秋の宮ヶ瀬ダム&温泉ちょいツー

午後から行く東京近効紅葉&温泉ツーリング

2007.12.2(日)走行

スーパーシェルパのタイヤを交換

 城南地区と呼ばれる東京南部に位置する場所に住んでいる私にとって、温泉に入りに行こう!と思い立ち、近場で温泉に入れるツーリングスポットとして直ぐに候補として思い浮かぶのが神奈川県清川村の宮ヶ瀬ダム周辺である。それに都心でも木々の紅葉が見られる様になったこの時期は、きっと宮ヶ瀬ダム周辺の紅葉も見頃を迎えているだろうと思われる。

 この週末は土曜日(前日)の夜に、既に限界に達していたと思われる スーパーシェルパのタイヤ交換をやっと完了。今回新品タイヤの慣らしを兼ねてちょっと宮ヶ瀬まで行って来た。

 出発した時間は何と13:40頃。この時期日が暮れ出す時間の早さを考えれば、かなり遅過ぎる出発時間でもある。それでも一緒に行きたい!と言う娘(ひかり、小4)を後ろに乗せ、今回も親子タンデムでのツーリングとなった。
出発前に妻がひかりに
「宿題は終っているんでしょうねぇ?」と聞く、
「うん!終っているよ!」とひかりは私にだけに返事をして出発した。

 晴れた日曜日の午後2時頃ともなると、環八道路も空いていてスムーズに気持ち良く走れる。このまま目的地まで渋滞知らずと行きたいところだが、残念ながら国道246号線に入ると直ぐに渋滞に遭遇する。ここでスーパーシェルパの本領(?)発揮。得意とするすり抜けで車の間を余裕で走り抜け、渋滞の影響はあまり受けずに先へと進んだ。渋滞は断続的で信号のタイミングによる自然渋滞とは別に、マクドナルドの駐車場やドライブスルーに入る為の入場待ち行列による渋滞も有りと、休日ならではの渋滞も目立った。

走行中の懺悔

 国道246号線から国道412号線へと入ると、突然ひかりが
「お父さん、怒らないと約束してくれる?」と話し掛けて来た。
「なぁに?」(私)
「約束してくれたら話す。」(ひ)
「何なの?」(私)
「約束する?」(ひ)
「じゃあ約束する」(私)
「実はねぇ、まだ宿題終ってないの!」(ひ)
温泉&ツーリング好きのひかりの事だ、そんな事だろうとは思っていた。
「今日はそんなに遅くならないから帰ったらテレビを見ないで直ぐにやるんだよ!」(私)
と優しく言うと
「うん。分った。」(ひ)
と返事をした。

 どおりでいつにもなく言葉少なげだと思ったら、この事を気にしていた様だ。
懺悔してしまうと急に元気になり、話す言葉数も増えてきた。(^^)

間一髪!?対向車がっ!

 国道412号線に入り普通に制限速度で走行していると前方の対向車線に右折待ちで停車している車が見えた。まだ距離が有ったので1台目が右折、スーパーの駐車場へ入って行った。ところがである。ボーっとしていた2台目のおばあさんが運転する軽自動車が、ワンテンポ以上遅れて私の目の前でいきなり右折しようとした。これは全く前方を見ずに(と言うか実際こっちを全く向いていなかったが・・・爆)右折してきたとしか思えない程の状況であり、私は急ブレーキを掛け後輪がスリップして止まった程であった。
 おばあさんの運転は常識では考えられないものだった。結局おばあさんの運転する軽自動車は、私の目の前(対向車線)を塞ぐ形で停まったのだ。これにはさすがに私も激怒したが、相手はおばあさん。結局怒鳴ることも無く注意する事も無かった。私がバイクを停められたのは「もしかしたら・・・運転」を心掛けていたからである。(^^)

紅葉は今年見た中で最も美しかった

 「平山坂」付近に差し掛かると、突然対面に紅葉が見頃を迎えた美しい山々が見えだす。この日のツーリングで見た紅葉は正直今年見た紅葉の中で1番美しかった。
 「半原小入口」交差点で左折し、いよいよ宮ヶ瀬ダムヘと向かうワィンディングロードを走り出すと、途中無残にも車に轢かれたタヌキを目撃する。昔からこの辺りではタヌキや鹿を良く見掛けたが、今でもタヌキは生息している様だ。このタヌキの姿を見て、「平成狸合戦ぽんぽこ」の映画を思い出した。私が車の免許を取った頃はまだダムが完成しておらず、今ではダムの底となった村を走った記憶が蘇る。

 宮ヶ瀬湖が見えてくると湖畔の紅葉は特に見事で、数多くのカメラマンがあちこちで写真を撮っている姿を確認出来た。それにすっかり有名になった宮ヶ瀬ダムのクリスマスツリーも眼下に見えた。私達は特にバイクから降りる事無く景色を見て周り、そのまま次の目的である温泉へと向かった。

そして温泉でのんびり

 県道64号線を南下し、そして温泉は「清川村ふれあいセンター別所の湯」に立ち寄った。駐車場は満杯だったので入口付近にバイクを停める。この温泉施設は小振りながら露天風呂もある日帰り専用温泉施設だ。男湯はそんなに混雑していなかったが、女湯はかなり混んでいたそうだ。2人共ゆっくり温泉に入り、その後は自宅へととんぼ返りした。自宅到着は18時過ぎだった。

おわり