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夫婦と仲間と北海道ツーリング(3日目)

富良野、帯広、ナイタイ高原、オンネトーを巡る観光三昧

2011.8.6(土)~2011.8.14(日) 走行

8月8日(月)

 下の写真は朝5:24頃の写真。気温は相変わらず高かったが、陽射しがないだけ涼しく感じる。この時は霧が発生していたが、テントを霧や夜露で濡らす事は無かった。そしてしばらくすると直ぐに晴れてしまった。

 そそ、最初はあまり快適に思わなかったキャンプ場(ファミリーランドみかさ遊園)であったが、このキャンプ場の印象を180度変えてしまうポイントを発見をする。ヒントは下の写真の中にある。

ファミリーランドみかさ遊園のテントサイト

 このテントサイトは地面の硬さが丁度良く、ペグも刺さりやすくマット無しでも寝心地の良さそうな丁度良い硬さだ。早朝はまだアブの姿は無く、アブさえ居なければ快適な場所なのは間違いない。

 「ファミリーランドみかさ遊園」と言うだけあり、テントサイト横にはこんな物もある。 恐竜の模型だ。 これは昔この三笠付近で恐竜の骨が見つかったと言うことで、町興しのために造られた可能性が高いのだと思う。(ちなみに恐竜と思われた化石はその後の研究で、オオトカゲ「モササウルス」の新種と判明したらしい。) その他にも色々ファミリーで遊べそうな施設が併設されている。

恐竜

 さてさて、ここからが本題、私の評価を一転させたのがこれ。実はトイレだ。(^^) このトイレ、夜間は自動照明で虫も中に入り難い構造になっている。トイレに入ると虫だらけと言う事はなかったのだ。

ファミリーランドみかさ遊園のトイレ

 設備は豪華かつ清潔。まるで高級ホテル並み。とても無料のキャンプ場の設備とは思えない。

トイレ内

 いやいや、下手な高級ホテルよりも綺麗なトイレと言える。バリアフリーなのは勿論のこと、今やキャンプ場でも定番となりつつあるウォシュレットも当然の様に備えている。

ファミリーランドみかさ遊園のトイレ

 こちらはウォシュレットのコントローラー。トイレの洗浄ボタンも備えている。

ウォシュレットのコントローラー

 こちらは手洗い器。清潔感を保つにはこの程度が良さそうだ。

手洗い器

 とにかくこれだけ自然に囲まれたキャンプ場にも関わらず、トイレ内が清潔で虫が侵入していないのは奇跡としか思えない。
このキャンプ場の更なる発展を願いたい。(^^) まずはライダーからの願いとして駐車場までの完全舗装。安心してバイクを駐車出来る様にして頂きたいと願う。

 そして8:07、このキャンプ場を後にし富良野方面へと出発する。

キャンプ場を出発

 相変わらず重い荷物を積んだまま、かつタンデム走行である。しかし、先頭を走るMk73さんの走りには迷いが無い。(笑) 前に車が走っているようであれば、必ず抜き去ると言うハイペースな走行が続くので、ついて行くのが少し大変。(^^;)

 しかし、北海道民であるMk73さんが先頭を走ってくれているので、私とボルドーさんはナビも見ずにただただ着いていくばかりである。楽ちん楽ちん。(^^)

国道452号線

 しかも走行中はMk73さんのガイド付である。「右に見える山は・・・」とか、「この川は・・・」とか、大変ありがたい。

北海道の風景

 そして段々北海道らしい景色が見えて来た。下の写真でも目の前に延々と道が続いている。(8:58)

北海道らしい風景

 混雑が予想される富良野市街の道をショートカットし、中富良野の花畑へ到着した。もう、既に相当暑い。まずは記念に写真を撮る。(9:08)

中富良野

 キャンプ場で出たゴミはまだ積んだままだった。ソフトクリームを買ったお店でお願いし、ここでやっとゴミを下ろすことが出来た。

 ラベンダーの季節は終わりかけているが、それでも素晴らしい彩色を堪能出来た。

お花畑

 ここで食べたソフトクリームはラベンダーとバニラのミックスソフトだ。結構美味しい。日向は暑いが木陰に入ると少しは涼しく感じられた。しかし、しつこいようだが北海道とは思えない程暑かった。

ラベンダーのミックスソフト

 お花畑を見た後は、「北の国から」のドラマに関係する観光スポットを巡る。しかし、ボルドーさんも私もこの「北の国から」のドラマを見ておらず、Mk73さんのせっかくの観光案内もピンッと来ず。Mk73さんが少し寂しげであった。(^^;) ちなみに少しだけこのドラマを知っていたのがめぐだけだった。

 改めて近々「北の国から」を視聴したいと思う。 そして次もまた、ボルドーさんも私も見ていない「鉄道員(ぽっぽや)」の映画のロケ地を見学した。(10:37)

「鉄道員」ロケ地

 ここはJR幾寅駅(幌舞駅)だ。こちら側から見ると「幌舞駅」としか書かれておらず、私は初め「幌舞駅」だとばかり思っていた。それからここには大勢のチャリダーも訪れていた。ここ最近、北海道の地でチャリダーを多く見かける。

幌舞駅

 こちらは「だるま食堂」。ロケのセットだそうで、営業はしていない。

だるま食堂

 こちらは「キハ40系」。映画にも出てくる実車だそうだ。

ロケに使用された電車

 車内に入るとこんな感じ。

 ホーム側には「幾寅駅」と書かれている。事情を知らない私は???(^^;)

幾寅駅

 実際に電車が走っている駅でもある。

幾寅駅(幌舞駅)のホーム

 JRの駅名表示板は「いくとら」としか書かれていない。

幾寅

 駅舎内には鉄道員のロケーション記念展示コーナーもあった。

駅舎内、鉄道員のロケーション記念展示コーナー

 出発間際、丁度この幾寅駅に電車が通った。(10:56) ラッキー!(^^)

 その後はまた高速道路を利用し帯広へ移動する。まずは腹ごしらえをとMk73さんのお勧めのお店、「有楽町」へ。(11:55) ここではジンギスカン料理を食べた。(^^) 安くて美味しい。近所の職場からだろうか、お昼ご飯をここで食べている地元の方達も多かった。羨ましい。ところでMk73さんはホルモンをメインに食べたのだが、残念ながら私とボルドーさんは口に合わなかった。(爆)

有楽町

 駐車場は向かい側にあり、駐車しやすい。

有楽町の駐車場

 そして次に向かったのはまた私達夫婦の希望で「六花亭本店」へ。(12:59) 裏口には駐車スペースがある。

六花亭本店

 お土産はあえて「六花亭本店」で買う。今年のお土産もお約束の「マルセイバターサンド」。そして配送もお願いする。

六花亭本店

 「六花亭本店」の店内の様子。この写真はローカウンターから撮影したもの。今年はお客さんが少なく店内が空いていた。

六花亭本店の店内

 そしてめぐが食べたかった「さくさくパイ」。やっと食べれました。(^^) ちなみに写真に写っている「白樺羊羹」は北海道の甲子園出場校応援記念としてサービスで頂いたもの。

「さくさくパイ」

 次に向かったのは「ナイタイ高原」だ。このナイタイ高原に向かう途中、進行方向に雨雲(積乱雲)が見え始め、少しこれからの天気を心配する。

 ナイタイ高原は走っても楽しい景色の素晴らしい高原だ。ナイタイ高原ではソフトクリームを食べた。しばらくゆっくりしていると遠くから雷鳴が聞こえて来た。

ナイタイ高原にて

 そろそろヤバイ・・・。と思い、出発する事にした。出発間際にポツポツと雨が落ちてきた。しかし、雨はそのポツポツだけで済んでしまい本降りを逃れる。下の写真はナイタイ高原を下っている時の写真。(15:02) 高原から下りると晴れてしまった。

 さて、ナイタイ高原を後にし、向かった先は屈斜路湖にあるMk73さんの秘密基地(別荘)。国道241号線(足寄国道)を走行していると、直前に大雨が降ったと思われる程路面が濡れていた。頭上は晴れており、レインスーツは着る必要がなかったが、前を走るバイクのタイヤが巻き上げる雨水を避けるため、スクリーンを上げて走行した。ちなみに走行中、前方に虹が見える事もあった。

大雨が降ったと思われる国道241号線(足寄国道)

 順調に走り続けることが出来た為、時間に余裕があったので、Mk73さんがオンネトーに案内してくれた。(^^)

オンネトー

 静かな湖畔の景色のオンネトーの景色は素晴らしかった。(16:26)

オンネトー

 しばらくすると大型観光バス2台が到着。静けさは一気に無くなった。(--;) 静かなオンネトーを見終わった後だったので、丁度良かった。

オンネトー

 そして明るい内にMk73さんの秘密基地に到着。ここでやっと重かった荷物を降ろす事が出来た。荷物を整理してゆっくりした後は車で温泉と夕食を食べに向かった。夕食は川湯温泉に在る「お多福」へ。ここは普通の定食屋さんだ。

川湯温泉の「お多福」

 私が食べたのはチャーハンとラーメンのセット。結構美味い。

チャーハンとラーメンのセット

 めぐは塩ラーメンを食べた。

塩ラーメン

 こうして3日目が終わった。いよいよ明日からは重いキャンプ道具を下ろしての身軽なツーリングとなる予定だ。

 つづく

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