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8泊9日、息子と北海道タンデムツーリング(8~9日目)
いよいよ最終、北海道完結編
2009.8.8(土)~2009.8.16(日)走行
北海道最後の朝
北海道最終日の朝はいつもより少しだけ起きるのが遅かった。(5:30頃)
起きた直後は霧雨が一時的に降っていたがその後直ぐに止んだ。テントは撤収時若干濡れたままだったが北海道はこの日が最後だったので問題は無い。濡れたテントは帰宅してからしっかりと干す事にした。
しかしこのテント、まだまだ今後のソロツーで使用するつもりだが、ポールのショックコードは一部が伸びきっていたり、テント本体とフライシートも一部のシームテープが剥がれていたところもある。次に使う前には徹底したメンテナンスを行うつもりだ。(^^;)
この日は帯広まで足を伸ばし最終的に夕方までに苫小牧のフェリーターミナルへ到着しなければならない。
帯広までわざわざ行くのは六花亭本店へ行くのが目的だ。ここでしか食べられないサクサクパイを食べるのと、お土産を買うのがその理由。ここでお土産を購入すれば出来たてのお菓子を工場から自宅へ直送してくれるので、荷物をあまり載せられないライダーは結構利用する人が多いのだ。まぁ帯広でなくてもと他の場所で・・・と言われる方もいらっしゃるかもしれないが、わざわざ六花亭の本店でと言うところが惹かれるのである。
帯広へ
富良野から帯広までのルートは国道38号線を東に進む。このルートはスピード違反の取締りが頻繁に行われていると言う情報も得ていたので余裕を持った走行を心掛ける。
そろそろ北海道キャンプツーも大詰めだなと思いながら大貴に北海道ツーの感想などを聞いて走っていた。
当然バイクでどの道を走っても気持ちが良く、まさにツーリング天国とも言える北海道が大好きになったそうだ。一生の思い出として残るだろう。(^^)
今度は是非自分でバイクを運転し、北海道を走りたいとも言っていた。
大貴はすっかり北海道のコンビニとして印象を受けたセイコーマートや、ガソリンスタンドのホクレンを見つけては写真を撮ったり、走行中見掛けたものを思い出にと写真を撮ったりしていた。
するとこんな物まで写真に・・・(爆)
何故?恐竜がここに?
バイクで北海道を走っていると色々な動物を目撃するが、これはちと想定外(笑) しかも台車に乗ってるし・・・ (^^;)
狩勝峠を過ぎると蕎麦畑が目に付くようになった。この蕎麦畑を見て、大貴は次はお蕎麦を食べたくなったそうだ。
六花亭本店
六花亭本店に到着したのは9:50位だった。裏手商店街側にある駐車場は車で既に満車だったが、バイクはこの位置に停めるよう丁寧に誘導されるので直ぐに駐車する事が出来た。これで駐車違反の取り締まりを気にする事無くゆっくり買い物が出来る。
六花亭本店の店内は予想を超えた混雑振りで通路を歩くにも苦労する位だった。まずはクール宅急便でお土産の分を注文。そして「サクサクパイ」を注文した。
そしてこれが「さくさくパイ」。(左下写真) 賞味期限が3時間と言う事で、ここに来なければ絶対に食べられない一品だ。勿論買ったこの場で食べる。そして店内ではここで食べる人の為に無料のコーヒーサービスを行っている。ここのコーヒー、結構美味いです。
六花亭でお土産も購入したので、ついでに帯広名物「豚丼」を食べようかとも思ったが、ツーリングマップルに掲載されている豚丼のお店に電話を掛けて確認してみると開店時間は11時過ぎの店ばかり。まだ1時間程度も有るので豚丼は諦めて出発する事にした。ライダーは早寝早起きなのでもう少し早く開店してくれればお客さんも増えるだろうに・・・(^^;) と思う。
道の駅「自然体験しむかっぷ」でAさんと再会
帯広からは音更帯広ICから高速道路を利用、高速道路が途切れるトマムからは道道136号線を走る。さすがに国道136号線は交通量が多い、そして遅く走るトレーラーの影響も有って占冠まではかなり渋滞気味だった。そしてやっと道の駅「自然体験しむかっぷ」に到着した。(11:48)
そして大貴がトイレに行っている間に、駐車場に入ってくるライダーを何気なく見ているとそこに女性ライダーが丁度1人、目の前にバイクを駐車した。ん?何処かで見掛けた様なバイクだなぁ・・と思っているとヘルメットを取ったその女性ライダーは道の駅「猿払公園」、そして稚内のコインランドリーでも見掛けたAさんだった。(驚) さすがに3度目の再会となると思わず声を掛けさせて貰った。
そして少し話をしてからお互い昼食をこの道の駅でと思っていたので、是非ご一緒に!と名物と言われるお蕎麦を食べる事となった。Aさんもこの日が北海道を発つ(夜中、小樽からフェリー)最終日だそうだ。
Aさんはとても話し易い感じの良い方だったので短い間だったがお蕎麦を食べながら楽しい一時を過ごす事が出来た。(感謝)
実は大貴はこの北海道キャンプツーで他のライダーとの交流を望んでいたのだが、キャンプ場では残念ながら周りに話し掛けられるライダーが居なかったのだ。
見知らぬ人との交流で、やっとAさんと最後に話が出来たので大貴も嬉しかったそうだ。(^^)
時間と方向が合えばもう少しゆっくりと、可能ならご一緒に走りたいところだったが、私と大貴の残された時間は刻一刻と迫っていた為、先を急ぐ事にした。(12:40)
夕張の温泉へ行く
北海道の最後の締めくくりは温泉入浴と決めていた。
そして本来なら登別温泉でゆったりと言う計画も有ったのだが、残念ながらもう既にその余裕は無いと判断した。
苫小牧に夕方16:30頃には到着しなければならないが、あの往きに立ち寄った夕張メロンのお店にも立ち寄りたいと大貴が希望する。
そこで近場の温泉施設として夕張にある「ゆうばりユーパロの湯」に立ち寄る事にした。
ちなみに幸福の黄色いハンカチは素通りした。(爆)
この「ゆうばりユーパロの湯」は大貴の好きなサウナも完備。近場にした分ゆっくり入浴出来た。
ところでこの温泉からの帰り道、道道38号線ではパトカー(搭載レーダー)によるスピード違反の取り締まりが行われていた。ここを走る方はくれぐれも慎重に!(^^;)
夕張メロンは最高!
そして往きにも立ち寄った夕張メロンの同じお店にまた立ち寄った。
まずはカットメロンを食べる。「う~ん、やっぱり美味しい!」と、うなりながら大貴はメロンを食べた。
続いてソフトクリームと夕張メロンのコラボな一品を食べ、その美味しさにも大満足だった。
すると食べ終えたメロンに、何処からともなく大きな蜂が飛んできて止まり汁を吸いだした。
さすがに蜂もこのメロンの美味しさを十分知っているらしい。私が直ぐ目の前に居て至近距離で写真を撮ってもまるで気にする事無くお構い無しだった。
そして夕張メロンを食べて満足した後は、また夕張ICから高速道路を利用し一気に苫小牧のフェリーターミナルを目指した。
苫小牧フェリーターミナルに到着
そして苫小牧のフェリーターミナルに到着したのが当初目標としてきた16:30丁度位。
フェリーの出航時間は18:45だ。
ターミナル前にバイクを停め、まずはチェックインを済ませる。ここでも事前にインターネット予約で支払いを済ませていたのでスムーズに手続きが完了する。
ちなみに大間では提示を求められなかった車検証の提示はここでは求められた。事前にコピーを持っていたのは正解だった。
チェックインを済ませた後、大貴をフェリーターミナル内に案内し、チケットを渡してここで別れる。
乗船手続きは別になるからだ。私はバイクに乗りバイクの集まる乗船への待機場所へ移動した。ここでは隣で同じく乗船を待つクー太郎さん(HN)と出会いお話しをした。クー太郎さんは北海道を時計回りに周ったそうで、私達とは全く逆周りで周られたそうだ。
そして17時頃には乗船が始まった。それにしても思った以上にバイクの数が多かった。
フェリーはカジュアルルームを予約しておいた。以前の呼び方だと2等寝台にあたる。これなら最低限のプライバシーは確保出来、ゆっくり眠れるので快適な船旅を楽しむ事が出来る。
荷物を置き、まずは身軽な服装に着替えた。本来ならここでまずお風呂に入りに行くのだが、今回はお腹が空いていたので17:45にレストラン前に行き待つ事にした。
驚いた事に既に行列が出来始めていた。
そしてレストランは出航前の18:00に開店した。夕食はバイキング形式。エビフライやカモロース、フルーツを始め結構盛り沢山。そしてとっても美味しい。(^^)
私も以前は少しでも経費を削減する為、フェリーに乗る前事前にお弁当やカップラーメンを買っていたのだが、フェリーのレストランで食事を1回食べてからは必ずこちらを利用する事に決めている。それほど美味しく満足出来る料理だからだ。お値段も納得出来る内容だ。
最近大貴は受験生の為、サッカーを辞めてから食欲が落ちていたのだが、この時は食うは食うはとにかく底無しの様に食べた。
そして食べている途中でフェリーは定刻通りに出航した。
出航時、レストランの窓の外には少し雲が多いが夕焼けに染まる北海道の景色がゆっくりと流れていた。
大貴はそれを見ながら「また来たいねぇ。北海道」とこれまでのツーリングを振り返っていたようだ。
そしてこの後はお風呂に入り早めの就寝となった。さすがにこれまでの疲れがどっと出たようで、2人共たっぷり睡眠を取る事が出来た。
こうして8日目が終わった。
自宅に着くまでがツーリング
たっぷり睡眠を取り、翌日は映画を楽しんだりデッキを散歩したりしてのんびり過ごした。
最終日も天気は申し分ない晴れ。デッキを散歩していてもとても気持ちが良かった。(^^)
フェリーは定刻通り大洗港に14:00に到着した。
ちなみに苫小牧→大洗のこのフェリーでは、下船時も大貴とは別行動だ。函館では大貴を後席に乗せたまま船を下りたが、こちらでは別々に下船し、ターミナル前で待ち合わせをした。
さて、自宅までは高速道路を最大限に活用し帰る事にした。まだ渋滞が激しくなっていない事だけを願いながら直ぐに高速道路に入る。
しかし、のっけから高速道路は追い越し車線をダラダラと走行する車が多く、改めてマナーの悪さに絶句する。そんな車をバイクの機動力でかわし、何とか自宅には16時前に到着出来た。 今回も無事帰宅する事が出来、北海道ツーは本当に楽しい思い出となった。
ツーリングデータ
給油タイミング | 給油量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
8/8 06:54 東北自動車道 長者原SA | 22.9 | @138 | 3,160 |
8/8 11:33 青森県 トマリSS | 13.8 | @138 | 2,208 |
8/9 13:03 北海道夕張市紅葉山 | 23.4 | @134 | 3,135 |
8/10 11:42 北海道根室市 | 22.52 | @133 | 2,995 |
8/11 11:31 北海道斜里郡清里町 | 17.18 | @133 | 2,284 |
8/11 17:11 北海道川上郡弟子屈 | 11.16 | @134 | 1,495 |
8/13 10:14 北海道枝幸郡浜頓別 | 18.04 | @138 | 2,489 |
8/14 08:01 北海道苫前郡羽幌町南大通 | 14.15 | @130 | 1,840 |
8/15 09:03 北海道帯広市 | 22.39 | @134 | 3,000 |
8/16 16:17 東京都大田区南馬込 環七大田 | 18.16 | @128 | 2,324 |
合計 | 183.7 L | 24,930円 |
フェリー(大型バイク1台)
大間 → 函館 ¥6,210
苫小牧 → 大洗 カジュアルルーム ¥47,250
全行程走行距離 3,850Km
おわり