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福島県オフ&キャンプツーリング(1日目)

荷物満載でまさかの本格林道突入

2011.7.16(土)~18(日) 走行

スーパーシェルパ

初日からキャンプ道具を満載したスーパーシェルパで林道走行!

前夜、久々に眠れず

 今回は本格的でハードな林道オフロード走行と、のんびりキャンプを楽しむのが目的の2泊3日ツーリングである。GWの能登半島キャンプツーリングは雨に降られたものの、今回のツーリングは3日間に渡り天気が良さそうで楽しみである。

 出発前夜は久し振りに気分が高揚しほとんど眠れなかった。早朝、まだ暗いうちから荷物をパッキングし、予定より早めに出発する。出発時間は4:50位だったが、既に外は明るくなっていた。下の写真は環七通りで撮影。さすがに早朝は道が空いていた。

早朝の環七通り

 集合場所の東北自動車道 蓮田SAまでのルートは首都高速道路(C2)を利用する。しかしこのC2、長いトンネル区間を通る道なのだが、冬でも高温で暑いのだからこの時期は灼熱地獄の様な暑さである。普通は涼しい走行風が熱風となり、ライダーにはとても厳しい区間なのだ。

 そんなC2も渋滞に遭遇することなく無事通過。蓮田SAに到着すると先にスーパーシェルパの給油を行った。予定より早めに全員(4台4名)が揃い出発する。東北自動車道は渋滞もなく快適走行。鹿沼ICで高速を下り国道121号線を走行する。板橋交差点からは全長37km1万3,000本のギネスブックに認定された世界一長い並木街道を走行。この道は夏でも涼しい快走路でマイナスイオンをたっぷり浴びながらの走行となった。快適!

 今市市を抜け県道247号線(日光今市線)を走行、途中2回目の給油を行った後コンビニで休憩をする。(8:21) ちなみにこの時のメンバーはボルドーさん(YAMAHA セロー)、osamuさん(YAMAHA TTR)、カメさん(YAMAHA セロー)、私(KAWASAKI スーパーシェルパ)だ。

コンビニで休憩中

 そしていつもの快走路、県道169号線で日光霧降高原の大笹牧場へと向かった。標高はぐんぐん上がり、涼しさが増していく。しかし、思っていたほど交通量は少なくまさに快適。

県道169号線で霧降高原へ

 そして大笹牧場に到着。(9:27) ここには多くのライダーが集まり、車の台数よりもバイクの台数の方が多かった。

大笹牧場駐車場にて

 ここでの目的は何時ものジンギスカン料理。お昼ご飯にしてはちょっと早過ぎ、それでも朝食代わりにここでは勿論ジンギスカン料理を食べる事にする。下の建物がそのレストランだ。

大笹牧場でジンギスカン料理

 そしてこちらが入口。ちなみにレストランに入る前に皆でお土産売り場でチーズやお菓子などの試食を堪能。これだけでも結構食べ応えがあった。(笑) 代表してカメさんのみがお土産を購入する。(^^;)

大笹牧場

 これがジンギスカン料理の肉。とても新鮮な色をしている。風評被害や観光客が少ないためか?何時もより肉が厚めで多いような気がした。新鮮な牛乳も付いて1,300円だ。

ジンギスカンのお肉

 食事はテーブル席でゆっくり食べた。

ジンギスカン料理を食べる

まさかの通行止めで一番険しい道へ

 さて、早くも林道ルートに突入である。私が考えていたのは安ヶ森林道だったのだが、ボルドーさんからこの日日帰り参加のカメさんの為にもっと長い距離の林道を走って行こうとの提案があり、田代山林道へと向かう事になった。しかし、田代山林道への入口はゲートが閉鎖されており通行止めだったのだ。

 そこで仕方なく向かったのが馬坂峠を越える川俣桧枝岐林道だった。実はこの道、私がこの日1番避けたかったルートだった。その理由は荷物を満載した状態で走るには、途中でガレ場などもあるハードな林道で距離も長い、周辺の林道コースの中では1番険しい道なのである。osamuさんのキャリアは勿論のこと、私もTOPケースを装着していたのでキャリアが破損するかも知れないと言うリスクが高かったからだ。(^^;)

osamuさんのTTR

 走行した結果は何とか大丈夫だった。(^^) osamuさんの4本目のアンテナも折れていない。 osamuさんはこの道は初走行だったので、とんでもないところに突入してしまったと思ったに違いない。この道、唯一身軽なカメさんには楽しんで頂けたと思う。下の写真は途中休憩した時の写真。この林道は栃木県側から馬坂峠まで26.5kmの長さだ。

川俣桧枝岐林道

 そしてまだまだ林道は続く。(^^;)

川俣桧枝岐林道

 そしてやっと馬坂峠に到着。(13:09)

馬坂峠

 馬坂峠に到着すると、登山目的で福島県側から車で来ていたと思われる人から「こっちの道から来たの?こっちの道、凄かったでしょう?」と声を掛けられた。 ま、驚かれたのも当然でしょう。(爆) ちなみに下の写真は馬坂峠から見た栃木県側の景色。

馬坂峠

 馬坂峠では福島県側から来た登山客の車が多い。

馬坂峠

馬坂峠にて

 その後、馬坂峠より福島県側に下り、国道352号線へと出るとこの日の目的地であった七入キャンプ場には直ぐに到着した。そしてテントを設営後、給油をしてから温泉へと向かった。温泉は「アルザ尾瀬の郷」、露天風呂で至福の時間を過ごす。

アルザ尾瀬の郷

 食事後はJAストアで食料品を調達。(16:32) お店は2階にある。きっと豪雪地域だからだろう。

JAストアー

 そしてボルドーさんからのリクエストで立ち寄ったのが裁ちそば屋の「まる屋」。ここでは裁ち蕎麦とはっとうのセットの「そば定食」(1,100円)を注文。

裁ちそば

 ちなみにはっとう(そば餅)は温かい。

はっとう

 キャンプ場に戻るとしばらくはまったりとした時間を過ごす。しかし日帰り参加のカメさんは直ぐに帰る事に・・・。お疲れ様でした。(17:54) 今度は是非ゆっくり一緒にキャンプを楽しみましょうね。(^^)

カメさんが一足お先に帰宅

 残った私達は早くもビールなどで乾杯。(^^) osamuさんはフライパンでおつまみのウィンナーを焼いてくれた。 

osamuさん

 しばらくしてボルドーさんは夕食のためのご飯を炊きだす。実はボルドーさん、飯盒炊飯にはちと拘りがある。決して異論は禁句です。(笑)

 私はその炊けたご飯の上にレトルトの中華丼を掛けてこの日の夕食は中華丼とした。ご飯も美味しかったです。

 食事も終わり、お酒を飲みながら雑談しているとぽちさんが突然私達の前に現れた。(驚) 何とわざわざ宇都宮から3時間半も掛けて車で駆けつけてくれたのだった。(嬉) しばらく雑談した後、ぽちさんは暗い夜道を車で再び宇都宮を目指して帰っていった。

ぽちさんが

 こうして1日目の夜はたっぷり雑談を楽しみながら終わった。翌日はいよいよボルドーさん気合いの入ったお勧めの林道走行の1日となる予定だ。

 つづく

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