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川俣桧枝岐林道&田代山林道

走り応え十分、紅葉も見頃で大満足の林道ツー

2010.10.23(土) 走行

川俣桧枝岐林道にて

2010年10月23日(土) 川俣桧枝岐林道の紅葉

 本来23日(土)~24日(日)は、スーパーカブ110で原付二種限界ツーリング(国道4号線北上)を予定していたのだが、一緒に行く予定だったツーリング仲間のogmさんが急遽出張となり延期となった。ブログで原付二種限界ツーの延期をお知らせした事もあり、金曜日仕事を終えての帰宅途中、ボルドーさんから早速携帯にツーリングのお誘いの連絡を頂いた。(^^)

 駅まで歩きながら電話で行き先と集合場所・時間が決定し、行き先は奥日光方面の林道へ行く事となった。

東北自動車道 蓮田SAに6時に集合

 この週末は紅葉が一番の見頃を迎えることと、晴天も予想され、当然ながら高速道路は大渋滞になるだろうと予想する。私はその渋滞を避けるために早めに自宅を出発する。それでも首都高速道路は案の定かなりの交通量があり、川口料金所手前では追い越し車線側に長い列が出来始めていたのだ。

 料金所を過ぎても追い越し車線上に故障車が立ち往生していたりし、何時何処でも事故が発生しかねない状況で少し心配しながら走行した。

早朝の首都高速

 首都高速道路走行中は大きな満月が低い位置に見えた。まだ日の出までは時間があり、冷たい空気も感じられ冬が近づいてきていることを感じながら走る。(5:33)

 この日、蓮田SAにはボルドーさん(セロー)だけでなく、シンさん(R1200RT)がお見送りとして合流した。その後、3台(3人)で渋滞する東北自動車道を走行し、北関東道 岩舟JCTでシンさんと別れる。 ボルドーさんと私は鹿沼ICで高速を下り、国道121号線 → 県道268号線(鹿沼環状線) → 国道121号線のルートで今市方面を目指した。

 前回夏に通った時には涼しくて快適だった日光杉並木の道は、今回は日陰が特に寒く感じられ、寒い中をひたすら走る事となった。 この道、冬に通るにはちと寒過ぎるかも?(^^;)

日光杉並木街道

 霧降高原への道(県道169号線)は意外にも交通量が少なく、快適に走行。快適に走りながらも、日光いろは坂の渋滞を思い出しつつ走る。

霧降高原へ

朝から少し贅沢な食事

 そしてお約束の大笹牧場のレストハウスへ到着。(10:09) ここで今回もちょっぴり贅沢な朝食を食べる事にした。(^^)

大笹レストハウス

 今回はタンデムではなく私も1人なのでちょっとお高いジンギスカン上ロースセット(1,820円)を食べた。これは生ラム肉の希少なロース部分を使用した柔らかい厚切り肉となっている。 朝から贅沢だ。 そそ、それからここで自由に食べられるお新香は本当に美味しいので、ここで食事をされる方は是非お試しを!お新香はセルフサービスだ。(^^)

上ロースセットお新香

 そして食後はついでにこのレストハウスの一角に在るベーカリー「カウベル」で、小腹が空いた時用のパンを購入する。

ベーカリー「カウベル」

 私がここで購入したのは「ココアパンクリームサンド」(写真左上 180円)と「コーヒーブール」(写真中央 160円)、特に「コーヒーブール」はビックリするほど美味しかった。

 食事を終え、外に出ると何時の間にか頭上の空は曇っていた。しかし、これから向かう川俣湖方面は青空が広がっていて少し安心する。天気はこの大笹牧場を境にまったく違っていたのだ。

紅葉美しい川俣桧枝岐林道へ

 さて、いよいよ今回目的の林道へ突入する。まずは川俣湖へと向かい、川俣大橋を渡ると直ぐに右折し川俣湖畔沿いの林道へ突入した。この林道は私が四輪駆動車のパジェロに乗っていた時(10年以上前)に、毎年紅葉を見にこれまで何度も訪れていたところだ。 しかし、実はまだバイクでは走行したことは無く、今回は久し振りかつバイクでは初めて走行する。

 日光は紅葉が見頃を迎えるこの時期、週末土日は大渋滞に巻き込まれるのが必至だが、この紅葉が美しい事で有名な林道は殆ど車が走っていないので、のんびり走れて紅葉狩りにもお勧めの道なのだ。

川俣桧枝岐林道

 ところで・・・川俣桧枝岐林道は最近走った林道とはちょっと路面状況が違っている。 これまではゴツゴツした石が多い乾いた路面が多かったが、この林道はぬかるみが多いのだ。場所によっては深いぬかるみにハンドルを取られる事もあるので、スピードを落とし慎重に通過しなければならない。路面状態の変化が激しく、林道自体距離も長いので走り応えもあるのだ。

 そんな川俣桧枝岐林道だが既に一部舗装化が進行していた。それでもまだまだ走り応えのある素晴らしいロングダート林道だった。

川俣桧枝岐林道

 走りながら見る景色にも色々な変化が見られ、美しい紅葉だけでなく、次の写真の通り防砂ダムみたいな場所に出来た沼の中に、立ち枯れた木々が水没している珍しい景色もある。

沼

 勿論紅葉もご覧の通り。今回はコンパクトデジタルカメラしか持って行かなかったので、ちょっと写真はイマイチだが、紅葉は実に見事でした。(^^)

川俣桧枝岐林道の紅葉

 標高差があるこの林道は、馬坂峠を越えると桧枝岐に至る。

川俣桧枝岐林道の紅葉

やっと馬坂峠に到着

 馬坂峠に到着。(13:15) まずは26.5kmのダートを走り切った。

馬坂峠

 馬坂峠から見た栃木県側の景色。この峠から先(反対側)は福島県となる。

馬坂峠から見た栃木県側の景色

 泥道、ぬかるみを走った後はご覧の通り。ぬかるみは泥を跳ね上げないようかなり慎重に走ったのだが、それでもこんなにドロドロになった。

泥だらけ

 福島県側は北斜面となり、この時間でも日陰が多く少し肌寒い。(13:53)

 桧枝岐に近づくと段々視界が広がってくるが、民家はなかなか視界に入らない。

川俣桧枝岐林道

林道を抜け、桧枝岐へ

 そして桧枝岐に到着。ここで先程パン屋さんで購入したパンを食べながら休憩した。ここはアルザの湯の前の駐車場にて。

比較的走り易かった田代山林道

 そして帰路は再び川俣湖方面を目指し田代山林道を走る。 小繁峠を越え、木賊、唐沢峠を越え、県道350線を通り田代山林道を目指した。

県道350号線で田代山林道へ

 田代山峠までは14kmのダート、田代山峠の先(栃木県側)は天気がガラッと変わり、どんよりとした曇り空、今迄の晴天が嘘の様な変化だ。峠を挟んだあまりもの天気の変わりように正直2人共ビックリした。

田代山峠

 晴れていればこの景色、もっと色鮮やかに見えて感動していたに違いない。惜しい・・・。

田代山林道の栃木県側

田代山林道にて

 曇っていても近くで見る紅葉はご覧の通り。(^^)

 この色合いも印象的でした。

田代山林道の素晴らしい紅葉風景

B級グルメ「スープ焼きそば」

 大笹牧場まで戻ると小腹が空いていたので、「スープやきそば」とネーミングされ、B級グルメNo.1と宣伝されているものを食べてみた。(500円) 味はまんま焼きそばそのものだった。思っていたより美味しく、少し肌寒かったこの時はこの温かいスープがなかなか良かった。

B級グルメNo.1スープ焼きそば

 この時の時間は既に16:45。大笹牧場は早々と閉店の準備が行われていた。
それにしても閉店時間、早過ぎませんか?(^^;)

大笹牧場からの景色

 霧降高原は少し霧が掛かっていた。

 結局この日は温泉には入らず、夕食も自宅で食べる程早い時間に帰宅出来た。今回のツーリングルート、ボルドーさんは今迄に走った林道の中で一番良かったと満足して頂けた様だ。また来年も是非この時期、紅葉を見に走りに来ようと思う。

 おわり

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