TOP > ツーリングレポート > 2011 > 3日で1,825km走行のタンデムツーリング(2日目)

3日で1,825km走行のタンデムツーリング(2日目)

出雲から鳥取砂丘、伊根の舟屋へ

2011.9.22(木)夜~9.25(日) 走行

鳥取砂丘にて

鳥取砂丘前で記念撮影!

目指すは鳥取砂丘

 2日目の朝を迎えた。早朝5時頃一旦目が覚めるが2度寝し、6:30頃起床する。前日の超ロング走行&観光にも関わらず、既に数人の親父達は近くの海岸などに徘徊を始めていた。(笑)

 7:30に朝食となり、食後はのんびり出発仕度を開始、民宿前で記念撮影をしてから出発した。(8:30) 民宿のおばちゃんに温かく見送られながら鳥取砂丘を目指して走り出す。

民宿「白砂」前にて

 前日夕日を眺めた稲佐の浜前を通過し、国道431号線で山陰自動車道の出雲ICを目指して走行する。高速道路を乗る前にガソリンスタンドで給油するが、何とハイオク用の給油機はお店の片隅に1台のみしかない。(^^;) 我々のバイク5台全てがハイオク仕様なので給油にはそれなりに時間が掛かってしまった。

ガソリンスタンドにて給油

 給油を終えると山陰自動車道を利用し鳥取砂丘を目指して走行する。山陰自動車道は片側1車線の対面通行区間が多い路線だが、交通量が少ないので快適に走行出来た。しかし、対向車線は出雲大社を目指して走行する車か?多少車の量が多かった。

山陰自動車道

 山陰自動車道は途中無料区間や国道9号線のバイパスと継ぎ接ぎ感覚のルートとなる。徐々に交通量も増えてきて、ゆっくり低速走行する車に道を阻まれペースは徐々に落ちてくる。そして道の駅「大山恵みの里」に到着。ここで休憩する。(10:11)

道の駅「大山恵みの里」

 道の駅「大山恵みの里」を出発すると国道9号線は時折海岸線を横目で見ながらのルートとなる。そしてとうとう浜村温泉手前から渋滞に巻き込まれだし、バイクの機動力を発揮させる事となった。

 そしてお昼の12時頃にやっと鳥取砂丘に到着する。 鳥取砂丘付近の路上は満車となった駐車場への待ち行列の車で大渋滞であったが、バイクを停められる駐車場には直ぐに入る事が出来、何とか狭いながらも無事バイクを停める事が出来た。

鳥取砂丘での駐車

鳥取砂丘で待ち合わせ

 鳥取砂丘に到着すると、今回ここで合流する予定の関西組の絶壁さん(BMW R1200RT・DOHC)に連絡を取った。すると絶壁さんは途中通過してきた道の駅「神話の里白うさぎ」に居たそうで、慌ててこの砂丘へと向かう事となった。待つ事約10数分、絶壁さんも無事合流した。(^^)

絶壁さんと合流

 絶壁さんが合流し、いよいよ鳥取砂丘の見学である。最初は砂丘を歩こうとしないメンバーも居たが、みんなが歩いて行くので仕方なく歩き出した様な感じ。

鳥取砂丘

 砂丘は高い所で約50m弱の高さがある。(^^;) 体力の衰えだしている私達親父達には厳しいが、きっと日頃の運動不足の解消には役立つ筈。あっ、そう言えば昨日も出雲大社の往復でかなり歩いたっけ。(笑) それでも砂丘を上りきるとその先には素晴らしい景色が待っていた。やはりここまで来たのだからやっぱりこの景色を見なくては!海の青さが美しく水平線もクッキリ見えて地球が丸い事を感じさせてくれる。

鳥取砂丘の景色

 ちなみに鳥取砂丘の駐車場の一角にはこの様なサンドアートも展示されていた。

サンドアート

 丁度お昼時だったので、近くにあるレストラン(SUKATTO)で食事をした。私が食べたのはこれ。とても美味しかったです。名前は忘れましたが1,100円でした。

レストランSUKATTOにて

 あかりはこちら。キッシュに蟹のグラタンが付いている料理。(1,100円) そして2人共ミックスジュース(550円×2)を飲んだ。

蟹のグラタン

 隣では3人共まったく同じカツサンドを食べていた。テーブルの上には懐かしい「ルーレット占い」が置かれていた。昔は喫茶店で良く見掛けましたが、最近では久し振りに見ました。(13:40)

懐かしい「ルーレット占い」が置かれていた

ジオパークを満喫!

 鳥取砂丘を堪能し、お腹も一杯になったところでお土産屋さんをチェックしてから絶壁さんに先導して頂きながらジオパークと呼ばれる海岸線の道を丹後半島を目指して走行する。美しい景色を見ながら走り応えのある道を快走する。

 下の写真は途中で休憩した時の写真。

休憩中

 丹後半島までの距離はなかなかのもの。そこそこのペースでとにかく走り続ける。関西在住の絶壁さんが先導し、色々と案内してくれながら走るので、走りながらも観光気分も味わえる。(^^)

丹後半島へ

 後ろのメンバー、osamuさんは長時間の走行によりお尻が痛いらしく、スタンディングで走行する場面も・・・。

丹後半島へ

 徐々に太陽も傾き始め、地面に映る影も長くなっていく。取りあえず目指すは伊根の舟屋。何とか暗くなる前に到着したいところ。途中、崖崩れのために走行出来なかったルートもあり、その分ショートカットは出来たのだが・・・。下の写真は既に17:18頃の写真。

 そして何とか暗くなる前に伊根の舟屋に到着した。(17:54)(^^;)

伊根の舟屋

 この景色は雑誌やTVなどで見た場所。是非実際に見てみたいと思っていたがこれで達成した。(^^)

伊根の舟屋

 下の写真、自宅で釣り糸をたらして釣りをしている風景。自宅に居ながらして海釣りが楽しめるとはいやはや羨ましい。

伊根の舟屋

天橋立ユースホステル

 伊根の舟屋を出発すると直ぐに辺りは真っ暗な夜の景色に変わった。バイクのナビゲーションシステムではこの舟屋からこの日の宿泊予定である「天橋立ユースホステル」までは18kmだった。

 翌日は日曜日なのでガソリンスタンドの営業時間が不安だったので念のため途中のガソリンスタンドで給油する。もう、ここからは目と鼻の先程の近さである。

 ところが・・・ 実はここからが大変だったのだ。ナビの案内通りに路地に入ったのだが、その先が行き止まりとなってしまった。仕方なくバイクを停車させ相談していると近所のおばさんがわざわざ自宅から出てきて案内をしてくれた。何と言う親切な方だろう。お礼を言いながら教えて頂いた方向へと走行する。

 すると今度は急坂へと出るT字路に出た。ここはボルドーさんが先陣をきって突き進み、その先にやっとユースホステル(YH)を見つけたのであった。YHを見つけたとの無線での合図から、私も狭くて急坂である真っ暗な細道を上がって行ったのだが、何と急坂の途中で前が詰まった。何と坂道の途中にバイクを駐車しなくてはならない程既にバイクが駐車されていたのであった。

 こんな坂の途中でバイクを駐車しなくてはならないのか?と正直焦る。しかしその後一番奥の方の平らな所に何とか私のバイクは停める事が出来助かった。他のメンバーも皆で協力しながら何とかバイクを安心して駐車する事は出来たが、正直、翌朝の出発時はどうやって方向転換しようかと悩みそうな感じであった。

 夕食は7時過ぎからとの事で、夕食前にお風呂に入る時間的な余裕は無かった。部屋に入り荷物を運び、ライディングスーツを脱いでから直ぐに食事となった。

 天橋立YHでは夕食に特別料理として刺身の盛り合わせを予約しておいた。下の写真がそのお刺身だ。(2人前 1,500円)

 そしてこれがYHの夕食。う~ん 正直前日宿泊した民宿の方が内容が良かった。(^^;) ま、こちらの方のお値段の方が安いので仕方がない。私も前日は飲まなかったビールを一口飲み、楽しい夕食が始まった。

YHの夕食昨夜とは違い、皆元気である。osamuさん達のビールの消費も自然と本数が多くなって行くのであった。

ビールが旨い!とosamuさん

 食後もかなりの時間、食堂で雑談をしていたが、その内サッカーゲームなどで遊びだす。

サッカーゲームで盛り上がる

 私もあかりと対戦してみた。こんな遊びもYHならではの体験であろう。

サッカーゲームで盛り上がる

 ボルドーさんとogmさんはビリヤードやら・・・

ビリヤード

 オセロゲームまでも楽しんでいた。(笑)

YHを満喫する2人

 こんな感じでこの日もまた楽しい1日を過ごしたのであった。

 つづく

このサイトのTOPへ