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親子タンデム・温泉長湯ツーリング

箱根「大涌谷」&伊豆「百笑の湯」でまったりの巻

2007.2.4(日) 走行

お父さん!もう7時だよ!

 「お父さん!・・・お父さん!・・・・6時過ぎてるよ!・・・・もう7時だよ!」と枕元で呼ぶ声が聞こえる。実はごそごそと布団から這い出し、時計を確認している娘(次女)の気配で目は覚めていたのだがまだまだちょっと眠い・・・。7時を過ぎているのは判っていたが、あえて起きていない振りをして狸寝入りをしていると居てもたってもいられなくなった娘のひかりが私を起こしにかかった。 仕方ない・・・起きるか・・・・。(^^;)

 しかし、HKは2日前から風邪気味でせきもしていた。前日にはのどの痛みが治ったと言い張っていたが、まだまだ鼻声で完治したわけではない。妻は「具合が悪かったら今回は駄目だからね!」と釘を刺していたが、当日はいつもの様にちゃっかりと元気であることをアピールする。こうして妻のチェックをすり抜けたHKはもう行く気満々であった。

 今回は自分の順番と張り切っている娘の今回のリクエストはずばり温泉。しかも魚の居る温泉との事。と、なると行き先は伊豆修善寺にある「百笑の湯」となった。そしてバイクは次女としてはまだ乗ったことの無いBMW R1200RTとなった。HKは唯一自分だけまだでっかいバイクに乗っていないと言い、これも楽しみにしていたらしい。私はてっきり次女もR1200RTに乗せたことがあると思い込んでいたが、確かにツーリングレポートを確認すると乗せたことがなかった。

BMWもETCで快適走行

娘

 結局自宅を出発したのは予定よりも2時間近くも遅い8時近くになってしまった。天気は快晴!あまり寒くもなかったが、風邪ひき中の娘は重装備の服装でまるで着ぐるみ状態。 妻の心配をよそに蔓延の笑みで出発した。娘とはいざと言う時にもバイクから転落しないようにタンデムベルトで私と固定し、TOPケースの背もたれも有るので不安は無い。会話はいつものようにKTELのタンデムアンプを使用する。しかし今回、どちらかと言うと会話よりも娘の鼻をすする音ばかり聞きながら走っていたような気がする。(^^;)

 東名高速の用賀ICまで(環八道路)は珍しく渋滞も無く走行。そして東名高速に入るといよいよ料金所通過となる。ETCを装着したので今までの様な面倒なチケット受け取りもなく快適に通過。(^^) 特にこの後走行する小田原厚木道路では2回、東名高速道路の分を含め計4回も料金所を通るため、いつもかなり面倒に思っていた。

 朝ごはんは食べずに出発したので海老名SAに立ち寄る。(8:26頃) さすがに二輪用駐車スペースはバイクで一杯の状態。丁度出発するバイクが居てそのスペースに駐車した。とにかく朝ごはんはしっかり食べさせようと思い何が食べたいか娘に聞くとあまりお腹が空いていないと言う。そこで食べ残す事も出来るあんパンを買った。結局娘は半分だけ食べて終了。喉も渇いていないと言うので飲み物も飲むことなく再出発となった。その後も心配していた渋滞も無く快適走行が続く。富士山の勇姿もハッキリ見え、気持ち良く走れた。

大涌谷へ立ち寄り

大涌谷大涌谷大涌谷

 今回の目的はドクター魚魚の居る「百笑の湯」であるが、そこに行くだけでは面白くないので大涌谷に立ち寄る事を計画していた。小田原厚木道路を下りると直ぐに若干渋滞気味となったが、何とかそんなに停止せずゆっくり走行。大涌谷に近づくにつれ標高もどんどん上がり、路肩には残雪も見えてきた。道路への残雪有無も気になったが、この暖かさでは大丈夫だろうと思い走り続け、大涌谷の駐車場に到着した。駐車場は車が満車で、バイクは駐車場の周りの路肩にパイロンが置かれその間に停める様に指示された。と、言うことで駐車場代もタダだった。

 大涌谷の駐車場には少し大きめの残雪の山があり、予想通り娘が目の色を変え突進する。(^^) 手袋を濡らさないうちに先を急ぐことにした。売店の横を通りちょっとした上り坂を進む。すると硫黄の匂いがしてきた。そして大涌谷の最上部に到着。娘は大喜びであちこちを走り煙の出ているところを見たり温泉の溜まっているところをみたりして珍しがっていた。ここでも富士山が良く見え、観光客が代わる代わる富士山をバックに写真を撮っていた。

 さて、大涌谷と言えば名物「黒たまご」である。6個入りで500円とお値段も良いがせっかくなので食べる事に決めていた。見た目は黒々としてびっくりする様な色だが、皮を剥くと普通のゆで卵である。思っていたよりも熱々で美味しい。これには娘も大喜びで、結局2つも一気に食べてしまった。

大涌谷を満喫した後は芦ノ湖付近を走行し、箱根から伊豆方面へと向かった。大涌谷の駐車場を出るといつの間にか大涌谷の駐車場を起点に大渋滞が発生していた。私達が到着した時は渋滞など無かったが、こんな渋滞に巻き込まれずに済んだのかと思うと何とタイミングが良かったのだろうと思った。渋滞半ばの巻き込まれている車も数台はUターンして大涌谷を諦めていた。箱根峠を越えると国道1号線は長い下り坂となり、ツーリングを楽しむライダーも多く見掛けた

目的地到着

あんこう鍋カキ氷

 そして本日の目的地、「百笑の湯」に到着。ちなみにここではJAFカードを持っていれば10%割引になるので是非活用して頂きたい。(^^) 時間は昼12時過ぎだ。お腹も少し空いてはいたがまずはさっぱりしよう。娘もそのつもりだった。 時間も決めずお風呂から出たら休憩室で待ち合わせと決め、私は男湯、娘は1人で女湯へと分かれる。そして入浴。前回よりも人は多め、でも、そんなに混雑していると言う訳ではない。勿論ドクター魚魚も楽しむ。心なしか魚も大きく成長して大きくなっている感じもする。

 1時間程ゆっくり入浴を楽しみ、館内着を着て娘と合流し食堂へ。2人共楽しみにしていた「焼きしゃぶ」を注文するも、残念ながら本日は売り切れとの事。仕方なく代わりに娘は「昔なつかしらーめん」。私は限定メニューのあんこう鍋(¥1,290)を注文した。あんこう鍋は私自身も初めてこの時食べる。期待と不安で待つことしばらくして結構具が一杯のあんこう鍋がテーブルの上に置かれた。そして自分で具を入れ火の通ったところで食べる。これがあんこう鍋か・・・まぁまぁである。肝は思ったほど癖がなく食べ易かった。 食後は風邪引きの癖にカキ氷を食べたいと言う娘の要望を聞き入れ、でっかいカキ氷(イチゴミルク味)を、私もついでにコーヒーゼリーソフトを食べた。

 その後も色々館内の設備を利用して時間を過ごし、また入浴したりと陽が暮れる17:30頃までゆっくりした。
そして帰り道は伊豆中央道を通り、箱根新道 → 小田原厚木道路 → 東名高速道路 で帰宅した。自宅到着時間は20:20頃だった。娘に後日聞いたところ、今回のツーリングで1番記憶に残ったのは「黒たまご」 そしてドクター魚魚、カキ氷だそうだ。

 おわり

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