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北海道ツーリングの心得
本当に知りたかったプチ情報?!
2011.3.21 UP DATE
北海道は自然豊かな雄大な景色は勿論の事、美味しい食べ物や、バリエーション豊かな道も多く、大型ツアラーからオフロード車まで楽しめるライダーの憧れの地であることは言うまでもありません。
都心からのツーリングでは、いつも大渋滞との格闘ですが、北海道では渋滞も殆ど無く、とにかく走っていて気持ち良い。すれ違うライダー同士の挨拶も自然に多くなる場所なのです。
日頃バイクツーリングを楽しんでいる方なら、いつかは北海道を走ってみたいと思う方が多いのではないでしょうか? 私も北海道は大好きなツーリングスポットであり、可能なら毎年欠かさずツーリングに行きたいと思っています。
しかし、実際に北海道を走ってみると良い事ばかりではありません。自然に恵まれているがゆえに勿論厳しい状況にも多く遭遇します。
これから北海道に行く計画を立てる方、既に予定されている方も多いかと思いますが、心得として是非知っておいた方が良いと思う事、必ず準備すべき事を私の経験をもとに思いつくまま記述してみました。 このページをご覧になった方へ、少しでもお役に立てればと思います。
ヘルメットのシールドは必須です!
北海道と言えば直線道路や牧場の広がる雄大な景色。 そしてその中をひたすら走る爽快な走り!とイメージしますが、現実は鼻を突く牛糞の香ばしい香りと、小さな甲虫類の顔面激突もある事を忘れてはいけません。(^^;)
バイクに大型スクリーンを装備していない種類のバイクの場合には、ヘルメットにシールド装備は必須です。
もしシールド無しで走った場合は間違い無く顔に甲虫が刺さります。これ、結構痛いですよ~!(TT) 私も甲虫の足先の尖った部分が顔に刺さった事がありました。orz・・・
それからゴーグルだけ着用し走行する場合はバンダナ等で口の周りをガードするのも1つの手です。口に虫が入ります。 無防備な装備で虫の味を味わいたい方以外は間違っても気分が良いからと言って鼻歌を歌いながら走ってはいけません。(笑)
観光スポット直前にダート有り!
北海道と言えば地平線へと続く直線道路!ビッグマシンに乗って走りを楽しみたい!と大型のロードバイクで行く方も多いと思います。
ところが、北海道の観光スポットは駐車場が不整地だったり、目的地到着直前にダートと言うケースも少なく有りません。
私自身、何も知らず十勝牧場展望台手前の深いジャリダートにキャンプ用品フル積載の超重量級BMW R1200RTで突入した際は、かなり緊張したと共に途中でかなり後悔しました。
北海道では場所によっては誰も通らず、もし立ちゴケしようものなら1人では引き起こせず、途方に暮れたかも知れません。特にツアラー系のバイクの場合、立ち寄りスポット付近の路面状況は事前に十分確認しましょう!
北海道に梅雨は無いと言いますが結構雨降られます!
北海道には梅雨が無いと聞きますが、ツーリングシーズンに北海道へ行ったが、雨に散々降られ続けたと言うエピソードは決して少なくありません。
しかも北海道の雨、私の経験から言うと、一担雨が降り出すと小雨ではなく、どしゃ降りの大雨に遭遇するケースが多かったです。しかも見通しが良いせいか雨・風を非常に強く感じることになり、バイク乗りにとっては非常に辛い場合があります。
短い休暇期間、あそこもここもと一日で長距離を走らなければならない計画を立ててしまった場合、雨の中をひたすら走って移動する事になるが、そこで履いている靴が問題となる。
ゴアテックス内蔵の完全防水系のライディングブーツならまず問題は無いと思いますが、特に防水でない場合はブーツカバーが必要不可欠となる。私も初めて北海道ツーリングに行った時、レーシングブーツを履いていったらブーツの中がグチョグチョに濡れてしまい、大変辛い思いをした経験がある。
フェリーに乗るなら車検証のコピーを手元に準備
フェリーに乗る時の手続きとして、車検証に記載されている内容を幾つか記入する必要がある。
また、場合によっては乗船手続き時に車検証の提示を求められる時もある。そこで、通常シート下に車検証を格納している方は事前にコピーなどを取っておき、直ぐに取り出せる様にしておくと便利だろう。
最悪の場合シート下の車検証を取り出すのに、荷物を降ろさなければ車検証を取り出す事が出来ないとなると大変である。ましてや雨が降っていたりすれば最悪です。
それから乗船時には手荷物として船内に持って行く物と、バイクにそのまま置いていく物とを分けてパッケージすると便利だ。ちなみに航行中はバイクが駐車されている甲板には立ち入る事が出来ない様になっている。
フェリー乗船前に節約派は食料調達。ゆったり派は食事セット券を!
フェリー内では給湯室を利用出来るので、食費代を抑えようとカップラーメンを食べる人が多いです。しかしフェリー内でカップラーメンや食料(お菓子も含む)を買おうとすると結構高いし種類が少ない。そこで乗船前にフェリー乗り場の近くのコンビニで調達するのがお勧めです。
しかし夜間便では乗船時、3食セット券(¥2,000)を購入する事をお勧めします。ゆっくり食事が出来ますし、そこそこ優雅な気分が味わえます。
夕方便だとブッフェスタイルでかなり高額な食事となってしまいますが、3食でこの値段は安いです。
しかもどの食事も美味しい!是非皆さんにもお勧めしたいと思います。(但し、このサービスが何時も行われているかは不明です。事前に確認して下さい。)
夏でも寒い時があります(適した服装は?)
日中炎天下であれば関東とも同じ位の暑さだと思って下さい。さすがに夕方日が暮れだすと急に冷え込むことが多いのが北海道。防寒用のインナージャケットは必須です。
旭川等では日中30℃を超える暑さの日も有りますので、3シーズン用位のジャケット(例:右写真の様なファスナー開閉式のベンチレーション機能で様々な気温に対応するジャケット)がお勧め。ちなみに下の写真は2011年春から使用予定のトレールガードスーツ。
メッシュジャケットだけでは後悔しますよ。普通に走っていても寒い場合も有ります。
ちなみにキャンプをする方やライダーハウスを利用する方はダウン製のシュラフを持参するのがお勧め!化繊の夏用シュラフでは寒くて寝られなかった経験がある。
道内での駐車には注意!
別ページの「サイドスタンド用の板」ご参照。
これはバイクを壊さない為に知っておかなければならない情報で重要です。(^^;)
蚊は居るのか?でもブヨの方が大敵です!
蚊の威力は強力です!最北端の場所でも大群で居ます。でも、本当に気を付けなければならないのはブヨの方です。刺されるとかなり腫れます。(--;)
稚内のキャンプ場「稚内森林公園」でもボコボコに刺されました。蚊避けスプレーや防虫剤などは必ず必要です。勿論刺された時に塗る薬、これも強力な蚊に対抗しては強力な成分の薬を用意しましょう。
但し、ブヨには蚊避けのスプレーは効き目が有りません。是非こちらもご覧下さい。「毒虫対策(蚊・ブヨ等)」
ちなみに北海道では意外と大型の薬局店が見つかります。いざと言う時は現地調達で!
北海道のツーリングレポートを抜粋
2010年8月 | 娘とタンデムで北海道一周キャンプツーリング |
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娘とタンデムで北海道一周キャンプツーリング |
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娘とタンデムで北海道一周キャンプツーリング |
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娘とタンデムで北海道一周キャンプツーリング |
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娘とタンデムで北海道一周キャンプツーリング |
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2009年8月 |
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8泊9日、息子と北海道タンデムツーリング |
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2006年7月 |
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おわり