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毒虫対策(蚊・ブヨ等)

2009.7.8 UPDATE

市販の虫よけ購入から自家製虫よけ作りへ・終わり無き戦い

虫に刺され易い体質?

ブヨに刺された足 ブヨに刺され腫れあがった手の甲

 私は大変な暑がりで真冬でも上半身裸でも平気なほどです。それは体温が高いためのせいで、そのため蚊などの吸血系の虫に刺され易く、毎年夏には毒を持った吸血系の虫には酷い目に遭っています。勿論神経質なほど虫よけ対策をしているにもかかわらずの結果です。(上の写真はいずれも「ブヨ」(別名 「ブユ」とも言う)に刺され、腫れあがってしまった手足を撮影したものです。)

自然豊かな環境では蚊よりもブヨに悩まされる

 都会では蚊に悩まされますが、自然豊かなキャンプ場では蚊よりもブヨ(ブユ)アブなどによる攻撃の方が被害が大きくなります。ブヨやアブは美しい川やキャンプ場、牧場などに生息し、刺されると蚊の被害よりも痛みや腫れなどの症状が激しく、薬を塗っても中々効かないので苦しい思いをするのです。

市販の虫よけ薬は確かに蚊には効くのだが・・・

 毎年毎年新製品や珍しい虫よけ薬を見つけてはその効果に期待し、その商品の売り文句を信じて虫よけ薬を次々に試してはいますが、確かに蚊には有る程度効く物が有っても私の天敵である「ブヨ」には効くとは到底思えない結果を招いています。

新製品の虫よけ 市販の虫よけ

結論!市販の虫よけはブヨに効かない

 私の結論としては市販の虫よけはどれも「蚊」対策がメインで、一応「ブヨにも効く」とか書いてあったとしても全く信用出来ないとの結論に至っています。(--;)
  そこで、どうしたら天敵「ブヨ」に勝てるのか?色々調べてみるとハッカの匂いを嫌うとの情報を得りました。そこで色々な薬局店を根気良くまわり探しましたがハッカ系の市販の虫よけ薬は見つかりませんでした。

 ところで、一説によるとハッカの匂いは「ブヨ」には効くが「蚊」には効かないとの情報もありました。色々な情報や否定説が有る中、どうもこのハッカの匂いに、+ユーカリの匂いなど 「蚊」が嫌う匂いをプラスし、混ぜた虫よけが効果が有りそうだと言う結論に至りました。

とうとう自家製の虫よけ作りを始める

 無いものは自分で作るしかない。そこで情報をインターネットで集め薬局で「ハッカ油」と「精製水」を購入、無印良品店で「ユーカリのエッセンシャルオイル」と「ガラス製のスプレー容器」を購入し自家製の虫よけを作る事にしました。

ハッカ油 虫よけ薬作成に使うもの

 作り方は簡単でガラス製のスプレー容器にハッカ油とユーカリのエッセンシャルオイルを適量入れ、それに精製水を入れれば出来上がりです。ハッカ油とユーカリのエッセンシャルオイルをそれぞれどれ位入れるかは現時点では適当です。(爆) 効果の有る配合が見つかれば公開したいと思いますが、現時点では適当な事は言いたくないのでご勘弁を!(^^;)

自家製虫よけの効果は?

 ちなみに先日行った「尾瀬桧枝岐」方面のキャンプツーリングでは、有る程度効果が有った様だが不覚にも水遊びをしていて虫よけがとれてしまった足首付近や手のひらのみ「ブヨ」に刺されてしまいました。(爆) クッソー! 敵もさるものである。

 しかし、それ以外の場所はまったく刺されず一応効果は有ったものと確信しました。更なる究極の配合を見つけ出し、最強の虫よけを開発したいと願っています。そそ、自家製虫よけの費用は上記4点のものを購入しても2,200円程であり、作れる虫よけ液の内容量を考えると効果が有れば市販の虫よけよりはかなり安価です。それに高かったスプレー容器代は次回から不要になります。

朗報!貴重な情報が寄せられました!

 当ホームページをご覧頂いた”めいさん”(HN)から貴重な情報が寄せられました。私と同じく虫対策にお悩みの方に朗報です!アロマテラピーについて真面目に研究されためいさんの情報では、ブヨに効く虫除けには「エアーサロンパス」に含まれる「サリチル酸」が効くそうです。このエアーサロンパスを虫除け代わりにシューシューして下さいとのメールを頂きました。

 で、早速私も試してみました。

それでも虫に刺されてしまったら?

ポイズンリムーバー 私がキャンプツーリングに行く時に手放せないのが毒抜きの器具と虫刺されの薬です。毒抜きの器具は「インセクト ポイズン リムーバー」と言う昔から有る器具を使っています。(現在2個目使用中)

 これはキャンプ用品などを取り扱っているアウトドアショップなどで入手出来ます。ちなみに私が購入した時の価格は¥1,040でした。

 ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー

 そして虫刺されの薬でお勧めなのは「ムヒアルファS」(左下写真中央)。薬局で簡単に購入出来、価格も手頃で効果が高く携帯性も良いです。

 しかし、「ブヨ」にさされた場合は迷わず「皮膚科」に行きましょう!「デルモベート軟膏0.05%」と言う超強力な薬(1日2回塗るのが限度と言う塗り薬、左下写真左)は処方箋を出してもらわないと手に入りません。そして医者に行けば右下写真の「セレスタミン」と言うアレルギー性鼻炎(花粉症)の薬としても飲む「飲み薬」も入手出来ます。私は花粉症で春先の季節に良く飲むこのセレスタミンが虫刺されにも効くという事を初めて知りました。

ムヒアルファSなど セレスタミン

他にもこんなもの使ってみました!

 このページの始めでも触れたようにとにかく毒虫が天敵の私、長年色々な防虫対策グッズを試しているので、そのほんの一部を私の体験から感じた効果を含めてご紹介しましょう!

超音波を発生させる蚊よけグッズ

まずはこれ、高周波の「ピー」と言う音を出す蚊よけグッズ。

キーホルダーになっており、私はもっぱらテント入口のファースナーに装着して使っていました。

この「ピー」と言う音は結構耳障りなのですが、結局のところ蚊よけとしての効果はあまり感じませんでした。先日のキャンプで娘がうるさいと言うのでとうとう外してしまいました。(爆)

電池式蚊とり器

これはご存知アース製薬の電池式携帯蚊とり器。

主にテント内で使用しています。

蚊には有る程度効くかもしれませんが、何だか気休め程度かも?と疑心難儀になってしまう事もあります。

火気を利用出来ないテント内には最適で重量も軽くコンパクトです。(現在も使用中)

金鳥蚊とり線香

蚊とり線香の匂いが衣服に付くので一時期は使わなくなった事も有りました。

しかしさすが日本の大発明品「金鳥の渦巻蚊とり線香」、これは効果が有ると確信しています。

但し、効果はやはり「蚊」がメインです。私の場合テントの外でのみ使用しています。(お勧め)

新製品のフマキラー製虫よけ

そして今年試した新製品がこの商品。

使い方は写真に写っている通り、1回シュッと室内(テント)にスプレーするだけで、12時間も薬剤が空気中に漂い効果を持続すると言う、今までに無い方式の虫よけです。

効果は確かに有りました。しかし狭いテントの中ではちょっと効きめが有り過ぎる気も・・・テント内に人が居る時には自分達が薬剤を吸い過ぎない様に注意が必要です。

ちなみに今度からキャンプの必需品となりました。

キャンドルランタンのローソクにも虫よけを使用!

シトロネラのローソクとキャンドルランタン バイクツーリング時にメインで使用するキャンドルランタンにも、勿論防虫効果の高い「シトロネラ」と言う成分を含んだキャンドル(写真の青いキャンドル)を使用しています。

 これはオートキャンピングでも使用している小さいバケツによく入った虫よけのローソクと同じ様なものです。

 確かに虫よけの効果は有るようで、このキャンドルランタンの付近で多くの蚊がく死んでいました。

勿論このシトロネラはキャンプ時の重要な虫対策グッズとしても使い続ける予定です。(お勧めの一品)

アウトドア&フィッシング ナチュラムああ