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お勧めのキャンプツーリング用テントは?

キャンプツーリング用テントの選び方

2010.4.17 UPDATE

ステイシーⅡ
タンデムツーリングに最適なテント OGAWAキャンパル StacyⅡ


ツーリング用(ソロ~2人用)         山岳用テント(3~5人用)

オートキャンピング用(左:5~6人用テント、右:スクリーンタープ)

バイクツーリングに適したテントとは?

 上記の写真を見ても判る通り、テントにはオートキャンプ用、山岳用、バイクツーリング用と言う様に、形やサイズは様々な物が有ります。私自身、それぞれの用途に合わせて複数のテントを所有し使い分けていますが、バイクツーリング用として購入する際、特に重要視した事は以下の通りです。

1.設営が簡単で短時間に行える事。
2.小型軽量で、雨天時でも炊事が可能な前室が十分確保出来る事。
3.快適な通気性や耐候性がある事。

 特にソロでのバイクツーリング時やオフロードバイクには、コンパクトかつ軽量なテントが適しており、積載するバイクや方法の制約を極力受けなくて済みます。

 一方、タンデムでのツーリングとなるとそこそこの前室の大きさを広く確保が必要で、多少重量が増えてもこちらの方が子供も楽しくキャンプを楽しめるでしょう。新しくテントを買い足すのが難しい場合は、タープを購入して快適さをアップするのも良いと思います。

Coleman(コールマン) コンパクトツーリングテントEX

小川キャンパル アーディンDX
(購入時参考価格 ¥25,800 購入店:SRC新宿店)

ソロ~2人用 総重量:3.5kg 収納サイズ:46×19×19 対水圧:1,500mm

 主にソロツーリング用として購入したバイクツーリング用テント。一応2人用となっており前室も有る程度は確保されているのでタンデムキャンプツーリングにも十分使用可能。

 このテントの内幕は4面に大きなメッシュパネルを装備し暑い時も快適に過ごせます。このメッシュ面はフラップにより全閉も可能なので、標高が高く涼しいキャンプ場や寒い夜間でも十分対応出来ます。大きな前室は奥行きが最大120cmと広く、大きな荷物を置いたり、雨の日の食事にも便利です。また、後面にも出入口が有りますので、前室に荷物を置いても問題なく出入り出来ます。

 特筆はフレーム構造です。内幕自体はオーソドックスなクロス構造ですが、一方向の差込みスリーブ構造なので、1人でも簡単に設営出来、設営時間が大幅に短縮されます。この様なスリーブ式は他に見た事が有りません。もう1つのお気に入りは、前面の出入り口はファースナーを開けるとフラップも同時にめくれる機能です。これにより雨時で地面が汚れていてもフラップを汚さずに済みます。

 設営後、ペグをしっかり打ち込めば、翌朝雨が降っても内幕から畳む事がある程度可能なので、極力内幕を濡らさずに済むのも魅力です。

 このテントの最新型は更に防水性、耐風性、利便性を向上した改良を行っている様です。新型テントの詳細は小川キャンパルのHPをご覧下さい。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) アーディンDX‐II ブラウン×サンド×レッド

小川キャンパル ステイシーⅡ

ステイシーⅡ

 アーディンDXでも十分2人快適に寝られるのですが、もう少し余裕が欲しいと思い購入したのがこの「StacyⅡ」です。 このテントなら前室も広く、雨に降られてもタープ無しで快適にキャンプを楽しめます。また、ポールを2本追加で使用すれば、上の写真の通り前室の一部がタープ代わりとなるのも魅力です。

 アーディンDXと比較すると収納サイズは一回り大きくなりますが、設営後のテントの大きさはアーディンDXを遙かに凌ぐ大きさで余裕を与えてくれます。

 成長し大きくなった子供と一緒に寝るのにもかなり楽になりました。勿論荷物もテント内に十二分に収納する事が可能。

 確かにソロツーならばアーディンDXに手軽さ、コンパクトさなどで軍配が挙がりますが、ソロツーでも天候の心配が有る場合はこのスティシーⅡを持って行こうと思っています。

 前室部の両側にはメッシュの窓が装備され、暑い夏でも快適です。この窓が有るお陰で前室内での調理も可能、雨の日や風の強い日、寒い日などはとても重宝しています。

 私はこの前室にレジャーシートを敷き、靴脱ぎ場やリラックスする場としても使用しています。まさに使い勝手の優れた優等生的なツーリングテントと言えるでしょう。


   ↑前室は左右以外にも正面側にもベンチレーション機能が有る。       ↑小物入れは両側に装備されているので便利。

   ↑内幕のベンチレーションは広く暑い日も快適。                 ↑内幕は吊り下げ式で雨の日は内幕から先に畳む事も可能。

 タンデムでのキャンプツーリングなら迷わずこれの購入をお勧めします。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ステイシーII ブラウン×サンド×レッド

ICI ゴアテックス スタードームテント

 実はこれ、山岳用テントとして購入したもの。全面ゴアテックス使用で実は私が所有しているテントの中では購入当時1番高額だったような気がします。

  低いプロポーションは強風に強く、前室も荒天時の自炊を可能にし、ゴアテックスによる完全防水、そして大きさの割にはかなりコンパクトで軽量なのが特徴です。

 さすがに真夏の炎天下の中での使用は暑いですが、涼しい場所や春・秋の使用なら十分です。ちなみにテント自体にメッシュの部分が有るのは出入口のみ。いざと言う時フライシートを締め切ったまま前室で自炊出来るように換気口が装備されているのが特徴です。

 

 2008年のBMW Motorrad 白馬ミィーティングのキャンプで、3人でテント泊する為にも使用し活躍しました。既に20年近く使っていますが、造りがしっかりしているのでまだまだ十分現役で使用可能です。

 下の写真はスタードームテントとアーディンDXの収納時の大きさを比較した写真です。
意外とコンパクトに収納出来ます。

 

 

 

コールマン ラウンド ドーム ワイド UV PRO

 ハッキリ言ってバイクツーリングにはまったく向いていません。(笑) 一応比較のためだけに掲載しますがこれをバイクツーリングに持って行く人が居るとしたら余程の変人か?神です。(^^;)

 収納サイズも大型のダッフルバッグ以上の大きさ。重量もかなり有り、バイクで持って行く事はまったく考えられません。このテントは設営すると大人が立っても余裕が有るほど天井が高く、無理をすれば大人が7人寝られる程の大きさです。

 と言う事で、オートキャンピング用のファミリーテントはツーリングには向いていません。 バイクでのキャンプツーリングに使用するなら、ツーリングテントとして販売されているテントを購入する事をお勧めします。

 実はこれら以外にもテントは数張持っていたのですが、アウトドア用品が溢れてきたので処分しました。

アウトドア&フィッシング ナチュラム

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