TOP > ツーリングレポート > 2010 > 春の志賀草津道路ツーリング

春の志賀草津道路ツーリング

湯田中温泉でのんびり湯に浸かる

2010.4.25(日) 走行

志賀草津道路の雪の回廊

お出かけ日和

 下田さんからゴールデンウィーク前に、1回はツーリングに行きたいと連絡を受けていたのだが、下田さんのバイクが車検に出していたので、前日の夜にバイクを引き取れれば25日(日)の朝から、もし出来なければ当日車検上がりのバイクを引き取った後そのまま出発するかと言うことになっていた。

 そして前日の夜に連絡が入り、無事仕事を早く終えバイクを引き取りに行けたので朝から出掛けましょう!と言うこととなった。行き先は志賀草津道路。吾妻磐梯スカイラインと同じように、冬季閉鎖から解除されたばかりの雪の残っている景色を見に行く事となった。

初めて見た売り切れ

 自宅を早めの5:10に出発し、待ち合わせ時間より早い6時頃に到着する。

 待ち合わせした関越自動車道 三芳PAの二輪駐車場は既に沢山のバイクで埋め尽くされ、バイクが溢れて駐車されている状態だったので奥の方に停めるしかなかった。

 右の写真はPA内のお茶コーナーの紙コップを出す機械だが、私は初めて「コップ切れ」のランプが点灯するのを見た。如何に混雑しているかを象徴している。

 この日の朝、関越自動車道は結構車が多く、PA内も混雑気味だったのだ。

 まだパン屋さんが開店していなかったので、ブラブラとしていると下田さんの姿を発見、待ち合わせ時間の15分前に合流出来た。

 下田さんも朝はパンが食べたかったらしく、まだ開店していないので上里SAに立ち寄って朝食を取ることにした。一応6:30まで待ち、他に合流する人が居ないことを確認してから三芳PAを出発する。

関越自動車道

FTM-10Sのトーンスケルチが回復

 今回私はアマチュア無線機(FTM-10S)の配線取り回しを変更するなどノイズ対策を強化してから初のツーリングとなる。前回下田さんとのツーリング中発覚したトーンスケルチの不具合が解消したかテストすると、何とトーンスケルチが正常に機能する事が判った。

 直ったのはノイズ対策を行った事ではなく、もしかしたら電源を外して長時間放電させたのが功を奏したのかも知れないと思っている。どちらにしてもこれで無線機に対する心配が無くなったのは嬉しい。

関越自動車道

 この日の関越自動車道はかなりの交通量で、完全停止こそ発生しないものの渋滞で車間がかなり詰まる事も有った。

桃のパン

 上里SAに立ち寄るとまずはパン屋さんでパンを購入する。今回食べたパンはこちら。

 ピンク色のパンは桃のパンだ。香りだけでなく果肉も入ってとても美味しい。もう1つはソーセージ入りのパンだ。

 上里SAを出ると渋川伊香保ICで高速を下りた。

八ツ場ダム(建設中)付近を通る

八ツ場ダム付近

 国道353号線、国道145号線を走行するが、交通量も少なく走っていて気持ちが良い。 途中にはあの八ツ場ダムの為に建設中の道路の高架橋が異様にそびえ立っていた。 道路の工事は八ツ場ダムの行く末に関係無く順調に建設され続けられているようだ。

志賀草津道路へ

草津が迫る

 順調に走りあっと言う間に草津手前の道の駅「草津」に到着。ここでトイレ休憩。下田さんと相談の結果、今日は草津市街や白根山の山頂では止まらずに渋川方面へ抜けようと言う事になった。

殺生河原付近

 志賀草津道路は若干交通量が多く、車の後ろをトロトロとついていく感じだったが、その分景色を堪能出来、特に不満はない。

志賀草津道路

志賀草津道路

志賀草津道路

 白根山の駐車場を過ぎると一気に道が空いた。しかし、ここからの区間は「路面凍結注意!」の表示で慎重な走りを心掛けて走ったのでスピードは控える。雪の回廊となっているところも有った。

志賀草津道路

志賀草津道路にて下田さんと記念写真

 一番緊張したのは渋峠付近のトンネルだ。路面凍結防止剤が撒かれていたが、凍結箇所があるのでは?と心配しながら通過したが大丈夫だった。

横手山、前日は氷点下7℃だったらしい・・・

 横手山の長野側の駐車場にバイクを停め、ここでゆっくり景色を眺めた。雲1つ無く遠くの山々の稜線もクッキリ見えた。浅間山には噴煙が上がっているのもハッキリ見えた。 丁度そこに青いネイキッド型バイクに乗られたライダーが近くにバイクを停めた。お互い挨拶をしてから雑談する。

温泉は何処にしようか?

 この方は横浜出身だそうだが現在は長野県に住んで居る方で、昨日もこの場所まで来られたそうだ。この日はあまり寒くもなく日差しも気持ち良く穏やかなツーリング日和だったが、昨日は氷点下7℃でとても長居出来るような感じではなく引き返されたそうだ。 私達は写真を撮った後、志賀高原から湯田中方面へと走って行った。

横手山付近

凍っている沼

道の駅「北信州やまのうち」

道の駅「北信州やまのうち」

 道の駅「北信州やまのうち」に立ち寄り、ここで昼食をとることにした。ここはお蕎麦が美味しいと言うことを知っているからだ。以前、大貴(長男・当時中2)と3人で立ち寄ったところだ。

地元野菜の天ぷら蕎麦

 入口付近で雪中りんごが売られていた。試食すると美味しい。

  しかも野菜も若干売られていたので食事前に野菜も含めてお土産を購入する。パニアケースに野菜を積み、改めて食事に向かった。

 私が食べたのは「地元野菜の天ぷらそば(冷たいお蕎麦)だ。

 横手山では丁度良い気温だったが、この道の駅では若干暑く感じたのだった。

 そして次は今回のお楽しみである温泉に行くことにした。

 道の駅でパンフレットを見つけ、「楓の湯」と言う温泉に行くことに決めた。道の駅からバイクで直ぐのところである湯田中駅前にある温泉だ。

湯田中駅前温泉「楓の湯」

 途中給油してから湯田中駅に行く、するとこの「楓の湯」は湯田中駅前温泉とパンフレットに記載されていたが、駅舎建物の中に温泉施設が在ったのだ。駅前には足湯も在り、施設自体も比較的新しい感じで清潔感がある。

「楓の湯」

「楓の湯」横の桜は見頃でした

 そして何と言っても値段が安く(一般・300円)、しかも天然温泉なのだ。(右下の写真は温泉の入浴券の券売機) お風呂は狭いながらも露天風呂があり、青空と桜の花を眺めながらゆったりと湯に浸かれた。

 湯上がり後に休憩する場所は狭いものの一応畳敷きの場所も在り、そこからは目の前にロマンスカー型の列車が停車して発車を待っている姿も見れた。

目の前にロマンスカーが・・・

 私と下田さんはここで小一時間のんびりと入浴後の昼寝をして過ごした。至福の時である。

 しばらく温泉でゆっくりした後は真っ直ぐ帰る事にした。帰りのルートは信州中野ICから上越自動車道 → 中央高速道路を走り帰ることにした。信州中野ICへは志賀中野道路(100円)を通るが、ここはETCが設置されておらず機会式の料金所だった。

 財布は内ポケットの中で直ぐには取り出せない所に仕舞っておいたので、下田さんに立て替えてもらい通過する。ETCが無理ならバイクは無料にして欲しいとつくづく思う。

 特に渋滞もなく信州中野ICまで進み、高速道路をひたすら走った。途中、小仏トンネル付近で渋滞にハマったものの一気に石川PAに到着した。 ここで夕食として牛丼を食べ、その後永福ICで下田さんと別れ、19時過ぎに帰宅した。

 おわり

このサイトのTOPへ