親子で芋掘りツーリング(秩父)

定峰峠、中津川渓谷、中津峡 紅葉満喫ツーリング

2007.11.17(土)走行

急遽、予定変更!

 今年の紅葉は少し遅れ気味との事だが、さすがに11月中旬ともなると北関東の山々の紅葉はもう見頃を過ぎてしまった様だ。本当は丁度見頃と言われていた先週末(11月上旬)に行く予定だったのだが、生憎の雨続きで一週間程予定がずれてしまった。
 今回当初考えていたツーリングの目的地は奥日光の馬坂林道付近だった。昨シーズン日光中禅寺湖畔の紅葉を見に行き、想像を超えた渋滞にハマりまくりかなりストレスを感じたので、今年は大混雑する「いろは坂」や「中褝寺湖畔」を巡るのではなく、空いていてかつゆっくり走りながら美しい紅葉が見られる奥日光の馬坂林道付近を走る予定だった。
 しかし、前日インターネットで紅葉情報を確認すると、もうすっかり落葉してしまったと言う情報を得る。そこで急遽行き先を変更、紅葉情報で見頃となっていた埼玉県秩父の中津峡を目指す事にした。

 今回一緒に行くのはあかり(長女・小4)だ。本当は先週末のツーリングはあかりと一緒に行く予定だったのだが、あかりが出発前々日に風邪を引いてしまい、一緒にツーリングに行かれなかったのだ。それゆえあかりは今回のツーリングをとても楽しみにしており、
「わ〜いわ〜い!今度ツーリングに行くんだ!楽しみ〜!」
と毎日の様に口にしていた。

 週中の天気予報では週末はまた天気が崩れるとの事だったが、何とか土曜日は晴れるとの予報に変わり、雨の心配は無くなった。あかりには数日前から早寝早起きを心掛けさせ、当日は5:30に起床、さすがに眠たそうであったが、「行くよ〜!」と声を掛けると直ぐに起きた。

 今日のマシンはスーパーシェルパ。事前にガソリンを満タンにしておき、かつ今回は万全をきして予備のガソリンも携行した。そして天気予報では寒気が南下する影響でかなり寒くなるとの事なので、特にあかりには上下スキーウェアを重ね着させ、十分な防寒対策を行った。

夜明け前からまさかの渋滞!(−−;)

 5:40、まだ夜が明ける前の星空の下、早くも自宅を出発する。しかし、環八道路に出ると直ぐに車の多さに驚かされた。まだ夜明け前にも係らず、何時もより確実に交通量が多くしかも渋滞気味だった。 この日は環八のみならず、何処もかしこも渋滞だらけ、正直すり抜けに有利なスーパーシェルパで良かったぁ〜!とつくづく思う場面が多かった。環八を北上するも渋滞は青梅街道を左折するまで続き、青梅街道では渋滞が一旦解消するものの所沢街道に入ると再び渋滞に巻き込まれた。
 この頃からあかりがお腹が空いたと言い出す。
「マックに入る?それともコンビニが良い?」と尋ねると、
「う〜ん・・・コンビニが良い!」との返事。
 それではコンビニに立ち寄ろうかと思ったが、この時は相当寒かったので普通のコンビニだと外で食べる事になってしまいかなり辛そう。そこでイートインコーナーの有る「ミニストップ」を探しながら走る。しかし、ローソンやセブンイレブンとは異り中々見付からない。そして秩父方面に行く時立ち寄る機会の多い国道463号線沿いのマックの先でやっとミニストップを見付けて立ち寄った。

コンビニの「ミニストップ」で朝食

 あかりが食べたかったのは熱々の肉まんだった。それと鳥のから揚げを注文しこれが朝食となる。あかりもコニビニエンスストア内にイートインコーナーが有るミニストップが気に入った様だ。
「ゆっくり食べれて良いね!寒くないし。」 by あかり
やはり正解だった。(^^)

 ここでは結局30分程かけてゆっくり食事をし、再び国道463号線を北上する。やはり秩父方面の紅葉を見に行く人が多い様で、再び激しい渋滞に遭遇。私達は動けない車列を横目にすりすりとすり抜けをした。
 国道299号線に入り「笹井交差点」を過ぎるとやっと道が空き、ここからは信号の少ない山間部の道となり快適に走行する。いつもここを過ぎると走行風が急にヒンヤリした空気となり、山道に入った事を身体で感じる。それを証明するかの様に途中道路に設置されている気温計は3度と表示され、その気温の低さを物語っていた。

 国道299号線沿いの木々の紅葉は美しく、川沿いの木々は見頃であった。
道の駅「あしがくぼ果樹公園」を通り過ぎ、山間部を抜けると再び渋滞となり車列の横をすりすりする。

道の駅「ちちぶ」で「ちちぶの水」を汲む

 国道146号線を右折し、取りあえず道の駅「ちちぶ」に立ち寄った。ここでの目的は湧水の入手とトイレ休憩。この道の駅「ちちぶ」では湧水を汲める場所が有り、後で景色の良い所でコーヒーやミルクティーを飲む為だ。

 そして最初の目的地である「定峰峠(さだみねとうげ)」を目指した。ここはツーリングマップルで見つけた紅葉スポットでお勧めルートにもなっている。インターネットの紅葉情報も見頃となっていた。 国道140号線「大野原交差点」を右折し県道11号線を進む。しかし期待していた紅葉は既に落葉しており、期待は見事に裏切られた結果となってしまった。
せっかく事前に調べておいたのに・・・。(−−;)
 一応「定峰峠」(標高620m)までは行ったがその先で諦めUターンし、来た道をそのまま戻った。

 国道140号線に戻ると大野原SSのENEOSで給油する。しかし、このENEOS、店頭表示ではレギュラーは146円だったのに、後で伝票を再確認すると149円になっていた。これには正直ちょっと憤慨する。まぁスーパーシェルパに給油しても満タンでも6L位しか入らないし4L入れたとしてもたった12円と小額ではあるが、表示を偽って販売する不正行為のやり方は最近の食品に対する不正表示と同じ事で気分が悪い。(−−;)

あかりのリクエスト 道の駅「あらかわ」へ

 給油も終え国道140号線を今度は西方面に走行する。第2の目的地、そしてあかりの1番楽しみにしていた道の駅「あらかわ」に在る「あらかわビジターセンター」を目指した。
国道140号線は秩父鉄道の踏切までしっかり渋滞、再びすりすりして渋滞をかわした。
 道の駅「あらかわ」が近づくにつれ、あかりのテンションが上がって来た。
「ねぇねぇ、後どれ位で着くぅ?」と何回も聞いてくる。
 無理もない。以前ひかり(双子次女・小4)と来た時楽しんだ「あらかわビジターセンター」にやっと自分も来れたからだ。(^^)

 道の駅「あらかわ」に到着すると真っ先に向かったのが「あらかわビジターセンター」だ。館内に入ると遊べる展示品で次々に遊んで楽しんだ。あかりの1番のお気に入りは、竹の中に小さな竹の木片を落すとカラカラカラとやさしい音をかなでる、音を楽しむ作品だった。
そしてお約束の木の実を使って作る人形作りにも挑戦した。
 一通り色々遊んで楽しんだ後、外に出ると「さつま芋堀り」ののぼり旗を見て、あかりがさつま芋堀りがしたいと言い出した。私自信も久々にやっても良いかな?とまんざらその気だったのでやってみる事にする。お土産にもなるし!
 しかし、バイクにどうやって積んで帰ろうか?はたして持って帰れるのであろうか?と若干頭の中では不安が過ぎる。ま、何とかなるでしょう!(^^;)

久々にさつま芋掘りをする

 道の駅から更に奥に行った右側に、ファミリー農園と言う看板の有る農家を見付ける。どうやらここがさつま芋堀りをやらせてくれる所らしい。でも、さつま芋畑は周りを見回しても見つからない。そしておじさんが居たので「さつま芋掘りがしたいのですが〜!」と声を掛けてみた。すると「じゃあこっちだ!」と手招きされる。やはりここで良いんだと中に入った。

 料金は入園料100円とさつま芋堀りが5株で750円だった。5株ってどの位の量だろう?と疑問を持ち、「5株と言うとどれ位の量なんですか?」と聞いてみると、「実はもう今日、明日でいも堀りは終わりなんだ!だから好きなだけ持って行って良いよ!」と言われる。
(う〜ん・・・それは嬉しいんだけど答えにはなっていない・・・)(爆)

 そしてシャベルをそれぞれ渡されさつま芋を入れるビニールを持って案内されるまま道の駅の方向へと進んだ。今、ここまで歩いて来た道をそのまま戻る感じだ。おじさんの話しによると、本当は先週末で芋掘りは終わりにしようと思ったそうだが天気が悪く、今週は天気も良いし紅葉を見に来るお客さんが沢山来るかも知れないと言う事で、明日までの営業としたそうだ。そんな話しを聞きながらてくてく歩き、結局スーパーシェルパを停めた駐車場の前をも通り過ぎ、その先の線路脇の畑に到着した。

 そこには既に葉がしおれてしまっているさつま芋の畑が有った。正直最初見た時は大丈夫かなぁ?と少し不安になった。そしておじさんがそのしおれたさつま芋の葉やつるをカマで切り、6〜7株程の分を切り取ってから「堀ってええよ!」と言われた。

 私とあかりは早速さつま芋堀りを開始。すると直ぐに私の想像を超えた大きさの立派なさつま芋が目の前に出現した。掘れども掘れどもその芋の先は太くて長い。さつま芋1個堀り出すのに時間が掛かり直ぐには掘り出せない程だ!そして1個目は途中で折れてしまう。するとおじさんが、「大根の様に最後は引っこ抜かなきゃ駄目だよ!」と教えてくる。しかし、その途中で折れてしまったさつま芋でさえ大きく 太く かなり立派だ!
「大きくて立派なさつま芋ですねえ〜!」
「今年は豊作だったんだよ!今朝今年初めて氷が張ったからいっぺんに葉っぱがこんなになったけど今年は良かったよ〜!」との事。
 いやはや最初疑ってしまい大変失礼しました!m(。。)m
 最初不安を持った「こんなしおれたさつま芋の葉で大丈夫かなぁ?」の不安は、この時点で「1株で3個以上有ってこの大きさのさつま芋だと一体どれ位の量になってしまうのだろう・・・ 持って帰れるかぁ?」の心配に変っていた。
おじさんはその後
「ここに追加のビニールふくろを置いておくから好きなだけ持って帰りなぁ〜!」
と言い残し、何処かに行ってしまった。

 私とあかりはそれから2人だけでのさつま芋掘りとなり、その大きさに喜んだり驚いたりしながら芋掘りを十二分に楽しんだ。そして一応つるや葉を切って貰った分だけ全て掘り終わると、かなりの量のさつま芋が収穫出来た。あかりは思わず一言。
「こんなに持って帰るとむ母さんが怒りそう・・・」
「う〜ん・・・確かに・・・」(^^;)
実はたまに私が海釣りに行くと、釣って来た魚を見ていつも
「こんなに釣って来てどうするのよお〜!?」と言われているからである。それに今年の夏、あかりとひかりと妻との4人で横須賀へ防波堤釣りに行った時も、イワシを丁度100匹釣った記憶も新しい。(爆)

 でも、勿論あかりも私も収穫したさつま芋を全て袋に入れ、おじさんが1人で戻ったと思われる農家へと戻った。 さすがに重い。私もあかりと何とか2人で一生懸命さつま芋を運んだ。
 農家まで戻るとおじさんが居て、土で汚れた手を洗う場所を教えてもらい手を洗っているとその間にお茶を入れてくれた。 そしてお茶をご馳走になり、それと一緒に美味しいたくあんと梅干しも頂いた。このたくあんと梅干しの本当に美味しい事!(^^) あかりも自宅に帰ってからも「あのたくあんと梅干し、美味しかったね!」とず〜っと言っていた程である。

 おじさんの話では、芋堀りをする人が年々減って来ているそうだ。昔はハトバスなどで来る団体客などで混雑した時期も有ったそうだが、今は無いそうだ。でも、今年は「出没!アド街ック天国(しゅつぼつアドまちックてんごく)」のTV番細で紹介され、放送日翌日だけは昼飯も食べる暇も無く大変な賑わいだったそうだ。

蒸気機関車が目の前を通った!

 そんな話しをしていると、遠くの方で」蒸気機関車の警笛の音が聞こえた。するとおじさんが12:40に道の駅「あらかわ」の前を蒸気機関車が通るよと教えてくれた。

 そこでおじさんにお礼を言い、さつま芋を入れる袋を余分に貰ってから急いで道の駅の方に戻った。するとあかりと一緒に直ぐ目の前を走る蒸気機関車の勇姿を見る事が出来た。あかりは本物の気車が走るところを初めて見たので大喜びだった。
初めて見た感想は「カッコイイ!」と「思っていたより大きかった」だった。ちなみに煙が黒いと思っていたのが白かったと言うのも発見だったようだ。(^^)

 蒸気機関車を見終わったのでさつま芋を持ち、スーパーシェルパを停めている場所に戻った。すると何と色違いのスーパーシェルパが横に2台も停まっていた。何となく同じ車種が停まっていると仲間がいるようで嬉しい。(笑)

 さて、ここからが問題である。どうやってこの大量のさつま芋を持って帰るかである。最初はサイドバッグの横に袋ごと吊るしたりと試行錯誤していたが、結局トップケースの中身を全て出し、無理矢理全ての芋を詰め込んだ。意外にも全部入ったのでその収納能力に今更ながら驚く。

紅葉を見ながら走り、コーヒータイム

 そしてやっと道の駅「あらかわ」を出発する。(13:10頃)この時点で既に紅葉よりもさつま芋掘りがメインのツーリングとなっていたのは言うまでもない。(笑)
そしてやっと紅葉を見ながら国道140号線を走る事となる。あかりと私はインターコム
(KTEL)で
「あの山綺麗だねぇ!」
「あそこの葉っぱが赤くてきれい!」
「あの橋(吊橋)渡ってみたい!」
などと話しなが中津川渓谷をゆっくり走った。ちなみに結局この付近が今回のツーリングルートで1番紅葉が綺麗な場所だった。
 大滝大橋のループ橋を通り過ぎ、その先トンネルを3つ通過した後中津川大橋で右折し県道210号線に入り中津峡方面へと進んだ。実は紅葉の見頃はこの付近までで、その先進めば進む程落葉が目立ってきて寂しい風景となっていく。

 それでも尚私達は更に先に進み中津川林道へと突入。少しだけオフロードを走行し、あかりが希望していた湧水を使って作った温かい飲み物を飲むと言うミッションを実行する。
中津峡は道が狭くしかも日陰の場所がほとんど。少しでも日向の暖かそうで広けた場所を探し、そこでバイクを停めた。私がコーヒー、あかりはミルクティーを飲む。私達が温かい飲み物を飲んでいると、この先通行止めになっているにも係わらず、沢山の車やオフロードバイク、それにうち1台はレーシングレプリカのバイクまでもが目の前を通り過ぎた。

吊橋に興味有り

 そして飲み終わるとこれまで走って来た道をひたすら戻る事となる。少し走ると吊橋が有り、あかりがすかさず橋を渡ってみたいと言い出した。そこでヘルメットは脱がずにそのままで2人で吊橋を渡った。これは私が先日行った「原付二種スクーターで本格ツー」した時の吊橋を渡った写真を見て、吊橋を渡りたくなった影響だった。吊橋は10人以上では渡らないで下さいと注意書きの看板が有ったのだが、その割にはしっかりとした造りで頑丈そうだった。それでもわざと揺らすとそこそこ揺れるので、あかりは喜んで満足したようだ。

しし汁美味し!

 中津川林道を抜け中津峡へと戻ると、途中往きに見掛けた「しし汁」の売店付近にバイクを停めた。考えてみれば早朝コンビニで食べた肉まんと鳥のから揚げしか口にしておらず、お腹が空いたのでこの「しし汁」なるものを食べる事にする。「しし汁」とは言うまでも無く、猪の肉が入っているのだが、この肉は思っていた程固くなくそして汁自体良く出汁が出ていてとても美味しかった。(1杯400円) ところで、私は里芋が嫌いで食べられないのだが、あかりのしし汁には里芋が1個入り、私の方には1つも入っていなかったのもラッキーだった。
 私はもう1つ、みそおでんも食べる。(1皿2本入200円)こちらの味噌味も私好みの味で美味しく頂いた。

 この「しし汁」を食べた所は、中津峡の紅葉絶景スポットの中心的な場所であり、ここから見れる紅葉はもう見頃を過ぎた観があったが、まだそこそこ美しかった。
 ちなみにここの駐車スペース横には猪の剥製も置かれていて、あかりに「さっき食べたしし汁のお肉はこれのだよ!」と教えると一言、「美味しかったよねぇ〜!」と言って興味深げにじっくり見ていた。

お約束の温泉へ

 さて、次はお約束の温泉である。今回入る温泉は「大滝温泉遊湯館」と決めていた。前回秩父に来た時知り合ったシルバーウィング乗りのYさんが、帰りに立ち寄ると言われていたYさんお勧めの日帰り温泉施設である。 バイクは駐車場が混雑していたので遊湯館の出入口付近にスーパーシェルパを停めた。
 ここの温泉は「檜風呂」と「岩風呂」と言う2つの内湯の湯舟が1Fと2Fと言う様に垂直に階層で分かれて配置されていると言う珍らしい造りであった。ちなみに湯舟はこの2つで露天風呂は無かった。お勧めは上の階の「ひのき風呂」で湯舟も広く景色も良い。
 入浴後、やっとここでかなり遅い昼食をとった。私が酢豚丼、あかりはざる蕎麦を食べた。

 食べ終わってお腹が落ち着くと、いよいよ自宅を目指して帰路につく事となる。「大滝温泉遊湯館」の玄関を出ると、少し陽が暮れだしていた。
 帰りの道は青梅街道まで全く同じに来た道を戻る。秩父市街まではそれなりに順調だったが、秩父市街にさしかかると突然の激しい渋滞が発生。そしてまたまたスリスリする事となる。今度はあかりはその時渋滞していて抜かした車を「1台、2台、3台、・・・41、42、・・・100・・・」そして数えられない程に・・・。
 この渋滞は断続的に続き、軽く500台以上はすり抜けで抜かしたと思う。
 あかりは早朝出発したのにも係らず、1回も眠くなる事も無く元気で、一気に自宅まで走り19:45に到着した。

本日の収穫

 収穫したさつま芋は全部で25個。新聞紙の大きさで比較して頂くとその大きさが判るかと思います。このさつま芋、本当にビックリする程甘くて美味しかったです。来年も絶対さつま芋掘りに行きたいと思います。

おわり