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2015北海道ツーリング(9~10日目)

北海道最終日は襟裳岬や登別温泉へ

2015.7.31(金)~8.9日(日) 走行

朝から襟裳ラーメンを食べに行く

 8月8日(土)、この日もまた早朝5時前に目が覚めました。この日の朝は流石に寒さを感じました。天気は曇りで雨の心配は無さそうですが、贅沢を言えば最終日の天気はスッキリと晴れて欲しかったですねぇ。(^^;) 虫類キャンプ場のテントサイトは広々としていて余裕のスペースを使用出来ました。

虫類キャンプ場のテントサイト

 キャンプ場は8時過ぎに出発しました。先ずこの日、立ち寄ったのはクロネコヤマトの配送センターです。不要となったキャンプ道具を宅急便で自宅へと発送し、荷物を減らし身軽になりました。(8:25) 私は毎年このパターンです。(^^)

 黄金道路を走ります。(8:39) ここからのトンネル区間は路面が滑り易いので安全運転に徹しました。えりもまで46kmです。

黄金道路

 霧は掛かっていましたが雨は降っていません。でも、路面はウェット気味でした。

黄金道路

 「黄金道路」と言う名前の由来は、襟裳岬手前までのこの区間は断崖絶壁の海岸線が続き、ここに道路を造るには莫大な建設費が掛かり、まるで黄金を敷き詰めた位の金額になったからとの事です。でも、この区間の道路建設は観光客にも便利であり、地元の方には悲願だった事も走れば実感出来ますね。

黄金道路

 断崖絶壁の海岸線沿いに造られたこの国道336号線。波が荒い時には道路まで波を被ったり、海水の塩分でバイクもライディングスーツもベトベトになる事があるので、天候には特に注意が必要です。

黄金道路

 記念撮影の為に黄金道路の襟裳岬側にある、碑が在るパーキングに立ち寄りました。奥に見える海岸線の道がここまで走ってきた国道336号線です。

黄金道路

 黄金道路から百人浜に抜けると、今迄とは明らかに違う風景が広がります。この「百人浜」の名前の由来は、江戸時代、盛岡藩の大型御用船が難破し、砂浜に流れ着いた百余名の乗組員が飢えと寒さで息絶えたと言う悲惨な事件があった事から、百人浜という名前が付いたとの事です。

百人浜

 その百人浜の中を走行中、エゾ鹿を目撃しました。分かり難いとは思いますが下の写真で内にエゾ鹿が映っています。

百人浜

 襟裳岬には9:20頃に到着しました。襟裳岬は曇っていましたが、そこそこ視界は良かったです。

襟裳岬

 沖に見える岩礁にはアザラシが多数生息しています。

襟裳岬

 肉眼での観察は難しいですが、高倍率の双眼鏡が有ればハッキリ見えます。下の写真では無理ですけどね。(^^;)

襟裳岬

朝からラーメンを食す

 バイクはこの場所に駐車しました。さて、ここへ来た目的はこの「えりも岬レストハウス」内にある食堂でラーメンを食べるため。

襟裳岬

 目的のお店は一番右側(岬側)のお店(みやげとお食事の店かねこ)です。

えりもラーメン

入口にも看板が有ります

 こちらがその「えりもラーメン」。野菜入り五目タンメンです。つぶ貝と海藻がたっぷり入っています。美味しいのでついつい毎年食べに行ってしまうんですよね。(9:40) 朝からラーメン食べてます。(笑) 私にとっては珍しいです。

えりもラーメン

 次に向かったのはフェリー乗り場である「苫小牧東」を通過し、その先の登別温泉です。今年の北海道ツーリングの締めは、登別温泉でゆっくり湯に浸かる事にしました。道道34号線→国道235号線を走行しました。

道道34号線

 途中から無料の高速道路を利用し、そのまま道央道も利用しました。登別まで高速道路を利用しようかと思いましたが、ガソリンが少なくなったので、手前の苫小牧西ICで高速道路を降り、一般道(国道36号線)で登別温泉へと向かいました。

登別温泉でのんびり入浴

 登別温泉付近では霧雨が降り出しましたが、レインスーツを着る程ではなかったのでそのまま現地へ向かいました。そして、入浴に選んだのは「第一滝本館」です。以前、ここに来た事が有り、素晴らしい景色と温泉を満喫しましたので、初めからここに決めていました。(13:35)

 駐車場に入ると、警備員の方がバイクが濡れないようにと屋根の下に誘導してくれました。流石一流のホテルですねぇ。

第一滝本館

 こちらが日帰り客専用の出入口です。「日帰様入口」と言う様に、様が付くのが素晴らしい。(^^)

第一滝本館

 入浴料金は2,000円と高いのですが、こんな「ご飲泉処」や、タオルやバスタオルなども用意され手ぶらで楽しめます。

第一滝本館

 エレベーター内でもこんな趣向で出迎えてくれます。温泉内は撮影不可なので写真無しです。

第一滝本館

 15:01、登別温泉をあとにします。

第一滝本館

 心配していた霧雨も止んでいました。

第一滝本館

 登別温泉から道道2号線で国道36号線へと向かいます。国道36号線に入ると雨の心配は無くなりました。

 途中で見かけた大きな鬼の像です。

鬼の像

 そして、国道36号線をしばらく走ってから立ち寄ったのがここ。大きな食堂なのですが、大きな熊や鮭の像が屋根に乗っています。お店の名前は「かに御殿」(白老郡白老町字竹浦付近)です。(15:20)

かに御殿

 北海道では最後の食事です。注文したのはこれです。かにめし(980円)

かにめし

 こちらが「かにめし」です。甘みがあって美味しかったです。

かにめし

 そして、渋滞気味の苫小牧を抜け、苫小牧東のフェリーターミナルに到着しました。(16:56)

苫小牧東のフェリーターミナルに到着

 苫小牧東のフェリーターミナルはこんな感じです。

苫小牧東のフェリーターミナル

 他のライダーと雑談しながら乗船を待ちます。大洗⇔苫小牧間のフェリー火災に伴う影響で、トレーラーなどの大型車両がとても多く感じられました。牛さんもドナドナされていましたね。

牛さんもドナドナ

 スーパーカブを荷台に載せて北海道上陸の方も見掛けました。

スーパーカブを荷台に載せて北海道上陸

 北海道走行後のタイヤ(後輪)の状態です。今年は余裕有りましたね。パンクした以外は問題無しでした。(^^;)

北海道走行後のタイヤ(後輪)の状態

 スーパーカブ乗りの女性ライダーや、ハーレー乗りの方と雑談しながら乗船を待ちますが、出航10分前になってもまだ乗船が始まりません。(爆)

乗船待ち

 相変わらず牛を乗せたトラックが次々と乗船中です。

牛を乗せたトラック

 結局、出航は30分遅れでした。下の写真はフェリー内のBINGOイベントの様子。惨敗でした。(21:02)

フェリー内のBINGOイベントの様子

8月9日(日)

 船旅は最悪でした。実は新潟の高校生位のサッカーチーム(アルビレックス新潟と書かれていました)のマナーが悪く、奇声を発しているのが数名居て、船員から注意を受けてもまったく効果なし。引率者も黙認と言う感じで最悪でしたね。マナーの悪さはチーム自体のレベルや品格を疑いますね。(--;)

船旅中

 途中、秋田港に立ち寄り新潟港へ。天気は青空が広がり暑さが増してきました。

フェリー

フェリー

 バイキングで食べた朝食はこんな感じ。

朝食

 鳥海山でしょうか?

鳥海山?

 定刻通り新潟港に到着です。下船準備中です。(15:18)

下船準備

 新潟港でフェリーをバックに記念撮影。(15:42)

K1600GTL Exclusive

事故渋滞20kmに巻き込まれる

 帰りは高速道路を利用しました。

高速道路

 天気は晴れ。若干暑さを感じます。

新潟

 途中までは交通量も少なく快適でしたが・・・

関越自動車道

 事故渋滞20km以上にハマり、苦労しました。下の写真は練馬付近。(18:59)

関越自動車道 練馬付近

 自宅到着は19:45でした。今回の北海道ツーリング、走行距離は3,351kmで、総走行距離17,017kmでした。

K1600GTL Exclusive

 小樽でパンクのハプニングが有りましたが、今回も無事故・無違反。そして天気にも比較的恵まれました。思い出深い北海道ツーリングでした。

 おわり

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