TOP > ツーリングレポート > 2010 > 奥多摩・むかし道を訪ねて

奥多摩・むかし道を訪ねて

時速10km以下のカブツーリング

2010.10.2(土) 走行

スーパーカブ110

スーパーカブ110で奥多摩 むかし道へ

スーパーカブ110にナビを装着

 スーパーカブ110にナビ(SONY NV-U35)を装着したので、今回は1人でツーリングに行ってきた。さて、何処に行こうか・・・と悩んだが、結局悩みながら走るうちに奥多摩方面に向かっていた。(^^;)

SONY NV-U35

 休日なのに朝早く目が覚めるが、何となく直ぐには出発せずに8時頃に出発した。そのため、環八道路では思いっ切り渋滞にハマってしまう。やはり早朝から出発すれば良かったと後悔した。

 やっとまともに走れる程度に道が空いたのは新青梅街道(都道5号線)に入ってからだった。下の写真は新青梅街道を走行中のもの。(8:27)

新青梅街道

 この交差点(青梅市民会館南)が新青梅街道の終点。この交差点を左折し都道45号線(奥多摩青梅線)方面へ進んだ。ちなみにこの交差点を右折すれば青梅駅方面だ。

青梅市民会館南交差点

  しばらくは都道45号線を走行するが、古里の交差点に突き当たると国道411号線を左折する。そして多摩川を左手に時折眺めながら奥多摩方面へと進むと橋が見えたのでちょっと立ち寄ってみた。下の写真はその橋の上から撮った写真だ。

寸庭橋から見た多摩川

 橋の名前は「寸庭橋」。次の写真はその橋の上の様子。ハイキング中の団体さんと早くも遭遇した。この日、奥多摩方面はとても多くのハイカーを見かけた。

寸庭橋

 寸庭橋の上で撮ったスーパーカブ。カスタムはここまで進みました。(^^)

スーパーカブ110

 国道411号線から寸庭橋へ行くにはこの狭い急坂の道を走るのだが、小回りの利くカブだからこそこんな道も気軽に走れるのだ。

寸庭橋と国道411号線を結ぶ道

奥多摩駅で田舎そばを食べる

 そして朝食は奥多摩駅にバイクを停め、駅舎内のお蕎麦屋さん「そばの花」で田舎そばを食べた。(10:17) ここは本格的な手打ち蕎麦が食べられるので良く利用するお蕎麦屋さんなのだ。

奥多摩駅内に在る「そばの花」

 こちらが朝食として食べたお蕎麦。以前食べた時より100円値上げ(?)され、500円だったので 少し魅力が減った気がする。ちなみに汁は温かい。

田舎そば

 その「そばの花」の店内(奥多摩駅)から見た景色。のどかな奥多摩の景色が広がる。

奥多摩駅内「そばの花」からの景色

奥多摩 むかし道

 さて、いよいよ今回のツーリングの目的でもあった「奥多摩・むかし道」に突入する。(10:39) 実はこの道、偶然観ていた5分枠のテレビ番組で、自転車で青梅や奥多摩を散策すると言うのをやっていて紹介されていた。その時から何となくちょっと興味をそそられていたのだ。

奥多摩・むかし道入口

 むかし道はこんな道。とにかく路面も横の崖も苔だらけ。道幅は勿論狭い。

むかし道

 入口を入って直ぐにこんな案内板が有る。ここはハイキングコースでもあるが、自転車や車も通る生活道でもある。この道の奥には集落がある。

むかし道の案内板

  この道はハイキングをしている人も多いので、走る速度は時速10km以下で走行。まさにカブでのツーリングに最適な道であると実感した。

むかし道

 走行中、途中で見掛けた滝。以前来た覚えもある滝だったが名前は不明。

滝

 路上の高い位置には大きなくもの巣も多く見かけた。太陽の光で輝いて見える。

くもの巣

 時折このむかし道は舗装がされていない区間となる。未舗装の道とはいえ、オンロードバイクでも問題無い路面状況だ。

未舗装区間あり

 羽黒三田神社入口。ハイキング中に参拝する人も多い。階段を登ると直ぐに神社がある。

羽黒三田神社(白髭神社)入口

 階段を登って直ぐにある羽黒三田神社(白髭神社)。横の崖(岩)は石灰岩だそうだ。

羽黒三田神社(白髭神社)

 むかし道を更に奥に進む。

むかし道

 この道はとにかく神社が多く、色々な神様が多く祀られている。

むかし道の途中で

 次の写真は川を撮った筈なのだが・・・ (^^;) 木しか写っていない気がする。w

木々の間に見えるは多摩川

 更に奥へと進む。時折ハイカーと出会うが、殆ど誰にも会う事がなかった。

むかし道

 こんな吊り橋も見かけ、ついついカブで渡ってみようかとも思ったが・・・

吊り橋

 「この橋を渡る際、五人以上で渡らないで下さい」と書いてあるので、私は一応止めておいた。(爆)

吊り橋

 そしてまたまた神様の登場。縁結びの神様までいたりする。

縁結びの神様

 これは昔、馬の水飲み場だったところだそうだ。

馬の水飲み場

 とにかく静かな道なので、私も出来る限り排気音が大きくならないように終始注意して運転した。

むかし道の苔

また吊り橋が見えてきた。この吊り橋も五人以上は駄目と書かれている。

吊り橋と多摩川

 小河内ダム近くの多摩川。谷が深くなってきた。

多摩川

奥多摩の山々

これが東京都とは・・・

 ここでバイクを停めて景色を見ていると、大きなスズメバチが2匹近寄ってきたので早々に退散する。(--;)

むかし道

奥多摩むかし道

むかし道

 ここからは登山道だ。

登山道

 さすがのスーパーカブでもここから先は無理と判断する。

バイクではここまで

 むかし道から国道411号線へと向かう時通過するトンネル。このトンネルも古い造りだ。

トンネル

奥多摩湖へ

 そして奥多摩湖(小河内ダム)に到着。(11:28) 天気も良く、まさにツーリング日和だった。

奥多摩湖

奥多摩湖

 奥多摩湖畔の駐車場に到着すると、何時もの様に売店でアメリカンドッグ(200円)を食べる。これ、結構お気に入りです。

奥多摩湖のアメリカンドッグ

またまたハプニング発生!ツーリングは中止

 さて、このアメリカンドッグを食べた後にスーパーカブを駐車した場所に戻ると・・・ リヤキャリアが折れ、トップケースが傾いている事に気が付いた。(爆) 4箇所あるキャリアの支点の2箇所が折れ、そしてもう1箇所も怪しい感じ。仕方なくこの後はツーリングを中止し、ひたすらリヤキャリアとトップケースを気遣いながら自宅を目指して帰ることに・・・。(TT)

 途中、ホームセンターのジョイフルホンダに立ち寄りゴムバンドを購入、そしてトップケースをキャリアからリヤシートに移してゴムバンドで固定して積載するなど、とにかく苦労して帰ったのは言うまでもない。自宅には15時頃には到着した。

 下が帰宅後撮影したリヤキャリアの写真。溶接箇所はあまりにもちゃちな造りだ。

キャリアの破断面

 こちらはボルトが根元から折れている。

折れたボルト

 走行距離、1,200km程度にしてこんな結果となってしまった。また、折れたボルトの撤去料金として2,100円の出費も発生した。今の時代、リヤキャリアにトップケース装着は当たり前、幾らなんでももう少し耐久性のある純正オプションを用意して頂きたいものだ。(怒)

 おわり

このサイトのTOPへ