三浦半島味わいツーリング

黒金さんと2ヶ月半振りのツーリング 2006.11.15 走行

待ち合わせは戸塚PA

 今回のツーリングは2ヶ月半振りに黒金さん(以降 Kさん)とのツーリングでした!(^^) 実はKさんは前回のツーリング以降に怪我をしてしまい、バイクに2ヶ月間ほど乗れない辛い日々を過ごしていました。(バイクではない) 今回はもう大丈夫と言う事で三浦半島方面へのツーリングを計画。待ち合わせ場所は横浜新道戸塚料金所前の「戸塚PA」とした。ここなら八王子方面と東京方面からの合流待ち合わせに丁度良いのでは?と思ったのである。待ち合わせ時間は近場と言う事もありちょっとだけゆっくりめの9:00とした。一昨日妻との「鎌倉→江ノ島」ツーリングで同じ時間帯この道を通ったので、私の方は何となく現地までのある程度の所要時間を予測出来ていた。

 午前8時丁度に自宅を出発。戸塚PAまでは自動車専用道路の乗り継ぎなので40分も有れば余裕で到着すると予測。しかし、一昨日の交通量より今日の方が混雑気味である。

 第三京浜では都築IC⇔港北IC間で事故もあり渋滞も発生していた。ちょっとだけ見込み違いが発生し遅れては申し訳ないとヒヤヒヤしたが取りあえず擦り抜けでかわし何とか予定通りに到着するとKさんは既に到着していた。

 Kさんとは久し振りだ!私の到着を直ぐに察知してPA内のコンビニからKさんが出てきた。お互い挨拶をしてからコンビニに入り、店内でコーヒーを飲みながら久し振りに雑談をした。Kさんは朝6時に起床し、約2時間半かかってここまで来たそうだ。結構渋滞も激しかった様だ。私の方はKさんよりも結構時間的余裕が有ったので少し申し訳ない気もした。しかしながらKさんは思ったより元気そうなのでまずは一安心した。(^^)

鎌倉経由で三浦半島へ

 30分程度雑談をした後、いよいよ出発。横浜新道をそのまま進み原宿の交差点で左折、鎌倉街道を走行して鶴岡八幡宮前に出た。途中JRの踏切による渋滞もあり、少し走っては停まりの繰り返しとなったが、Kさんと雑談しながらだったので、そんなに気にならなかった気がする。気温も結構予想より高めで暑くもなく寒くもなく丁度良い。天候は曇り気味だったが時折陽が差し気持ちが良い。

 由比ガ浜に出てからいよいよ三浦半島に進んだ。由比ガ浜はそこそこ波が有り、サーファーが気持ち良さそうにサーフィンを楽しんでいた。こちらもそんな海を横目に快適に海岸線沿いの道を進んだ。走行ルートは国道134号線を選択。途中「長者ヶ崎」では道路の復旧工事が行われ、片側通行となっており若干渋滞に巻き込まれるがその後も大方順調に走行出来た。

  

 京急久里浜線の「三崎口駅」付近を通過すると野菜を売っている直売所を発見する。すかさずKさんに「停まりますよぉ〜!」と伝わったか伝わらなかったのかハッキリしない合図をするなりその店先にバイクを停車させた。w バイクを停めてからKさんに「野菜を買っていこうかと思うんですけど・・・」と伝えると、実はKさんも私と同じく野菜、特に大根を購入したかった様で、考えている事はまったく同じだった。(^^)

 三浦半島と言えば「三浦大根」が有名だ。そのままだとかなり辛いらしいが、茹でると甘い大根で、その美味しさは有名である。ぶり大根やおでんに最適な大根だ。青首大根は店先に並んでいたが、聞くところによると「三浦大根」はまだ時期的に早く店先には置いていないそうだ。しかし、今なら7本程店の奥に置いてあるという事で、その「三浦大根」を分けてくれると言ってくれた。Kさんと一緒に店の奥に入って大根を確認すると、大きく見事に育った「三浦大根」が台車の上に並んでいた。

 「三浦大根」を購入したのは「たかいく農園」と言う農園の直売所だった。自宅に帰ってからインターネットで検索すると「三浦大根」についての詳しい解説が「たかいく農園」のHPで紹介されていた。「三浦大根」についての詳細はこちらのHPに任せることにして・・・・ この「たかいく農園」では他に「かぶ」「ブロッコリー」なども購入した。どれも立派な育ち様で美味しそうである。「三浦大根」は葉っぱも美味しいので、頭の所から切って貰い何とかトップケースに入る大きさにしてもらった。丁度ギリギリ上手く収まった。本当は長ネギも購入したかったのだが、こちらはまずトップケースに入りそうもないので諦めた。Kさんも何とか四苦八苦しながらもサイドバッグに入れる事が出来た。(^^)

マグロを食す!

 いよいよ今回のメインイベント、それは三崎漁港にてマグロを食べる事である。ナビを頼りに三崎漁港を目指したが、何のこともなく真っ直ぐ道なりに進むと三崎港だった。漁港に突き当たってT字路を右折すると、三崎フィッシャリーナ・ウォーフの裏にバイク専用駐車場があり、警備員さんに誘導されてそこに駐車した。 三崎フィッシャリーナ・ウォーフのすぐ横の漁港内の海を覘くと、手が届きそうな位近い場所で数匹の魚が悠々と泳ぐ姿が確認出来た。海の色も想像していた以上に青く綺麗だった。

  

 さて、どこでマグロを食べるかである。前日にある程度下調べをと思い、丁度TVでも三崎の港を紹介する番組をやっていたので見たのだが、あまり参考にはならなかった。インターネットで調べても、「ここだっ!」と思える場所は見付けられず、「まっ、現地に行けば何とかなるだろう・・・」と言う感じだった。三崎フィッシャリーナ・ウォーフ前には数件の食事処があったが、道を挟んで手前でどんなお店が在るのかと目を向けると、あちらこちらで客引き風に手招きをする人達の姿が・・・・(^^;) 気持ちは判りますが・・・・ でした。

 少しKさんと様子を見てから入ったお店は「三崎海楼」。何と言う定食か名前は忘れましたが、3種類のマグロが楽しめる美味しい定食でした。(¥2,500)
しっかりマグロの味を堪能し、再度三崎フィッシャリーナ・ウォーフ内に入った。ここではトイレの利用とお土産としてマグロの角煮を購入した。

相模湾沿いを走る

 三崎漁港を後にし、また国道134号線をもと来た道を逆に進み相模湾を左側に望みながらの走行となった。残念ながら一昨日見えた富士山の勇姿は見えなかった。江ノ島の前を通り過ぎ、一気に国道129号線に入り厚木市へ。Kさんとは厚木の国道412号線に入ったところでコンビニに立ち寄り、コーヒーを飲んだ後本日の別れとなった。

自宅で三浦半島の味を堪能した!

 ところでお土産にKさんに買ってもらったマグロの角煮、家で食べたら美味しいこと美味しいこと!少し懐かしい味にも似て、くじらを思い出してしまった。三浦大根は翌日におでんにして食べたが、やはり妻も子供達も大根がとても美味しいと大好評でだった。

おわり

九十九電機