TOP > ツーリングレポート > 2011 > 能登半島オフロードキャンプツーリング(1日目)

能登半島オフロードキャンプツーリング(1日目)

GW2泊3日のキャンプツーリングに出発!

2011.4.29(金)~5.1 走行

未明の出発

 今年のGWツーリングは能登半島の林道を走行するオフロードツーリングだ。東京から能登半島は大型バイクなら何とか日帰り圏内と言えるが、250ccのオフロード車で行くとなると日帰りでは林道を楽しむ時間が取れない。そこで走りのメインは2日目とし、2泊3日のキャンプツーリングを計画した。

 今回のメンバーは下記の通り。

HN 今回のバイク 補足
yoshiさん BMW F650GS 1日目途中離脱(諏訪湖まで)
ボルドーさん YAMAHA セロー  
ogmさん KAWASAKI スーパーシェルパ
芋にぃちゃんさん SUZUKI グラストラッカー 2日目キャンプ場で合流
osamuさん YAMAHA TTR  
SATOさん SUZUKI ジェベル  
バル1400さん KAWASAKI ZZR1400 2日目キャンプ場で合流。北海道から
MAEDAさん ママチャリ(爆) 1日目集合場所にてお見送りのみ
バイク龍人 KAWASAKI スーパーシェルパ

 集合場所は八王子市、国道20号線沿いにあるマクドナルド20号八王子並木町店に6時集合6:30出発。そうなると私の場合、高速道路を利用せずに集合場所に行くには余裕を持った時間を考えると4:30には自宅を出発しなければならない。すると起床は最低限4時起床と言う事になる。

 ・・・と考えていた筈だったのだが、実は2時過ぎに起きてしまい3時には自宅を出発したのだった。(爆) まるで子供の遠足気分。(笑) そして集合場所のマクドナルドに到着したのは4:40。集合時間より大幅に早く到着した。(^^;)

マクドナルド20号八王子並木町店にて

 しばらくするとマクドナルド20号八王子並木町店には続々と参加メンバーが集りだし、この日は出勤でツーリングにはご一緒出来ないMAEDAさんも顔見せに自転車で駆けつけてくれた。(^^) そして6:30に予定通り出発する。

 この日の走行ルートは高速道路を利用せずに東京から一気に石川県能登半島に在る能登島へと向かう。思っていたより気温は低く、夏用のロングジャケットの下にはダウンを着て防寒対策を行った。下の写真は高尾山口駅前を通過中に撮った写真。

高尾山口駅

 国道20号線を西へ西へとひたすら走行する。最初に休憩したのは笹子トンネルを越え、道の駅「甲斐大和」に立ち寄った。(7:56) 道は空いていて順調に走行する。

道の駅「甲斐大和」にて

 国道20号線をトコトコととにかく走り続ける。景色を楽しみ気楽に走る。250ccのオフロードバイクゆえに高速道路をひたすら走り続けるよりも楽しく燃費の伸びも良い感じだ。

国道20号線

 高速道路を利用しなくても道はこの通りスイスイ走る。青空が気持ち良い。

国道20号線

諏訪湖に到着。まだ半分?

 そしてあっと言う間に諏訪湖に到着した。(10:14) 下の写真は諏訪湖畔にあるセブンイレブンに立ち寄った時の写真。

 諏訪湖の湖畔には桜も咲いていた。しかし、ここまでの道のりはあくまで前半戦。諏訪湖は通過点に過ぎない。まだ全行程の約半分までしか走っていないので先を急がなければ・・・。(^^;)

 そそ、ogmさんのスーパーシェルパはフロントフォークにオイル漏れが発生しており、応急処置のみの状態だった。「う~ん・・・大丈夫?」昨年の夏の能登ツーの記憶が脳裏を過ぎる。(^^;)

 そして諏訪湖を出発する。残念ながらyoshiさんはここで途中離脱となった。

yoshiさんとBMW F650GS

 塩尻峠手前で給油とSATOさんの無線用イヤホンの購入を済ませてから塩尻峠を越えた。そしてここで国道20号線は終了。ここからは国道19号線で松本を目指して北上する。

国道20号線終了

 国道19号線 → 国道158号線 と走行し松本IC前を通過、上高地方面へと続く国道158号線も道が空いていて気持ち良く快走する。

 上高地前の沢渡駐車場付近は思っていたよりは観光客の車が駐車されていて一安心する。例年よりは圧倒的に空いてはいるが、最近の行き過ぎとも思える自粛ムードの中、ある程度の観光客は来ているようだった。そして社会化無料実験中の安房峠道路を走る。今回ルートの最高標高地点だ。

 しかし、この安房峠のトンネルを抜けると・・・まさかの雪が降っていた。(寒)

安房峠のトンネルを抜けると・・・雪

 積もる様な雪の降り方ではなかったが、結構本気の降りで皆を驚かせた。寒い筈である。そして道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」に到着した。(13:00)

 ここから見える穂高の山々は完全に冬の景色のままだった。

 昼食はお約束の「リバー亭」で飛騨牛すじ入り黒カレー(860円)を食べた。

 店内ではストーブがまだ活躍していた。身体が冷え切っていたので思わずストーブ近くのテーブルを確保する。

徐々に余裕が無くなってきた

 ここで既に13時半近くとなっていたので、ふと本当に目的地まで到着するのだろうか?と不安になってきた。ましてやキャンプ場はまぁ問題無く泊まれるだろうと思っていたので予約を入れいなかったのだ。しかし、何かふと心配になった。

 そこで急遽電話を入れ予約する事にした。すると・・・宿泊は問題無いのだが、チェックイン(受付)は17時までにお願いしますとの事だった。(爆) まったく余裕が無い。ギリギリの到着が考えられる為、食後直ぐに出発となった。

 あともう1時間早ければ余裕が有ったのだが、なるべく休憩をせずに一気に能登島を目指す事となってしまったのだ。(--;)

 国道471号線を走行し、国道41号線を北上する。国道41号線は神通川沿いを走行する快走路だ。余裕が無いといってもスピードを上げて飛ばすと言う事ではなく、とにかく休憩をせずにひたすら走ると言った方が正確な表現だろう。

神通川

 そんな焦る気持ちは他所に景色を楽しみながら走行する。そしてこんな景色も・・・電車は高山本線のようだ。(14:18)

高山本線と並走

 そして国道41号線 → 県道44号線 → 国道8号線と走り富山市街を抜けた。富山市街では路面電車が走っていた。(14:54) やはり富山と言えばこの路面電車だろう。

富山市街の路面電車

 何処だったか忘れたが、道沿いに美しいチューリップが咲いていた。奥飛騨の冬景色とは対照的な景色だ。(15:56)

チューリップ

 国道8号線 → 国道160号線 → 県道18号線 → 国道159号線と走りいよいよ能登島へ。そして能登島大橋を渡った。能登島大橋はアップダウンのある橋でとても美しい橋だ。能登島のシンボル的な存在とも言える。そしてここまで来ればキャンプ場への到着が間に合いそうだと安堵したのは言うまでもない。(16:22)

能登島大橋

 能登島の県道47号線を走行中の写真。海の色が美しい。

能登島の景色

無事キャンプ場に到着

 能登島のキャンプ予定地「能登島家族旅行村Weランド」に到着した。(16:43) 受付の方は到着するかやきもきしていたようだ。

能登島家族旅行村Weランド

 到着すると早速テントの設営を始める。私達が指定されたテントサイトはキャンプファイヤーのサイトだった。始めは景色が良い何時も利用しているサイトの方が良いのにと思ったのだが、私達だけで占有して使用して下さいとの事で、周りにも気兼ねなく、そして周りの影響も受けず結果、良かったのだが・・・

 お気付きの方もいらっしゃったかも知れませんが、テントサイトの周りは杉の木だらけ。(爆)
杉花粉症の私としてはちとタイミング(季節)が悪かった。(^^;)

 何とかテントは全員明るいうちに余裕を持って設営が完了した。ボルドーさんのテント設営も手馴れて来ました。今年の北海道ツーに向けて良い練習にもなりました。

テントの設営風景

 この日購入したテントを初めて設営したosamuさんもご覧の通り、問題なく張り終えた。

 右はSATOさん。

テントを張り終えたら直ぐに出発準備を行い「ひょっこり温泉島の湯」へ

島の湯

 この日の夕食は時間節約と休息を兼ね温泉施設内で食べた。そしてゆっくり湯に浸かり至福の一時を過ごした。

しょうが焼定食

夜はキャンプファイヤー

 テントサイトに戻ると、おつまみを作り出した方も・・・。この写真を見て、うちの娘達は直ぐにボルドーさんだと判ったそうです。そのポイントは上履きの靴。これ、トレードマークとなっています。(^^)

ボルドーさんの足元

 osamuさんはこのソフトクーラーバッグがトレードマーク。キャンプだけでなく宿泊ツーでは手放せない。ビールが美味い!

osamuさん

 鉄人SATOさんはシンプルスタイル。今後はアイテムが増えてくるかも知れませんね。

SATOさん

 この日の夜はかなり寒く、せっかくキャンプファイヤーが出来る場所なのでと火を起こす事に・・・。う~ん 暖か~い。
やはりこの場所正解でした。始めはこんな感じの火の勢いでしたが・・・

キャンプファイヤー

 燃え方が弱いと調子に乗り豪快に・・・ まさにキャンプファイヤー。

キャンプファイヤー

 冷えたお尻もポカポカに・・・(笑) こうして未明まで楽しい一時を過ごしました。

お尻が寒い・・・

 つづく

このサイトのTOPへ