TOP > ツーリングレポート > 2015 > 2015GW東北キャンプツーリング(2日目)

2015GW東北キャンプツーリング(2日目)

気の向くまま走りと景色を楽しむ1人旅、下北半島を満喫

2015.5.1(金)~5(火) 走行

5月3日(日)

 大間崎のキャンプ場は快適でしたが、前日の寝た時間が早かったせいか、夜明け前4時位には目が覚めました。(笑) 明け方はやはり寒かったです。朝の大間崎は霧に包まれました。テントのフライシートが濡れるほどでは有りませんでしたが、視界は悪かったです。そして改めてキャンプ場を見渡すと、結構な数のテントが何時の間にか張られていました。

大間崎キャンプ場

 ところで、今回私が持って行ったテントはこちら。OGAWAキャンパルのステイシーⅡです。これなら例え雨が降ってもインナーから撤収する事が出来ますし、くつろげる前室も広いのが特徴です。また、暑さ対策として外幕の広い範囲に窓があり、メッシュにも出来ます。しかし、難点は総重量が重い事。収納時の袋の大きさもそれなりです。でも、ソロでタープを張らないキャンプツーリングには最適ですね。古いテントですがまだまだ現役で頑張ってます。(^^)

OGAWAキャンパルのステイシーⅡ

 朝食は勿論ここで食べました。水場施設内のテーブル席です。ここには椅子もテーブルも有って本当に便利ですね。

水場施設内のテーブル席

 朝食はまずはカップラーメンからです。明け方は冷え込むだろうと予測し、温かい食べ物で身体を温めようと思っていました。これ、正解でしたね。朝の5時前からカップヌードル(138円)を食べてしまいました。

カップヌードル

 そしてカップラーメンだけでは物足りないだろうと思って買っておいたソーセージ入りのドーナッツ(138円)です。珈琲を飲みながら食べました。

ソーセージ入りのドーナッツ(138円)

 食事が終わってから、またテント内に戻りツーリングマップルを見ながらこれから何処に行くか検討しました。そして検討した結果は下北半島を反時計回りに走行し、仏ヶ浦などに立ち寄る事にしました。そしてテント等を撤収し、バイクへの積載も完了したのは6:30頃。まだ周りの人は寝ている様で静かでしたね。

 昨夜一緒に雑談していたSさんが起きて来ました。Sさんも撤収を始め、しばし雑談。

スーパーシェルパ

 こちらがSさんです。

Sさん

 乗られているバイクはRVFと言うバイクでした。シート形状がタイトなだけに、荷物を積むのが大変だそうです。

RVF

 7:15頃、大間崎を出発しました。走り出すと余計空気がひんやり感じます。

霧に包まれた大間

 走り始めて5分も経たない内に霧が晴れました。大間崎の先端部分だけが霧に包まれていたようです。(^^;)

急に霧が晴れました

 右手に青い海を眺めながら走行します。

国道338号線

 最初は開けた景色も、徐々に道幅も狭くなります。

国道338号線

出発して20分ほど走ったところ、こんな大きな岩がそびえる景色に遭遇。思わずバイクを停めて写真を撮りました。

大きな岩

 この後、まるで西伊豆の県道17号線を走っている様な感じと同じ様な道が続きますが、交通量が少なく、車が道を譲ってくれるので気持ち良く走れました。しかし、途中で路上に居る猿とも遭遇。こちらもビックリしましたが、猿もビックリしてましたね。ツーリングマップルでは最北のニホンザルは仏ヶ浦までと記載されていますが、実際にはもっと北上しているようです。(^^;)

 そして、仏ヶ浦を眼下に見下ろせる展望台に立ち寄りました。(8:04) 眼下に異様な形をした岩場が見えますね、

展望台からの仏ヶ浦

 展望台からは、少ししか見えませんでした。駐車場にはこんな看板が・・・。下北かるた巡りだそうです。これを見ると「仏ヶ浦は極楽の磯 羅漢、如来が立ち並ぶ」そうです。確かにここから見ても極楽浄土的な景色であることは一目瞭然ですね。

下北かるた巡り

 只今、この辺りに居ます。(^^)

下北半島地図

 そして、仏ヶ浦の駐車場に到着しました。(8:15) しかし、仏ヶ浦の海岸へは少し距離が有りそうなので、クロスカブ乗りの方に声を掛け、往復どれ位時間が掛かるのかを尋ねてみると約40分とのこと。しかし、勾配がきつくて大変でしたとの話を情報を得ます。(^^;)

仏ヶ浦の駐車場

 大変そうですが、やはり行くべきでしょう!(^^)v 出来るだけ軽装になり、早速歩き始めます。最初はこんな感じの道でしたが・・・。

仏ヶ浦の遊歩道

 こんな看板が目立つ所に設置されていました。何かを予感させるような注意看板ですよね。

注意看板

 すると、長い急勾配の階段が現れました。延々と続いています。(爆) 正直、往きは良い良い帰りは・・・ですね。

仏ヶ浦の遊歩道

 でも、階段を下りきって到着すると、そこは明らかに今迄見た事の無いような世界が広がっていました。

仏ヶ浦

 サグラダファミリア聖堂を思い出させる形ですよね。何だかとても不思議です。

仏ヶ浦のサグラダファミリア?

 写真に写っている人間の大きさを見ればその大きさが判ると思います。

仏ヶ浦

仏ヶ浦

 一見、歩き易そうな開けた場所でも・・・

仏ヶ浦

 結構な硬い岩の凹凸があって歩き難い場所も多かったです。それにしても不思議な景色ですねぇ。

美しい海

 海の色も青、青緑にも見えますが、実は透明度が高く深くても海の底が見えます。

美しい海

透明度の高い海

 結局、クロスカブ乗りの方が言った通り、約40分程掛かりましたね。それにしても帰りの階段は私にはきつかったです。日頃の運動不足を実感しました。(^^;) ま、丁度良い運動になったと言うところでしょうか。 仏ヶ浦、下北半島のツーリングの際は、是非見て頂きたい観光スポットでした。

 下北半島周遊でも、仏ヶ浦唐崎の国道338号線(海峡ライン)は海沿いの道から山間部の道へと変わります。道端には雪が残っている箇所も有りましたね。

国道338号線(海峡ライン)

 緑豊かで見晴らしも良いです。

国道338号線(海峡ライン)

 9:25、流汗台と言う駐車帯がある展望台にも立ち寄りましたが、あっと言う間にブヨの大群に囲まれ、慌てて退散しました。

国道338号線(海峡ライン)

 やっと海沿いに出た所が脇野沢と言う津軽半島へ渡るフェリー乗り場が有る場所です。(9:50) 今回は津軽半島には行かないので、小休憩後に出発しました。

脇野沢

 脇野沢からは一転して海沿いの道(国道338号線)を走ります。遠くの方まで対向車が確認出来ます。

国道338号線

 むつ市内のコンビニ(ローソン・むつ文京町店)でゲンコツコロッケ(135円)と珈琲(100円)を購入して小休憩。(10:54)

 さて、次は何処に向かうか・・・と、ツーリングマップルを見ながら検討します。そして、私としては20年振り、バイクでは初となる奥入瀬渓谷を経由し、十和田湖へと行く事にした。しかし、出発して直ぐに思わぬ障害に遭遇する。駅伝大会だ。(--;)

 丁度、ゴール地点付近に居て、しかも先頭を走っていたアンカー走者が走って来た結果、結局全員が通り過ぎるまで待たされる事になってしまいました。(爆)

むつ市の駅伝大会

 やっとアンカー走者が通過し、進むと対向車もご覧の通り渋滞の終わりが見えない位でした。(11:20)

むつ市内の渋滞

 国道279号線(はまなすライン)を南下していると、結構な割合で民家に花などを沢山植えているので目を惹きました。下の写真ではチューリップが沢山咲いていた民家。素晴らしいですね。

チューリップ

 そして、この国道279号線と言えば菜の花で有名です。走っていて菜の花が咲き誇っている場所があったので脇道に逸れてみました。菜の花が見事です。まさに菜の花の香りに包まれてました。(11:54)

菜の花畑

 スーパーシェルパも菜の花をバックにしっかり撮影しました。

スーパーシェルパ in 青森

 国道279号線は直線が多いです。信号も極端に少ないので走り易い反面、スピードに注意です。

国道279号線

 国道4号線で十和田市を経由し、国道192号線で奥入瀬方面へと走りました。そして、国道102号線の奥入瀬渓谷を走行しました。奥入瀬渓谷は流石に交通量が多かったです。

奥入瀬渓谷

 駐車スペースの問題で何度か停車を強いられますが、その分確り景色を見る事が出来、ストレスは有りません。むしろ好都合でした。

奥入瀬渓谷

 奥入瀬渓谷を歩く事はしませんでしたが、バイクゆえ、シールドを開けたまま高い視点で眺める事が出来ました。

奥入瀬渓谷

 14:16、奥入瀬渓谷を抜けて十和田湖を見下ろせる展望台(勝湖台)に到着しましたが、残念ながら少し曇り気味でした。この日のキャンプはこの十和田湖にあるキャンプ場を考えていましたが、まだ若干時間が有ることと、十和田湖周辺にコンビニが見当たらず、食料を買いそびれていたので先に進むことにしました。

十和田湖

 次に向かったのは八幡平です。途中、ファミリーマート鹿角大湯店に立ち寄り、食料を購入しました。(15:13)

 国道282号線、国道341号線を走り、県道23号線に入った所で、ツーリング仲間のURATAさん(スーパーカブ)とすれ違いました。(笑) 一瞬ですれ違ったので挨拶すら出来ませんでしたが、後で再確認しました。

県道23号線

 八幡平は標高が上がるにつれ気温は低下します。

八幡平へ

 雪の回廊も通過しました。まるで冷蔵庫の中を走り続けている感じで寒かったです。八幡平の駐車場は昨年立ち寄っていましたのでそのまま通過し、走りながら心に決めたキャンプ場へと直接向かいました。

雪の回廊

 で、結局2泊目のキャンプ場は「岩手山焼走り国体交流村キャンプ場」にしました。ここは昨年yamaさんとキャンプした場所です。16:56に受付をし、キャンプ場使用料は300円とリーズナブル。

岩手山焼走り国体交流村キャンプ場

 岩手山が真正面に見えるこの場所にテントを張りました。何とか暗くなる前にテントを張れて一安心。時間は既に17:43でした。

岩手山焼走り国体交流村キャンプ場

 そして今日も沢山走りましたので、早速温泉に入るため徒歩で日帰り温泉施設に向かいました。(17:49) 入浴料は500円でした。(宿泊者割引適用)

岩手山焼走り国体交流村

 温泉にゆっくり浸かり、入浴後は食堂に向かいました。食事も基本的に自炊は極力しないスタイルですので食堂で済ませます。夕食はこれ、五目丼(780円)です。温かい出来たての食事、後片付けも必要無し。楽ですし何より美味しかったです。

五目丼

 で、ついでにデザート(ミニソフトクリーム・200円)も食べられますしね。(^^)

ミニソフトクリーム

 お腹も満たし、キャンプ場に戻ります。西の空は夕焼けが美しかったです。岩手山のシルエットもハッキリ見えました。完全に暗くなる前にテントまで戻れました。その後はお湯を沸かし、夜空を眺めながら珈琲を飲み、早めの就寝となりました。

夕焼け

 2泊目はソロキャンプを堪能しました。今回、下北半島は観光も走りも楽しめて素晴らしいツーリングコースだと言う事を改めて認識しました。今度は大型バイクかスーパーカブで行ってみたいですね。もう少し下北半島や津軽半島まで足を伸ばしてみても良かったかなぁ~と思いました。

 では、この日GoProで撮影した動画をどうぞ!(^^)

     

 つづく

Microsoft Store (マイクロソフトストア)

アウトドア&スポーツ ナチュラムデル株式会社 ソースネクスト

このサイトのTOPへ