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夫婦と仲間と北海道ツーリング(5日目)

妻の北海道ツーリング最終日、飛行機で一足早く東京へ

2011.8.6(土)~2011.8.14(日) 走行

8月10日(水)

 この日今回の北海道ツーは仕事の関係で妻(めぐ)にとっては最終日となる。残念ながら夜には女満別空港より一足先に飛行機で東京に帰る予定だ。この5日間でめぐの希望であった小樽観光、イカ刺、とうもろこし、知床半島、摩周湖、硫黄山、ほっけ定食等など、順調にこなしてきたものの、まだ達成していないのが「釧路湿原」、「かに」、「スープカレー」だ。

 そこでまずは釧路湿原へと向かう。しかしその途中、見晴らしの良い高台へ立ち寄った。しばし休憩する。(7:53)

展望台より

 本日の天気も晴れ。安定している。・・・と言うか、既にとても暑いんですけど・・・(^^;) それもその筈、実は釧路は100年振りの猛暑だったそうで、今年の北海道はとても暑かったのだ。(爆)

展望台

 そして次は釧路湿原の見えるPAに立ち寄った。(8:50)

釧路湿原

 眼下には釧路湿原が広がっている。

釧路湿原

 ここにはハマナスの花が咲いていた。とても綺麗だ。

 実はこの後しばらく走行した後、Mk73さんと一旦別れ、ボルドーさんと私達はMk73さんのご自宅とバル1400さんのご自宅へと向かった。Mk73さんのR1200RTは2週間の東北ツーリングをこなしていた為、フロントタイヤの消耗が激しく、カーカスが見えていたのだ。その為急遽フロントタイヤの交換をしにタイヤ屋さんへ寄り道する事となったのだ。

 ボルドーさんと私達の3人は、バル1400さんとMk73さんのご自宅へと向かい、バルケッタで迎えに来てくれたバル1400さんと合流。そして素晴らしい立派なご自宅に到着。勿論写真の掲載はしないが、とても羨ましいご自宅を拝見し再びMk73さんの奥様とバル1400さんのご家族と再会した。

 ここでしばらく雑談、Mk73さんをお待ちしたのだ。

 ところで、今回の北海道ツーリングは例年よりも気温が高く、アブの異常繁殖とも思える程アブに悩まされた。毎日ツーリングを終えるとシールドや車体に付着した虫を拭き取っていたが、屈斜路湖から釧路まで走行するだけで下の写真の様にアブが無数に付着する。

K1200GTに激突死したアブ

 上の写真はK1200GTに激突死したアブ。ウィンカーに挟まっている。(爆) 下の写真はやはりK1200GTのグリル内。毎日何回も掃除する必要があった。

 とにかく1日1台あたり何百?何千?匹のアブや蝶を殺しているのか?と・・・ 考えるだけで恐ろしい。(--;)

 さて、Mk73さんもフロントタイヤを交換し、合流して再出発となった。釧路湿原道路を通り、釧路湿原の景色を楽しみながら走行する。釧路本線の踏切では電車の通過にも遭遇した。

釧路本線

そして国道44号線沿いの「馬場商店」に立ち寄る。ここで花咲がにを食べる事になった。

馬場商店

 ん?ここは一昨年大貴と一緒に来た時も立ち寄った覚えがあるお店だ。

馬場商店

 さて、お店の中に入ると花咲がにがご覧の様に一杯茹で上がっていた。

 ちなみに丁度花咲がにを茹でるところも見学する事が出来た。下の写真はまだ活きている状態の花咲かにだ。

 まだ活きている花咲がに。まだそれ程赤くないが・・・。

 こんな釜で一気に茹で上げていた。すると一気に花咲かにが鮮やかな赤色に変わっていくのが見えた。

 ボルドーさんは最後まで丁寧に食べていました。相当なかに好きと見た。(笑)

 実はボルドーさんの出身地はこの厚岸だった。それゆえかにの食べ方も上手なのだろう。そこで久し振りにこの地に来たボルドーさんは厚岸市街を懐かしそうに走行し、見学した。その後道の駅「厚岸望洋台PA」へと向かう。

厚岸望洋台PAからの景色

 ここではレストラン「コンキリエ」に入った。(11:41)

 私が食べたのは、先程花咲かにを食べたばかりにも関わらず、「かにの釜飯」(1,260円) 結構美味しかったです。

「かにの釜飯」(1,260円)

 めぐは「豚のジンギスカン丼」(980円)を食べた。

 食後にはコーヒーを飲みながらゆっくりまったり雑談をする。下の写真は道の駅「厚岸望洋台PA」を出発時にめぐに撮って貰ったもの。(12:37)

道の駅「厚岸望洋台PA」にて

 厚岸からは道道123号線を走行し、霧多布を目指して走行する。走行中はこんな景色。少し雲が多めだ。

道道123号線を走行中

 そして、Mk73さんのご友人宅に立ち寄る。一昨年も頂いた昆布を今年も頂いた。これ、本当に美味しいんです。(^^) 嬉しいお土産になりました。(嬉)

次に立ち寄ったのが「琵琶瀬展望台PA」。下の写真は太平洋側の写真。

琵琶瀬展望台PA

 そしてこちらが霧多布湿原側。素晴らしい景色だ。

霧多布湿原

 ここではやはりTV番組で紹介され、飲んでみたかった小松牛乳のコーヒー牛乳を飲む事が出来た。(^^) この小松牛乳はあのハーゲンダッツのアイスクリーム原料として有名であり、ここ浜中でしか飲む事が出来ないコーヒー牛乳なのだ。

 次は霧多布岬に到着。(13:51)

霧多布

 ここでは少し散策してみた。

霧多布の断崖絶壁

 昨年はこの地に娘のひかり(次女)と車で来たのだが、その時は悪天候でとても寒く、ひかりはダウンを着るほどだった。しかし、今回はそんなに涼しくない。視界も良く、霧に包まれた昨年とは大分印象が違っていた。

霧多布

霧多布

霧多布

霧多布

 霧多布を見学した後は、またまたボルドーさんの親戚が居るとの事でMk73さんと私達は道端で小休止。ところが、先程まで涼しかったのが数百メートル内陸に走っただけで気温は急上昇した。いやいや、これは本当に暑かった。

 本来なら納沙布岬や野付半島も行く予定だったが、時間が押してしまったため断念。中標津へと向かった。中標津への道はMk73さんの後を必死でついていった為詳細は判らない。とにかくあまりメジャーな道ではないところを激走していたに違いない。

 給油を済ませ、スープカリーのお店「木多郎」へ到着したのは15:30過ぎだった。しかし、木太郎のお店の開店時間は17:30からだった。しかし、Mk73さんはご友人関係であるため電話にて連絡し、何と特別にお店を開けてくれたのだった。(感謝)

 そう、このまま開店を待っていたら飛行機に間に合わなかったのだ。木太郎さんとMk73さんのお陰で無事食べる事が出来たのだった。めぐも大喜びだった。

木太郎のスープカレー

 ちなみにこのカレー、お土産用のレトルトパックも売られていたため、お土産として購入。ひかりも後日東京で食べて大満足だったのは言うまでもない。(^^) 「また行く!絶対行く!」と早くも宣言していた。

 食事後、ゆっくりしている間にボルドーさんはまたまたこの中標津の親戚宅へ。そしてついでに洗濯をしにコインランドリーへと行く。Mk73さんと私達はそろそろ時間も無くなって来たので屈斜路湖の秘密基地へ先に帰る事にした。

 Mk73さんと私達は、少し急いで屈斜路湖へと向かった。しかし、その途中、空模様が怪しくなり雨がポツポツと降ってきた。ん~・・・最後の最後に降られてレインスーツを着るのかな?とも思ったのだが、その先の空は明るい。そこでバイクのスクリーンを最大に立ててそのまま一気に走り続けた。

 すると雨はあっと言う間に止んでしまい、結局ヘルメットのシールドが濡れた程度でかわす事が出来たのだった。その後も数回同じ様な場面が有ったが全てセーフ。奇跡的に濡れずに帰れたのだ。ちなみに弟子屈と屈斜路湖の間は直前にかなりの大雨が降ったらしく、路面にはかなり大きな水溜りが出来ていたのだ。

 秘密基地に到着し、しばらくすると大雨が降ってきた。まさにマジック。昨年も私とひかりが網走刑務所の博物館に寄ってから帰った時、一足早く帰ったMk73さんは雨に降られたが、私とひかりは濡れずに帰れた事があった。今年はまた、私達夫婦とMk73さんはレインスーツを着なくて帰って来れたが、別行動となったボルドーさんは雨に降られ、レインスーツを着て中標津から屈斜路湖まで帰って来たそうだ。(^^;)

 秘密基地に戻ってから、飛行場に向かうため荷物を整理し支度をする。めぐのヘルメットやライディングスーツ等は全て宅急便で送る。Mk73さんの車に乗り、連絡の取れないボルドーさんには留守電とメールで連絡を入れ、女満別空港へと向かった。

 そして無事女満別空港に到着。めぐを見送った後、美幌市内の黒ネコヤマトにて15kg × 2個口の計30kgの荷物を送り、秘密基地へと戻った。ちなみに飛行機に乗るめぐの手荷物には、昆布を頂いた漁師さんから頂いた獲れたての秋刀魚や、秘密基地で茹でたばかりの花咲がにが・・・。(^^) そそ、目標としていた観光、食は全てをこなした。完璧である。(^^)v

 美幌峠に向かう途中、めぐの乗る飛行機が着陸するのが見えた。そして美幌峠ではキツネを3匹程見掛けた。

 こうしてめぐは無事、北海道ツーリングを終えて一足先に東京に帰ったのであった。そして秋刀魚や花咲がにはとても美味しかったと後日メールが届いたのであった。

 つづく

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