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奥飛騨へカレーを食べに行くツー

大型バイクで雪見ツーリング

2011.4.2(土) 走行

乗鞍にて

リッターバイク10台(10名)が集合!

八王子ICまで一般道を走行するが・・・

 今回のツーリングは雪を眺めながら温泉に浸かる事を目的とする。ogmさんとメールで連絡を取り合い相談した結果、岐阜県 乗鞍高原付近の温泉に入るプランがまず決定する。また、そこまで行くならせっかくなので、平湯トンネルを抜ける安房峠道路を越え、道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」の「リバー亭」(美味しい奥飛騨牛カレーが食べられる店)を目指そうと言う計画を立てていた。

多摩川沿いを走行 集合場所は中央高速道路 談合坂SA 8:30出発と決め私自身は8時着を目指した時間に起床する事にした。しかし、目覚まし時計が鳴る前に目が覚めてしまい、早めの出発でETC休日特別割引の大都市近郊区間内は高速道路を走行せず、八王子ICから高速道路に入るよう一般道を走行し八王子ICを目指した。

 しかし、いつも走り慣れた国道20号線を走行せず、何時もと違った最短ルートで向かおうとしたのが失敗の原因となり、何時の間にかかなり南下し結局大回りとなってしまった。(^^;)

 途中で何とか修正し、八王子ICより無事中央高速道路へと入ることが出来た。談合坂SAには7:40頃到着。

10台(10名)の大型バイクが集合

 この日、談合坂SAに集合したメンバーは下記の通り。

HN 今回のバイク 補足
カメさん YAMAHA FJR1300  
師範代さん YAMAHA FJR1300AS 今回初参加
ogmさん BMW K1200GT (2005年式)縦置エンジン
ボルドーさん BMW K1200GT (2006年式)横置エンジン
satohiro GTさん BMW K1200GT (2003年式)横置エンジン
yoshiさん HONDA CBR954 今回最小排気量車(但し、唯一スーパースポーツ車)
Mr.おやきさん HONDA CB1300ST  
osamuさん KAWASAKI CONCOURS14 (2010年式)1400GTRの北米仕様
シンさん BMW R1200RT (2005年式)
バイク龍人 BMW R1200RT (2005年式)

 予定通り8:30頃談合坂SAを出発。今回の走行は私が先導車となり、しんがりはogmさんが担当した。

高速道路をハイペースで走行

 今回、参加車両が全車両大型バイクだけと言うこともあり、走行ペースは何時もより速くなってしまった。(^^;) 久し振りに日中の時間帯に高速道路を走行しとても気持ち良い。下の写真は甲府盆地を走行中の景色。渋滞も無く快走する。

中央高速道道路を走行

 後方には大型バイクが規則正しくマスツーリングポジションで続く。さすがベテラン揃いのフォーメーションだ。

マスツーリング

 途中双葉SAに立ち寄るが、そこで雑談中にボルドーさんのありえないナビの装着方法が発覚し話題となる。GARMINの550用のペースの上にSONY製NAV-Uのクレードルが重ねられて装着されていた。www 皆からまさかこの装着方法は無いだろうとツッコミの指摘が飛び交った。(笑)

 再び中央高速道路を走行。前方には美しい八ヶ岳の景色も見える。この後はノンストップで長野道 松本ICまで走行する。

 松本ICで高速を下りると直ぐに給油を行った。下の写真、左がシンさんのR1200RT、右側がボルドーさんのK1200GTだ。ここで念のため ogmさんが道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」の「リバー亭」の営業状態を確認してくれた。(感謝)

R1200RTとK1200GT

 そしてこちらが左側からMr.おやきさんのCB1300ST、カメさんのFJR1300、師範代さんのFJR1300AS。

松本IC近くのガソリンスタンドにて

 給油を終えるといよいよ奥飛騨方面へと出発。下の写真、トンネルの上部に雪が流れ落ちたかのように積もっている。路面状態は乾燥しており凍結の不安はまったく無い。

上高地手前付近

 雪景色の中を走る後続車の写真。

 下の写真は平湯トンネル付近。

平湯トンネルを抜けた

次の写真は平湯トンネルを抜けた時の写真。さすがに残雪の量が多くなってきた。

平湯トンネルを抜けた

 道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」には11:45頃に到着した。奥に見える穂高連峰が美しい。

道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」

 そしてこちらが「リバー亭」のメニュー。当初は「飛騨牛すじ入り黒カレー」を食べるつもりだったが、更に飛騨牛ステーキがトッピングされた「特選飛騨牛ステーキカレー」(¥1,800)を見つけ、今回はこれを食べる事にした。

リバー亭のメニュー

 このカレー、絶品です。言う事無し。何とこのカレーにトッピングされる飛騨牛はA5ランクの肉だそうで、あまりもの柔らかさと美味さに感動した。

特選飛騨牛ステーキカレー

 お腹が空いていたので更に「飛騨牛コロッケ」(¥200)と食後のデザートとして「濃厚バニラソフト」も食べる。また食べ過ぎてしまった。www

濃厚バニラソフト

 今年のゴールデンウィークに予定している能登半島へのキャンプツーでは、この道の駅をまた利用する予定となっており、ogmさんとその時にはまたこのお店で食べましょうと言うこととなった。

道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」

 食後、このお二方は早速バイクを仲良くお掃除中。(笑) 極めるとこの様に磨くらしい。この姿勢(腰の角度)がコツだとか・・・。www 大切に乗られてますねぇ。(^^)

バイクを磨くお二方

乗鞍高原へ

 食事を終えると乗り鞍高原へと向かった。乗り鞍高原へ到着すると参加メンバー全員で記念撮影をする。

参加メンバーの集合写真

 そしてこちらが今回の参加車両。 久し振りに整然と並べて撮りました。

参加車両

 当初予定していた乗鞍高原温泉「湯けむり館」は残念ながら営業していなかった。そこでここから白骨温泉まで足を伸ばす事にした。この時点でシンさんとyoshiさんは途中離脱となった。下の写真はその時のお見送りの様子。

お見送りのシンさんとyoshiさん

 白骨温泉方面の路面は途中残雪も少し残っている状態で緊張しながら走行する。

雪景色の中を疾走

 この時の写真はogmさんが撮影したもの。下の写真では小枝の先に小さくバイクが写っている。8台での走行だと先頭と最後ではこれだけ距離が離れる。

雪景色の中を疾走

 やっと到着した白骨温泉。日帰り入浴の時間帯は終了したとの事で結局入れず、仕方が無いので引き返す事となった。(爆)

 そして結局入った温泉は市営の「銀山荘」の温泉。入浴料金は400円と安かった。下の写真は丁度銀山荘に到着した時のものだが何とこの頃からハラハラと雪が降り出した。

雪が舞っていた

 銀山荘の温泉は乳白色の硫黄泉。湯舟は小さめだったが丁度良い湯加減で湯舟に浸かるなり「あぁ~・・・うぅ~ん」と思わず声が出てしまう気持ち良さだった。久し振りに嗅ぐこの硫黄の香り、温泉が身体に染み渡る感じがたまらない。

温泉

 後から入ってきたボルドーさんが「何騒いでるの?」と笑顔で入ってきたが、湯船に浸かると「あぁ~良い~!」と同じく声が出てしまい皆で笑う。温泉は貸切状態。本当に気持ち良かった。(^^)

 温泉から出ると大広間で休憩した。ボルドーさんはこのツーリングが楽しみで当日午前2時過ぎから30分毎に起きてしまい、寝不足との事。本気で寝ていた。

 しばらくして師範代さんが先に帰宅となり途中離脱となった。

 その後、17時位迄ゆっくり休憩(仮眠や雑談)をしてから出発、松本IC方面へと向かった。本当はもう2名MAEDAさんご夫婦と合流する予定であったが、結局合流出来なかったのが非常に残念であった。

 高速道路に乗る前に私が良く利用する「十字路」と言うレストランに立ち寄り、夕食を食べる。

無線のお話し

 余談となるが今回のツーリングでも無線は大活躍だった。走行中の楽しいコミュニケーションは勿論の事、意思疎通を図るには必需品であり、マスツーリングではもはや必須のツーリングアイテムと言えよう。

 このツーレポをご覧頂いている方から、最近無線機の機種や使い方についてのお問い合わせを多く頂いているのでご紹介する。

 ちなみに私達が使用している無線機はバーテックススタンダード製のFTM-10Sの利用が圧倒的に多い。その理由はバイク専用設計による耐震性・防水性・操作性が圧倒的に優れているからだ。通信距離も条件が良ければ30km以上の距離でも通信が出来た実績もある。

 タンデムをする方ならこの無線機はインターコムの機能も付いているので特にお勧めする。ちなみに仲間以外の混信をカットするトーンスケルチ機能を利用する事も多いのだが、他のハンディ無線機と混在する場合、このトーンスケルチ機能が正常に作動しない事が稀にあり、トーンスケルチを敢えて使わない様にしている。また、ブルートゥースはKTELのBearLizardでさえも稀に不具合が発生するらしく、有線での運用にわざわざ戻す方も多い。

アマチュア無線機

 バイクを複数台持っている方は無線機をハンディ機にする方も多い。私が利用しているのはICOMのIC-T90。他にもツーリング仲間が使用している人気機種はバーテックススタンダードのVX-8だ。

 また、無線機を使用するにはヘルメットに装着するヘッドセットも必要となる。圧倒的に多いのは勿論KTEL製品だ。

帰りも渋滞は皆無

 帰り道も相変わらず交通量が少なく渋滞は皆無。渋滞を心配せずに走る事が出来た。ボルドーさんとogmさんらは下の写真の通り眠気覚ましにドリンク剤を飲んでいた。

眠気覚ましのドリンク剤

 私とボルドーさんは最後に給油を済ませてから帰宅する。この日の自宅到着時間は22:30。走行距離は約600kmだった。

 おわり

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