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四国2泊3日林道&観光ツーリング(2日目)
過酷な林道走行と観光ツーリング
2010.9.18(土)~20(月) 走行
四国林道ツーリングの2日目は最小限の装備で走行
手強いぞ!楮佐古小桧曽林道
四国ツーリングの2日目は朝8時頃にライダーズインを出発。まず目指したのは笹越。韮生川橋を渡り「楮佐古小桧曽林道」に突入した。
「楮佐古小桧曽林道」は最初は道幅の非常に狭い舗装路なのだが、その後は本格的なダートとなる。
楮佐古小桧曽林道のダートは結構走り応えの有るダートで、一部では非常に荒れたところや急勾配が続くところもあり緊張を強いられる。
そしてやっと峠に到着。ここからの眺めはとても良い。WR250Rのバイクが1台停まっていたが、多分ライダーは登山しているものと思われる。
2日目も青空が広がりとても良い天気だ。昨日とは違い、大きなサイドバックをライダーズインに置いてきたので走り易い。
峠の反対側、北斜面側はいきなりかなり荒れた道となった。急斜面で浮石が多く、ブレーキが利かないだけでなく一部路面が崩壊している場所もあった。下の写真、何とかバイクを停めて路面を撮影していると・・・。(9:28)
バランスを崩し立ちゴケした。(爆) あ~あ・・・ しかし、バイクに損傷は一切無し。(^^)
私達のルールでは、転倒したら写真を撮るまでバイクを起こしてはいけない掟が・・・。(爆)
カメラを持っていないボルドーさん、次回からは是非デジカメ用意して下さいな。ガソリン漏れてるバイクを起こすのに時間掛かり過ぎ!(^^;)
その後何とか極悪路を抜けると軽自動車の対向車が・・・。(爆) 皆、絶対にあの道は軽自動車では登れないと思っていたが、地元ナンバーの軽だったのでそのままスルーする。果たしてあの軽自動車はあの後どうなったのか?としばらく無線で話しながら走行した。
京柱峠の猪肉うどんは絶品!
その後山を下りると今度は舗装路のつづらおりの道となった。この道、国道439号線と立派な国道であるが、とても尋常ではない狭くて急勾配でカーブだらけの道である。とても大型バイクでは走りたくないと思う道なのである。
軽くて取り回しの良いバイクで良かったとつくづく実感した。ボルドーさんもogmさんも同じ意見だった。 そして京柱峠に到着する。ここにはうどん屋さんがあり、お腹も空いてきたので食べる事にした。
入口に野生の猪 しし肉うどん 「しょう まっこと うまい」と皆言うらしい・・・。(^^;)
「しし肉うどん」が800円。結構高額だがこのロケーションを考えると致し方ないかも知れない。ここは1つお勧めの「しし肉うどん」を食べる事にした。
しし肉うどん、これ、本当にすっごく美味かった!これは納得。猪肉がとても柔らかく美味しい。
お店の入口には猪の骨が飾られている。
こちら、うどん屋さんのおばちゃん。ご馳走様でした。
国道439号線は酷道とも呼ばれている国道だそうで、自然美豊かな風景は国道と言うよりも林道と言える道だった。
京柱峠の次は県道32号線を経由し「かずら橋」へ立ち寄った。ここからは林道ツーリングではなく、観光ツーリングとなる。
かずら橋
正直、「かずら橋」と言うものを私は知らなかった。今回のツーリングは林道三昧と思っていただけに、観光名所等の下調べはまったくしていなかったのだ。かずら橋に到着したのは12:04頃だった。
かずら橋には沢山の観光客が訪れていて賑わっていた。この橋、渡るのは有料で500円(大人1名・但しJAF割引有り)もする。それでも橋を渡るのに長蛇の列が出来ていた。
下の写真はかずら橋を渡っている時のもの。結構隙間が大きくてスリルが有るが怖くは無い程度。実に珍しい橋だ。
かずら橋を見学した後は県道32号線を走行し、大歩危方面へと向かう。この県道は谷沿いを縫うような位置にあり、かなりの標高差。絶景の景色が楽しめるが県道は狭く対向車も多いので走るのは大変。車だと対向車とすれ違えない場所も多く、バイクで来たのは正解とも言える。
その県道での写真がこれ。かなり谷が深い。
ちなみにこれが県道の様子。道幅は極端に狭い。
県道32号線沿い祖谷渓の断崖絶壁には小便小僧が・・・(12:48)
県道32号線から国道32号線に出ると今度は大歩危方面へと南下した。この国道32号線は吉野川沿いの国道で、この吉野川ではラフティングなどのアウトドアスポーツが盛んらしく、モンベルショップがあったり、ラフティングを行っている人の姿が見られるなど結構賑わっていた。
下の写真は道の駅「大歩危」に立ち寄った時のもの。
この道の駅には妖怪屋敷なるものがあった。どうやらこの地は「こなき爺」の里となっているらしい。(^^;) 有料だったので入らなかった。
下の写真は国道32号線を走行中のもの。美しい吉野川を見ながら走るルートだ。
夢の温泉
そして最後に立ち寄ったのが国道195号線沿いに在る「夢の温泉」だ。(15:43) ここの駐車場には二輪車転倒注意の看板があるのだが、それは敷いてある砂利が深い場所があり、大型バイクでは立ちゴケの心配があるのだ。
私達は軽量なオフロードバイクなのでまったく問題は無かった。ちなみにこの温泉。脱衣所までは良かったのだが、露天風呂も無く、しかも浴槽が小さめだったので、何となく想像していたよりは期待外れであった。(^^;)
入浴後はライダーズインへと戻った。この日はライダーズインで17:30に夕食を用意して頂いていた。メニューはオムライス、こんにゃく、鳥のから揚げだ。
この日2日目は以上だ。 最後に下の写真は朝撮ったものだが、ライダーズイン奥物部の施設を紹介しよう。
下の写真は各部屋の様子。屋根の下にバイクを置けるので、雨の日でも安心だし朝露で濡れる心配も無い。バイク横には洗車用の水道&ホースが設置され、夜間照明もある。
この写真は部屋の中を撮影したもの。散らかっているのは私達のせいだが、夜間の照明が暗い事が唯一の不満だ。この写真をご覧頂ければどんな感じか良く判るだろう。
この写真は各部屋のトイレと洗面台の写真。トイレの左側にはシャワールームが在る。
そしてこれがライダーズインの受付フロントだ。フロントのあちこちに10年程前の賑わった頃の面影がある。
このライダーズインはライダーにとって大変便利でリーズナブルな宿泊施設である。是非ともライダーの方にはなるべく活用して頂きたいと思う。
つづく