分前に到着する。既に私以外の参加メンバー3人は到着していた。

富良野クリームメロンパン

 参加メンバーは今回のツーリングルートを提案して下さった毎度おなじみのカメさん(FJR1300)。そしてカメさんの友人で初参加のHさん(Ducati 1000)、そしてすっかりロングツーに魅せられてしまったボルドーさん(CB1300SB)と私(スーパーシェルパ)の計4台 4人となった。

 まだ出発までに10分程時間があったので軽く朝食をとる事にした。富良野クリームメロンパン(右写真・280円)がとても美味しそうに視界に入ったからだ。(8:52)

 この幕張PAは京葉道路の幕張ICと武石ICの無料区間内にあり、手軽に利用できるのと施設が充実してて人気があるそうだ。 私にとっては初めての場所だったので、湾岸道路からの行き方には苦労したが、また何かの時には利用しようと思う。

養老渓谷へ

ボルドーさん(左) Hさん(中央) カメさん(右)

 武石ICで京葉道路を降り、一般道を走り養老渓谷へと向かう。私以外のバイクは皆大型バイク。(^^;) しかしながらスーパーシェルパは意外と難なく付いていけた。国道16号線等は混雑もなく、順調かつ快適に走行する。

 舗装林道を走る

 途中舗装はされているものの林道の一部も走り、いつもとは違う雰囲気のツーリングも楽しんだ。それに今回は前車についていくだけなので、とても気楽である。(^^)

 養老渓谷付近に差しかかると、急に大渋滞に捕まった。渋滞と言うより交通マヒと言った方が正確かも知れない。 私は今回4台のバイクのしんがりを務めていたのでボルドーさんの直ぐ後ろを走っていたのだが、峠の急坂でボルドーさんがバランスを崩しかけた時は思わずハラハラしてしまった。もう少しで立ちゴケし車と接触する寸前だったのだ。

 しかしボルドーさんは背が高い方なので、そんな時でもしっかりと足で踏ん張り、重いCB1300SBを受け止めていた。多分私ならあの状況では転けていたかも知れない。(^^;) その様な光景を見て私はこの激しい渋滞でつくづく今回は立ちゴケの心配がない気楽なスーパーシェルパで助かったと安堵していたのだ。

自然薯定食

緑川

緑川の駐車場はジャリ敷き

 11:20頃、食事処「緑川」に到着する。直ぐにカメさんがお店に入り、何とか数少ない小部屋の1つ確保してくれたお陰で難なくここで食べることが出来る事となったが、私達の後から来た方は満員だと言う理由で断られていた。 お~っと ギリギリセーフだった。 このお店は広い食事スペースが在るのではなく、小さい部屋にそれぞれ案内され、食事をするスタイルの様だ。

緑川の一部屋

 ここではカメさんがお店のおばちゃんとやりとりをしていたが、どうやら注文を伝えに行くと「まだだ、待ってろ!」と怒られたそうだ。(笑) 何ともユニークなやりとりだったそうだ。ま、言葉遣いは悪いようだが何だか許せてしまう雰囲気があるらしい。

 結局我々が注文したのはHさんが唯一鰻定食、あとの3人は自然薯定食を注文した。ちなみにどちらも2,000円の定食だ。いつもの様に男4人でお茶を飲みながら話が盛り上がる。だから少し(?)位待たされても少しも苦ではなかった。

カメさん重箱に盛られた田舎料理?

 そして最初に出てきたのが重箱に盛られた田舎料理。私が嫌いで食べれない里芋とカボチャはカメさんに食べて貰った。しかしこの内容から里芋とカボチャを取ってしまうと何と寂しいことかと・・・(悲)  麦飯は炊飯ジャーに入っており、セルフサービスで頂く。カメさんと私は2杯。ボルドーさんは3杯いってました。(^^)

七里川温泉「いろりの宿」

 ゆっくりと食事を楽しんだ食事処「緑川」を出発したのが13時過ぎ。この次は温泉へと目指して走行する。

養老渓谷付近を走る

紅葉も堪能

 そして13:24、七里川温泉に到着する。ここは「いろりの宿」と言うそうだが中に入ってびっくり!何と玄関がいろりで埋め尽くされている感じだった。

七里川温泉

 そのいろりでは各自が思い思い好きな魚介類を焼いて食べていた。いや、酒の肴としていたのだ。それはもう、香ばしい匂いを通り過ぎ臭いくらいである。しかもカラオケで騒いでいる団体さんもいるらしく、かなり賑やかであり混雑していた。

確かにいろりの宿だった (^^;)

 露天風呂はこの建物の屋上にあり、何だかコンクリートチックな屋上に露天風呂が置かれていると言う何とも言えない独特の雰囲気が漂う温泉だった。 ここでもまたゆっくりと湯に浸かり、男4人で話が盛り上がる。

サービス満点のガソリンスタンドに遭遇

 さて、温泉から上がると直ぐに帰路についた。(15:00頃)

陽が短く感じる 帰りの道も相変わらずの渋滞にハマり悪戦苦闘する。 そんな中、途中で立ち寄ったガソリンスタンドでたった4L程しか給油出来ないにも関わらず、大根2本、小松菜1束、切り干し大根1パックを頂いた。何と言う感動的なサービスだ!

 このガソリンスタンドは牛久に在る三井石油 串田商事さんだ。勿論このサービスはたまたまこの日やられていただけでいつもやっている訳ではないのだが、それよりもとても丁寧な接客にも好感を持てて久しぶりに感動した。自宅近くにこんなガソリンスタンドが在れば、絶対に常連さんになってしまうだろう。(^^)

房の駅

 帰路の途中、房の駅と言う道の駅風の場所に着いた頃にはすっかり陽が沈んでしまった。この後は私だけ一般道で帰ることとし、今回はここで解散となった。この後の有料道路入口で3人と別れて帰った。ちなみに私は無線のスイッチを入れ忘れ、最後の別れの挨拶は手を振っての挨拶となった。カメさん、ご苦労様でした。皆さん、ありがとうございました。

 私の方はこの後は渋滞にハマることなくスムーズに走行し帰宅したのだが、多少寄り道をしてから帰ったのだった。

 おわり

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