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夫婦タンデムで伊豆半島日帰り周遊ツーリング

走り・景色・花畑・温泉・食・デザートお勧めルート

2008.3.23(日)走行

早朝出発で快適高速走行

 本来なら、しばらく自分でバイクを運転していない妻にも自分で運転してもらい、夫婦2台でのツーリングを目指していたのだが、次回は必ず自分自信で運転しますとの約束で今回は妻を後ろに乗せた夫婦タンデムツーリングとなった。と、言う事でバイクは必然的にBMW R1200RTの出番となった。

 早朝5:30の出発として、何時もの様に環八経由東名高速道路に乗った。そして無事ETC早朝夜間割引の適用となる5:50には料金所も通過する。天気は晴れていたが少しもやが掛かった様な感じ、しかし雨の心配はない良い天気である。何時もの様にまた海老名SAに立ち寄り、今回はパン屋さんでパンを購入、そしてコーヒー店でコーヒーを注文しそのままここでゆっくり朝食を食べた。

 海老名SAからは裾野ICまで走り、国道246号線 → 県道21号線 → 国道136号線へと走行、修善寺を通り県道18号線で最初の目的地である「だるま山高原」へ到着した。ここまでの道は空いており、渋滞なしで快適だった。

富士山が浮かぶ景色を見た!

だるま高原より富士山を望む 「だるま山高原」はこれから走る県道127号線(西伊豆スカイライン)の入口手前に有る富士山が海の向こうに見える観光スポット。

 ツーリングマップルRでも、「駿河湾越しの富士山の眺めは最高」と記されている。しかしこの日は富士山は何とか見えるものの少しガスっていてハッキリとは見えなかった。

 ところが、実はこのガスのおかげで富士山がまるで空中に浮かんでいるような不思議な景色を見る事が出来たのだ。(^^)

 有る意味ラッキーだったかもしれない。眼下にはうっすらと沼津漁港も見え、前回は大貴(長男、中1)と沼津漁港で朝食を食べた事を思い出す。

西伊豆スカイラインを快走!

 「だるま山高原」を後にし、西伊豆スカイラインを走行する。西伊豆スカイラインは丁度他に車もバイクも殆ど走っていない時間帯に走ったようで、自分の運転するR1200RTのエンジン音だけが静かな山間部にBGMの様に轟いていた。とてもすがすがしい気持ちがした。

BMW R1200RT 土肥峠を通過し県道411号線を走行する。今度は西伊豆の海岸線が所々で見える。そして仁科峠で県道410号線に入り、牧場内の急坂を下ると「牧場の家」を発見。ここで少し早いが何か軽く食べる事にする。

 ところが・・・ここの駐車場もかなり斜めの坂だったので、駐車する場所を慎重に見極め、「牧場の家」入口の平らな場所に四苦八苦しながらも何とか無事駐車した。

 するとそこへ2台のバイクで到着したカップルが来た。「ガッチャ~ン!」女性の乗ったバイクが派手に転倒した。慌ててバイクの所に駆け寄りバイクを引き起こした。 女性は怪我は無かったようだが気が動転しているのは良く分かった。 彼女は恥ずかしかったのかも知れないが、いいえいいえ、この場所、私も同じく四苦八苦していましたから・・・。

 可愛そうにバイクはクラッチレバーが見事に折れ、他にもダメージはかなりのものだったようだ。私達は彼女の気持ちを考え早々にお店の中に入り彼女の彼氏に託したが・・・、結局このカップルはお店には入って来ずそのまま坂を上って走っていったようだった。(^^;)

 せっかくのツーリング、この後もめげずに楽しんでくれればと願うばかりだ。ちなみに妻も、やはり今日はタンデムで来て正解だった!私もこんな場所だったら立ちゴケしてた。とつくづく言っていた。(^^;;)

ミニかきあげ丼牧場の家

 さて、私達は苦労の末停められた「牧場の家」で、結局ミニかき揚げ丼を食べた。味の方は・・・う~ん・・・(^^;) 何とも言えません。(爆)

桜にちなんだお菓子を食べる

梅月園 県道412号線を下り宇久須で国道136号線に入り、今度は海岸線沿いを南下する。

 そして松崎に入り少し那珂川沿いの県道15号線を走行し、「梅月園」と言う和菓子屋さんに立ち寄った。

 ここは以前私が北海道で知り合った黒金さん(ハーレー乗り)と一緒に立ち寄った事の有る和菓子屋さんだ。

ふと走行中思い出し、桜の季節に桜にちなんだお菓子を食べようと立ち寄ったのだ。

 

桜のロールケーキさくら葉餅

 ここで妻は桜のロールケーキを食べ、私はさくら葉餅と言う和菓子を食べた。店内には座れる場所も少し有り、その場で食べる事も可能だ。ツーリングではこんな感じで美味しい物を、その場で食べるのがとても幸せに感じられるのである。

予定外の美しい景色に圧倒される!

 「梅月園」でデザートを食べ、そろそろ先に進もうとお店の入口まで行くと、ふと店内入口近くに、近くに花畑が見られる観光スポットが有ると紹介する資料が目に入った。それも直ぐ近くである。これは行くしかないと心に決め、那珂川沿いをもう少し先に進んだ。

 ちなみにこの那珂川沿いは桜の名所でもあるが、この時はまだ時期が早くまだ桜は咲いていなかった。きっとこのレポートを書いている今頃がきっと見頃だったと思う。(3/31)

 そそ、肝心の花畑だが、那珂川沿いを少し走ると、目の前に見事な花畑が視界に入ってきた。バイクを駐車場に停め、早速歩いて花畑へと歩く。

花畑花畑

 「これは見事だぁ!」と思わず言葉が出る。正に圧巻の色鮮やかな花畑であった。それもず~っと奥の方まで見事に咲いている。4月中はこの花畑を楽しめるそうなので、西伊豆を訪れる際は是非立ち寄ることをお勧めしたい。

南伊豆の海岸線沿いを巡る

 花畑を堪能し、また松崎まで戻り国道136号線をひたすら走行する。このあたりは断崖絶壁に道が縫うように通る道でも有る。と、室岩洞の先で事故処理中の事故現場に遭遇する。

 何とバイクがガードレールを半分くぐって挟まっていた。それもガードレールの先は勿論断崖絶壁&海。(爆) ちなみに大きな事故にも関わらずライダーは無事だったようで、バイクの側に居るライダーを確認出来た。もう少しできっと崖から落ちそうで怖かっただろうに・・・と妻と話しながら横を通過した。 

菜の花畑途中菜の花畑が見れたり、海岸線の景色を楽しみながらゆっくり走り、県道16号線に入って「あいあい岬」に立ち寄った。ここは岬の直ぐ近くまでバイクで行ける景色の美しい観光スポットだ。エメラルドグリーンの海と荒々しい断崖絶壁の景色は見応え十分。あまり歩きたくない人には特にお勧めの場所かもしれない。(右下の写真は私。黄昏ている訳ではありません)(笑)

あいあい岬からの絶景BMW R1200RT

 県道16号線から下田を経由し、稲取温泉へと向かった。途中通過した河津では、前回立ち寄った見事な桜並木はすっかり葉桜となってしまっていた。(^^;)

吊るし雛を見学する

 今回のツーリングで、妻が見るのを楽しみにしていたのが稲取の「吊るし雛」だ。この吊るし雛はこの稲取付近での伝統工芸だそうだ。これなら狭い我が家でも飾れそうと思うと同時にその鮮やかさとユニークな吊るし飾りは見応えがあった。

雛の館つるし雛俵の鼠つるし雛金目鯛 米俵に乗ったねずみも可愛かったが、伊豆半島で獲れる金目鯛もひと目で金目鯛とわかる可愛さだった。

 ここではこの吊るし雛を自分で作れるキットや、完成している吊るし雛が売られていたが、あまりもの高額な金額にすっかり購入意欲を削がれてしまった。(--;)

 

 

 

赤沢温泉(DHCの湯)に立ち寄る

DHCの湯赤沢温泉

 そしてやはりツーリングにはやっぱり温泉だ!今回は赤沢温泉、別名DHCの湯に入った。この温泉の1番良いところは何と言っても眺めの良いところ。浴槽も広く広々しており、清潔感も高い。そしてDHC製品を自由に試用出来るのも女性には魅力的かもしれない。

また寄ってしまったカウボーイズ

カウボーイズのステーキ そして今回もまた立ち寄ってしまったのがステーキ屋さんの「カウボーイズ」だ。

 今日はお刺身よりもお肉が食べたいとの妻の要望と、あのボリューム感有るステーキをまた食べたいと言う私の思いが一致し、2人共0.5ポンドのステーキを食べる事にした。

 ここのステーキは「ステーキを食べたぁ~!」と実感出来るボリュームだが2人共あっさりと完食。妻も美味しかったと満足していた。(^^)

 

渋滞は5km

 帰り道は宇佐美から県道19号線に入り、亀石峠から伊豆スカイラインを快走、トーヨーターンパイクを通り小田原厚木道路に入った。ここまではすこぶる順調。ところが・・・最後の最後に厚木IC付近を先頭に5kmの渋滞にハマる。小田原厚木道路は車線の幅が短くすり抜けもかなり気を使ったが、何とか一生懸命すり抜け自宅には19:40頃に到着した。本日の1日の走行距離、440kmでした。

 おわり

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