サイドスタンド用の板

北海道の駐車には注意が必要!

 北海道のアスファルトは非常に柔らかく出来ています。(砂利を入れる混合比が違う為)
何故柔らかく出来ているかと言うと、冬寒くて地中内の水分が凍結した時、アスファルトが氷の圧力で割れて破損しないようにしているためだそうです。

 それにより、バイクのサイドスタンドの様に一箇所に重心が掛かる重さには非常に弱く、夏場ではサイドスタンドが地面にめり込みバイクが転倒すると言う事故が発生しています。それだけではなく、私も実際この目で見ましたが、旭山動物園や函館YGHなどの駐輪場所など幾つか訪れた場所では、サイドスタンドが掘ったと見られる深い穴(修復が必要だと思われる穴)を非常に多く見かけました。

 北海道ツーリング時の最低限のマナーとして、駐車時にはサイドスタンドの下に鉄板や木、空き缶を潰した物などを敷く事をお勧めします。それは自身のバイクをも守る事にもなるからで絶対に必要な事なのです。(施設によっては用意してくれているところもあります)

 私が北海道に限らず、キャンプツーリングなどに持っていった「サイドスタンド用の板」をご紹介します。下の写真がそれです。


●かまぼこの板を利用。これだけで安心感は雲泥の差!

 これはかまぼこの板です。直ぐに使用出来る様にするために、ツーリングネットに引っ掛けるための金具を取り付けてあります。これならツーリングネットから直ぐに外して使う事が出来ます。(子供が絵を書いてくれました。)
 かまぼこの板は意外と丈夫で、積載物満載のRTでさえ問題なく使用可能です。


↑未使用時はネットに引っ掛けて積載

北海道意外でも活用するケースは意外と多い

 北海道に限らず、キャンプ場の不整地等色々な場所で意外と必要です。こんな板を用意しなくても、空き缶をつぶして敷くとか、平らで大きめの石を敷くなどでも対応出来ます。
 しかしその様なものが何処でも必ず有るとは限りません。行く場所によっては予め事前に用意しておく事をお勧め致します。

 
●しっかり活用していました。

 ツーリングレポートの北海道編をご覧になって頂いた方の中には、お気付きになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、その写真の一部にもしっかり使用している写真が有ります。お判りになりましたか?(^^)
 上の写真はその写真を拡大したものです。この写真からもバイクの横にスタンドを使用した跡が無数に確認出来ます。