TOP > ツーリングレポート > 2012 > 新東名で行く、渥美&知多半島日帰りツーリング
新東名で行く、渥美&知多半島日帰りツーリング
フェリーを使わず一般道で半島を周遊
2012.6.10(日) 走行
7ヶ月振りの夫婦タンデムツーリング
本来なら山の景色を見に行きたいと言う妻(めぐ)のリクエストに応えたかったのだが、今年もついに梅雨入りして山間部は生憎の空模様の予報。そこで今回は少しでも天気の良さそうな愛知県の渥美半島と知多半島を目指し、私自身初走行となる新東名高速道路を利用する事となった。
早朝4時に起床し、4:50には自宅を出発した。雲は多いながらも雨は降っておらず、取りあえず私はレインウェアを着ず、めぐは雨と言うより寒さ対策としてレインウェアの上着のみ着て出発した。
用賀IC手前のガソリンスタンドで給油してから東名高速道路を走行。
何時も立ち寄る海老名SAはそのまま通過しノンストップで御殿場を通過、新東名高速道路に入った。殆どの車が新東名高速道路に吸い込まれていく。(^^;) 東名高速道路をそのまま走行する車両は周りにはいなかった。(爆)
新清水JCT付近まではレインウェアが要らない位の霧雨に一瞬遭遇したが、静岡SA手前で晴れ間が広がった。早朝出発のお陰で高速道路はガラガラ状態。久し振りにクルーズコントロールをONにして道路の真ん中をひたすら走行した。
さて、初めて新東名高速道路を走って感じた事は、交通量も少なかったお陰もあるがとにかく走り易い。カーブが少ないだけでなくアップダウンも極力少ない感じだ。しかしその反面、唯ひたすら真っ直ぐの道を走り続けるのみと言う感じで単調だ。(^^;)
高速道路を走り出して最初の休憩はNEOPASA静岡に立ち寄った。ちなみにNEOPASAとは「新しさ」を意味する”NEO”と”PA、SA”を組み合わせたものらしい。しかし、バイク専用の駐車スペースはそんなに広くない。要改善と強くNEXCOに言いたい。
ここではパン屋さん(アンデルセン)でパンを購入して朝食とした。 う~ん・・・ パンは美味しいのだがここのホットコーヒーが1杯350円と言うのは高い。それにパン屋さんが朝7時開店は遅い気がする。せめて6時頃から営業して欲しい。
それにもう1つ。私はNEXCOのクレジットカードを利用しているのだが、このカードを利用した支払いで待たされる事が多いのが非常に不満である。NEXCOのカードをSA等で利用する為に持っているのに、会計処理に慣れていないショップ(店員)が多いのだ。今回も例により5分以上待たされた。(怒)
朝食を食べ終え出発する。結局この後は現在の新東名高速道路の終点となる浜松いなさJCTで三遠南信自動車道へ。そして東名高速道路に入ると東京方面に少し走り、浜松西ICで高速を下りた。
下の写真は浜松西ICを下りた時に撮った写真。名古屋方面(写真右方向)は晴れているが、静岡方面(写真左方向)は雨雲が掛かっている。
浜名バイパスを走行。青空と海、そして白い雲、とても気持ち良く走る事が出来た。(^^) そして定番の立ち寄り場所でもある道の駅「潮見坂」に立ち寄った。
道の駅「潮見坂」ではお土産にとキャベツや新玉葱、切り干し大根等を購入。そして安かった苺も1パック購入し、食堂の手洗い場で苺を洗い、外にあるテーブル席で食べる事にした。(^^;)
そして食べた苺がこれ。結構大きくて綺麗な色だった。甘さはこの時期ゆえさすがに控えめだったが美味しかった。
苺を食べ終えると渥美半島の目的地である「うおすみ」へと向かった。
「うおすみ」には11:15頃到着する。私は前日にお店に連絡を入れ予約を取り、地魚ランチ(1,890円)を予約しておいたのだ。(^^) お店の前は自動車は駐車禁止だが、バイクは駐車OKとの事。
この時点で結構気温が上昇。初夏を感じさせるほどの暑さで寒がりのめぐもジャケットの中に着たトレーナーを脱いでいた。
さて、料理の方はこのお店の定番、「地魚ランチ」。まずはお刺身から頂く。お刺身の内容は種類が多くそれぞれの食感や味の違いを満喫。
カサゴの煮付けも付いている。
大ハマグリ。本当に大きくて食べ応え十分。
最後のデザートは黒蜜の掛かったプリンで締めとなった。約1時間、お座敷でゆっくり食事を楽しんだ。
食事後は伊良子岬には向かわず、一般道で知多半島の常滑を目指して走行する。国道259号線を走行し国道23号線へ。
そしてここで寄り道をする。母方の祖父・祖母、従兄弟のお墓参り。なかなか行けない場所なので立ち寄れて良かった。
そして暑かったので近くのコンビニで水分補給をしてから再出発した。下の写真は先にコンビニに向かっためぐが撮った写真。
この頃の時間帯はとにかく暑かったのだが、更なる試練が私達を襲う。渋滞だ。(--;) 場所は蒲郡駅前の道路。この渋滞は大渋滞と言うよりも交通マヒと言える。しばらくは我慢していたが、さすがにバイクの機動力を発揮させて前に出る事にした。あっ!勿論イエローカットはしませんでしたよ。(本当です)
常滑への道中はとにかく時間が掛かりました。途中では地元の暴走族にも遭遇。抜いてきました。(^^;) 常滑には15:50頃到着。バイクは陶磁器会館の有料駐車場(300円)を利用。
ここからは「やきもの散歩道」Aコース(約1.6km)を散策します。下の写真は陶磁器会館前のポストの上の作品。
この散歩道はとにかく坂が多かった。まずは上天の坂を上る。土管の土留が家の基礎となっている。
下の写真は見学した窯の中。
この常滑には古い建物と近代的な新しい建物が立ち並んでいた。
とにかく道が狭い。そして坂が多い。一歩間違えれば家と道路との隙間に落ちてしまいそう。そもそも生活道路でもあるが、大型バイクでは通行が厳しいと思う。と言うか、私には無理!
下の写真はデンデン坂。写真に写っている親子が覗いている焼酎瓶の穴の中には何だか意味不明なミニチュアが入っていた。う~ん、期待外れ。この場所もそうでしたが、常滑・・・ 少し観光的に残念な感じもありました。(^^;)
とにかく常滑はこんな道が多い。きっとこの街に住むだけで毎日健康的な運動が出来てしまう感じに思える。
めぐはあちこちのお店を積極的に見て回ったが、今回は残念ながら収穫が無かった様だ。
登窯。この常滑の「やきもの散歩道」での見所の1つだ。
10本もの煙突が並んでいるのは日本でもここだけとか。常滑のシンボル的なもの。
下の写真はこの登窯を上から覗いたところ。
めぐは半袖だったにも関わらず、蚊に刺されたのはまた私だけ・・・。(爆)
そそ、常滑は招き猫で有名だそうだ。
こんな風に何処もかしこも焼物だらけ。(^^;)
日曜日の17:00と言う時間でも、観光客の姿はそこそこ見掛けた。
高台の上から見た街並み風景。煙突が所々に見られる。
陶磁器会館に戻ると、既に会館は閉館していた。(17:10) せめて18時迄は営業していて欲しかった。
さて、そろそろ帰らないと・・・。
この後、半田中央ICから知多半島道路に乗り、伊勢湾岸自動車道へ。そして刈谷PAに立ち寄り温泉に入った。PA内のえびせんべいの里でお土産も購入。
日帰り温泉施設「かきつばた」の湯にゆっくり浸かった後はPA内で夕食とした。私が食べた肉巻きおにぎり。
めぐが食べた手羽先。
そして2人で食べた天むす。
結局帰りも雨に降られることは無く、新東名高速道路を利用して帰宅。最後は海老名SAで最終休憩。この最後の休憩が無ければ午前0時前には帰れたのだが、ここに立ち寄った為に帰着時間は0:20頃となった。そして到着後には夜中にも関わらずきちんと洗車も行った。(^^;)
本日の走行距離、787.4km。やはり渥美半島から知多半島はフェリーがお勧めですね。(爆)
おわり