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夫婦と仲間と北海道ツーリング(4日目)

硫黄山、摩周湖、斜里、知床半島、美幌峠へ

2011.8.6(土)~2011.8.14(日) 走行

8月9日(火)

 4日目はいよいよ北海道、道東観光のメインとなる知床半島へ向かう。秘密基地に荷物を降ろし、今回はキャンプ用具を全て下ろした身軽なツーリングだ。(^^) 朝は秘密基地の在る屈斜路湖に霧が発生していたが、走行中も濡れる様な霧ではなかった。(7:27)

屈斜路湖を出発

 まず向かったのはお約束の摩周湖だ。摩周湖に近づく程標高が高くなり、やがて霧の上に出て頭上には青空が広がった。眼下に雲海が見え、屈斜路湖の一部が見えるという素晴らしい景色を見ながら高度を上げて行く。

 そして摩周湖に到着した。(7:33) 摩周湖の湖面には霧が掛かっていたが、湖面も見えていて素晴らしい景色だった。

摩周湖

 この北海道ツーリングに出発する数日前、TV番組で摩周湖の霧が太平洋から遥々釧路湿原を越え、霧が掛かると言う番組を見ていた為、この霧を見た時はその番組を思い出しながら感慨深げに見る事が出来た。

摩周湖の霧

 湖面も見え、霧も見え、今迄数回来た中では一番魅力的な感じがした。

摩周湖の霧

 この霧も見る内に徐々に晴れてきている様な気がする。

摩周湖

 下の写真は摩周湖の駐車場。この時間帯(7:38)では駐車場にバイクや車の姿は無い。

摩周湖の駐車場

 摩周湖から山を下り、次に向かったのは硫黄山だ。めぐは火山などの風景が好きなので、楽しみにしていた観光スポットの1つだ。ちなみに私も何度ここに来ても飽きていない。(^^)

硫黄山

 この時の硫黄山はとても空いていた。殆ど人が居ない状態。

硫黄山

 その分ゆっくりと見学する事が出来た。下の写真でもまったく人影が見られない。

硫黄山

 硫黄山を見学した後は、斜里方面へと向かう。(8:45) 途中、宇宙展望台と言う場所に立ち寄った。ちなみに下の写真の長い階段を上った訳ではない。(^^;)

宇宙展望台から見た景色

 この展望台には「21世紀の鐘」なる物があった。勿論「カ~ン」と1回鳴らしてみた。

21世紀の鐘

 そして毎年恒例となっている斜里の「海まで延びるように見える直線道」へ到着。お約束の写真をMk73さんに撮影して貰った。(9:02)

海まで延びるように見える直線道

 ボルドーさんも記念撮影。(^^)

海まで延びるように見える直線道

 その後は知床半島方面へと向かうが、ここでもMk73さんの案内で、「地平線まで続く道」に到着する。(9:34) ここには小型の観光バスも来ていた。

地平線まで続く道

 下の写真は知床半島の国道334号線を走行中に撮った写真。ボルドーさん(K1200GT)も気持ち良さそうに走行中。

国道334号線を走行中のボルドーさん

 こちらはMk73さん。(R1200RT)

Mk73さんとR1200RT

 オシンコシンの滝に到着。昨年は災害のため遊歩道を上れなかったが、今年は綺麗に整備され上れる様になっていた。

オシンコシンの滝

 暑かったこの日も滝に近づくととても涼しい。(^^)

オシンコシンの滝

 次は知床五湖へ向かう。

 知床五湖の駐車場前は長蛇の列だった。しかし、バイクの駐車スペースは空いていたので係員の誘導で渋滞に並んでいる車を横目に駐車する事が出来た。

 そして知床五湖の木道(遊歩道)を歩く。

知床五湖

 知床五湖の木道からは鹿の姿が多く見られた。残念ながら熊の姿は見れず。(^^;)

鹿

 暑いせいだろうか?鹿も水の中に入っている。

湖の中に鹿の姿が・・・

 下の写真はボルドーさんに撮って頂いた写真。

知床五湖にて

 知床五湖を見学した後は知床峠へ走行。天気は晴れ。羅臼岳も良く見えた。

羅臼岳

 羅臼側は霧が出ていた。下の写真は知床峠から見た羅臼側の写真。

知床峠から見た羅臼側

 知床峠からは再びウトロに戻り、食事をする為「一休屋」へ立ち寄る。(12:24)

一休屋

 店内はこんな感じ。私達は比較的早く席に座れたが、直ぐに混雑しだし、並んでいる人が料理が出来る時間や席の空く時間、観光船の出航時間などを気にする人が多かった。諦めてお店を出て行く人も多かった。

混雑する店内

 このお店。観光ガイドに掲載されているためか、かなりのお客さんが来ていた。私とめぐが食べたのは「ほっけ定食」。

 食事後は斜里の街に戻り、土産屋を見たりした。

 そしてここからはMk73さんは夕食のバーベキューの準備で先に秘密基地に帰った。ボルドーさんと私達は網走の能取岬に行ってみようと言う事になり国道244号線を進んだ。しかし、思っていたより交通量が増加。渋滞は無かったものの今迄の走行ペース程はペースが上がらず、道の駅「流氷街道」で休憩した。

 ここで食べたのが「流氷ソフト」。私はとても美味しいと感じたが、めぐは「普通」との感想だった。(^^;) ちなみにこの流氷ソフトは青みがかった色でソーダ味だった。

流氷ソフト

 道の駅「流氷街道」に立ち寄った事もあり、時間がかなり押してしまった。(爆) それでも道道76号線を走行し、能取岬へ到着する。(16:04) 下の写真は能取岬の灯台の写真。

能取岬

 能取岬は結構断崖絶壁であった。下の写真は崖の上から海を覗き込んだ時の写真。海水の透明度が高く綺麗だった。

能取岬

 せっかくなのでここでバイクの写真を撮る。

能取岬

 こちらはやっと荷物の無い写真を撮れたK1600GTL。(16:12)

能取岬にてK1600GTL

 その後、国道39号線で美幌の街を経由し、大きなスーパーマーケットで食材や翌朝の朝食にする食料などを購入。国道243号線で美幌峠を越えて屈斜路湖の秘密基地に到着した。美幌峠を越えると、私としては初めて美幌峠から屈斜路湖の美しい景色を見る事が出来た。今迄ここに来た時は、美幌峠はいつも霧がかかっていて、この峠から屈斜路湖を見られたのは初めてだったのだ。

 ボルドーさんもこの景色が見えたとたん、「おぉ~!」と言う言葉が出た。とても感動したそうだ。

秘密基地でバーベキュー

 秘密基地に到着したとたん、かなり強い雨が降ってきた。ギリギリセーフだった。何と言うラッキー!(^^)v 

 そして直ぐに夕食の準備となる。着替えをしてから焼肉ハウスに入る。するとMk73さんの奥様と今回初めてお会いする事が出来た。そして息子さん(バル1400さん)とは能登半島ツーリング以来の再会となり、バル1400さんのご家族の方とは昨年の夏以来の再会となった。そして皆でバーベキューを楽しんだ。

焼肉ハウスでバーベキューを楽しんだ

 バーベキューを食べだすと外の雨足は強くなり、かなりの本降りとなった。そして焼肉ハウスの前には野生の黒いウサギがピョコピョコと歩いて来た。我々の気配を雨音が消しているらしく、比較的近くで遊んでいる姿をしばらく見る事が出来たのだ。

 Mk73さんも野生のウサギの姿をこの場所で見たのは初めてだったらしい。その後は車に乗って温泉に行き、これで早くも4日目が終わった。

 つづく

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