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渥美半島ツーリング

新車お披露目&ハプニング続出ツーリング

2011.2.19(土) 走行

祝!MAEDAさんが復活!

 2月の連休は東京でも3年振りの積雪があり、予定していたロングツーリングには行かれず残念であった。その後は暖かな日があるかと思えば大雨の日もありと天気も気温も急変する毎日が続いている。そこで今回はまだ山間部では凍結や積雪の恐れがあるので、冬のツーリングスポットとも紹介されることも多い渥美半島へのツーリングを計画した。

 集合場所は東名高速道路 海老名SAに6時とし、6:30出発、小田原市在住のosamuさんとの合流は足柄SA通過時に合流する予定である。

 今回私はめぐ(妻のHN)とのタンデム。朝の冷え込みはそれ程きつくなかったが、シートヒーター&グリップヒーター&使い捨てカイロ装着の完璧対策で自宅を5:15に出発する。東名高速道路入口手前のENEOSで給油してから向かうと、東名高速道路入口の交差点で丁度yoshiさんと合流した。何と言うベストタイミング。前回の苺狩りツーと同様、yoshiさんと2台で海老名SAへと向かった。その後横浜町田IC付近に差し掛かると西東京組の4台とも合流、6台で海老名SAに到着した。

海老名SAにて

 上の写真は海老名SA到着時に撮影したもの。yoshiさん(一番左)の着ているエアバッグ(MLV-R)の反射が凄い!

 今回、喜ばしいことに急病により10日程入院していたMAEDAさんが復帰した。(^^) まだまだR1200RTを乗るのは先だろうと思っていたので本当に嬉しい。今回はまだ病み上がりと言う事で御殿場ICまでの途中離脱となったが、来月予定している伊勢神宮ツーはフル参加でご一緒出来そうとの事でした。

 今回のメンバーは下記の通り

HN 今回のバイク 補足
いかりんさん HONDA CB1300ST  
シンさん BMW R1200RT  
ogmさん BMW K1200GT  
ボルドーさん HONDA CB1300SB 温泉入らず途中離脱
yoshiさん BMW F650GS 温泉入らず途中離脱
osamuさん KAWASAKI CONCOURS14(1400GTR)  
MAEDAさん BMW R1200RT 御殿場ICで途中離脱
バイク龍人&めぐ(妻) BMW R1200RT  

以上、8台9名。

不吉なメールにいかりんさんがビビる

 海老名SA内でボルドーさんを待っていると、いかりんさんの携帯に届いたメールの話題となった。その内容はいかりんさんが事故で亡くなる夢を見たとのこと。(爆) 何でも幼馴染の方から急に届いたメールとの事で、本日は特に安全運転をと心掛ける機会となったのは言うまでも無い。www

osamuさんの新車お披露目

 さて、今回のツーリングは大きなイベントの目的もあった。それはツーリング仲間のosamuさんが新車を購入し、初お披露目を予定していたのだ。(^^) osamuさんは足柄SAで合流するまで車名を明かさず、ブログ上で車名当てクイズまで行われ盛り上がっていた。(車名を当てたら缶コーヒー1本を進呈とのこと)

 仲間内の予想ではほぼ全員がkAWASAKI 1400GTR。osamuさんのスパルタンな走りのイメージがそう連想させたのだろう。 結果、足柄SA横を通過中に合流するosamuさんの1400GTRを横目で見た時、「あっ!やっぱり!」と誰もが思ったのは言うまでも無い。(笑)

 御殿場ICでMAEDAさんと別れ、その後はしばらく巡航した後、休憩&給油のため富士川SAに立ち寄った。

KAWASAKI コンコース14(1400GTR)

 富士川SAで数台が給油を行い、その後osamuさんのバイクを囲んでのお披露目会となった。 osamuさんの1400GTRは正式には北米仕様のCONCOURS14(コンコース14)だそうだ。北米仕様での見た目の特徴は、横方向へのリフレクターが充実していることだそうだ。

 前方からのルックスは鋭い眼つきながら意外とコンパクトな印象。しかし、横方向と後方からのルックスは堂々とした大きさを感じ、迫力満点である。

 さて、富士川SAを出発すると浜松ICまで走り、県道65号線 → 国道1号線を経由して浜名バイパスを走った。浜名バイパスに入るまでは渋滞気味だったが、浜名バイパスでは快適な走りを楽しんだ。下の写真は浜名バイパスを走行している時の写真。(めぐ撮影) 天候は当初の予報とは異なり曇りがち。雨が降るような心配は無かったが思っていたより若干寒かった。

浜名バイパス

重大なるハプニングがWで発覚!

 富士川SAの休憩からしばらく走り続け、浜名バイパスにある道の駅「潮見坂」に立ち寄る事にした。そしてバイクを駐車していると、yoshiさんがバイクにETCのカードを入れ忘れている事に気が付いた。(爆) つまり、東名高速道路の用賀ICから入る時と浜松ICを出る時、ETCゲートを強行突破していることが発覚したのだ。www

 そんな話をしていると、今度はシンさんが青ざめた表情で、富士川SAで財布から携帯電話まで入っているバッグを置き忘れて来てしまった!と言ってきた。普段からジョークの多いシンさん、今度もジョークかと思っていたら本当の話だった。(大爆)

 Wの悲劇ならぬWのハプニングの発覚である。(--;) いかりんさんの機転でogmさんがシンさんの携帯に電話を掛けると、何と富士川SAのインフォメーション係の女性が電話に出てくれた。幸運にも親切な方がバッグをインフォメーションコーナーに届けてくれたそうだ。 う~ん、世の中捨てたものではない。親切な方が居るものだ。

 シンさんは気が動転していたので直ぐに引き取りに行きますと言いだしたのだが、富士川SAからここまでの所要時間を考えると往復3時間以上掛かる事となる。ここで離脱すれば再び合流する事は不可能となるし、既にバッグの確保は確認されたのでと皆で落ち着かせ、ツーリング帰りに富士川SAに立ち寄りバッグを引き取る事となった。

 富士川SAのインフォメーションコーナーの営業時間は19時まで。そこで上り車線側の売店にて引き渡して頂くことをお願いし、お金はツーリング仲間が一時的に貸す事でツーリングを続行する事となったのだ。(^^)

 さて、シンさんの一件はこれで解決したのだが、もう1つのハプニング、そう、yoshiさんのETCゲート強行突破事件の対応が始まる。先頭を走っていた私は気が付かなかったのだが、浜松ICの料金所を通過した時に、どうやら拡声器のスピーカーから
「止まりなさい!」と言うような声がしていたらしい。(^^;)

 まさか我々の誰かに向かっての注意とは思わなかったとの証言が他の仲間から多数寄せられた。(爆)

 ETCゲートを強行突破すれば、後ろ側からも撮影されていてナンバー等が判る仕組み。我々の仲間にはNEXCOの関係者も居たのでこう言うケースの場合、対応をどうしたら良いのかのアドバイスを受け、NEXCO中日本お客様センター(0120-922-229)へ連絡する事となった。電話番号は私が持っていたツーリングマップル(中部・北陸)に記載されていたので直ぐに判った。下の写真はyoshiさんが電話でNEXCOに事情を説明しているところ。

道の駅「潮見坂」にて

 結局この後yoshiさんの携帯電話に浜松IC料金所の方から折り返し連絡を頂き、ETCカードのナンバーをお伝えし無事手続きが完了した。 気が付かなかったとは言え、一歩間違えば大変な疑いが掛かってしまったところだった。(^^;)

 そしてベストタイミングでosamuさんがブログ上で出題していた車名当てクイズの商品である缶コーヒーが配られた。これでやっとひと息入れる事が出来たのだ。(笑) osamuさん本当にご馳走様でした。しかし・・・、これでこれから新車を購入した人は、ツーリング仲間に缶コーヒーを振舞う行事が確定したことは間違い無い。(^^;)

振る舞い缶コーヒー

 やっと落ち着くと道の駅「潮見坂」の館内へ。ここではレモンとみかん、そして地元で栽培されたキャベツ(生食用)を購入する。小腹が空いたメンバーも美味しそうなカレーパンを食べていた。ちなみにここで買ったキャベツだが、本当に甘くて美味しいキャベツだった。子供達も「ん!?凄く甘い!美味しい!」と大好評だったのをお伝えしておく。(^^)

道の駅「潮見坂」

 道の駅「潮見坂」を出発すると、県道42号線に入り伊良湖(いらご)岬方面へと向かった。先程買ったキャベツもここの何処かで栽培されたかと思うほどキャベツ畑を沢山見掛ける。下の写真はそのキャベツ畑の風景。

渥美半島のキャベツ畑

 そして渥美半島では鮮やかな菜の花も多く見掛ける。この日は曇りがちで思ったよりは寒かったが、春を感じさせる風景だ。

菜の花畑

 そして昼食を予定していた完全予約制のお店「うおすみ」に到着する。私としては珍しくインターネットで下調べをし、今回はここだ!と思っていたお店である。このお店はメインルートである国道42号線から外れるので、場所を調べておかなければ見つからないかも知れないお店でもある。

うおすみ

 前日電話で予約時にバイクで行く事を伝えると、バイクならお店の前に駐車しても結構ですよと教えて頂いていたので、お言葉に甘えてお店の前に駐車する。四輪車用の駐車場は離れているジャリの駐車場だったので本当に助かった。

うおすみ

 「うおすみ」は料亭の雰囲気のあるお店だ。玄関を入ると・・・こんな感じ。(下写真) 広い・・・

うおすみの玄関

 靴を脱いで上がると2階にある座敷「美」の間に案内される。2階席に上がる時も板前さん(ご主人?)の方が「いらっしゃい」と笑顔で元気良く声を掛けてくれる。とにかく「おもてなし」を感じる素晴らしいお店だ。

「美」の部屋

 そしてランチは「地魚ランチ」。 マグロ以外は全て地魚だそうで、お皿に盛られたお刺身1つ1つがどんなお魚か丁寧な説明も受ける。(^^)

地魚ランチ

 そしてこれが渥美半島名物の大あさり。とにかくでかい!そして美味しい!

大あさり

 そして煮魚も付く。とても丁寧な調理がされていて本当に美味しい。それから男性人は全員がご飯が美味しいとご飯をお替りする。甘くて美味しいご飯に満足。めぐはお味噌汁も美味しくてお替りが欲しかったとも言っていた。

地魚料理

 そしてランチにはデザート(豆乳プリン)まで付いて、これで税込み1,890円だから驚きだ。ちなみにこの豆乳プリンには黒蜜が掛かっていた。

豆乳プリン

 これはうおすみ店内の階段途中に飾られていたお花。

うおすみ店内の写真

 お会計場所にはこんな小物も飾られていた。

うおすみ店内の写真

 ご飯のお替りまで頂いたのでお腹が一杯になり、ちょっと食べ過ぎたかも。(^^) うおすみでゆっくりランチを楽しんだ後、ツーリングを再開する。下の写真は伊良湖方面に向かっている途中、国道42号線沿いに有った広大な菜の花畑。

菜の花

道の駅「伊良湖クリスタルボルト」

 渥美半島の先端にある道の駅「伊良湖クリスタルボルト」に到着。バイクは歩道の上に駐車するようになっていたが、駐車場は満杯だったので道の駅の前に駐車した。

道の駅「伊良湖クリスタルボルト」

ここは昨年伊勢神宮ツーの帰りにフェリーを利用した時に来た場所だ。

フェリー乗り場

 めぐもあの時の事(船酔いで大変だったこと)を思い出していた。

フェリー乗り場前にて

 道の駅「伊良湖クリスタルボルト」の中にある、「やしの実博物館」(入場料無料)を見学。何故かやしの実以外の展示物も多かったが、とにかく老朽化のため見応えがない。(^^;)

やしの実博物館

 映像を見るための座席も寄せ集めの椅子が置いてある。(^^;)

寄せ集めの椅子

 中央付近のやしの実に関する展示品。

やしの実に関する展示品

 展示品に関する説明も文字が小さい。ま、無料だから仕方ない。

やしの実の展示品

 中央にあるやしの木の模型。ま、こんな感じでした。

やしの木

 下の写真、「恋人の聖地」と書かれた展示品の前に立ち尽くすシンさんの後姿。黄昏てます。(^^)

恋人の聖地

 とにかくこの施設の何が悪いのかと言うと、館内が暗過ぎること。壊れた展示物はそのままだし電球は切れたままでは幾らなんでも酷過ぎです。(--;)

道の駅「田原めっくんはうす」

 道の駅「伊良湖クリスタルボルト」を出発すると、国道259号線を走り、道の駅「田原めっくんはうす」に立ち寄った。季節外れだが、カットメロンが食べられるのでは?と期待する。しかし、やはり季節外れで丸ごとのメロンは売られていたのだが、カットメロンはさすがに無かった。

道の駅「田原めっくんはうす」

 仕方ないのでせめてソフトクリームでも・・・と、メロン味のソフトクリームを食べた。(250円)

メロンソフト

 ハイ!ポーズ! ここに写っている全員がソフトクリームを持っています。(^^;)

メロンソフトで乾杯!

 最後はやはり温泉(^^)

  帰り道はまた国道42号線 → 浜名バイパスと走行する。浜名バイパスでは丁度伊良湖岬で1,600kmの慣らし運転が終わったosamuさんのコンコース14と、復活を遂げたogmさんのK1200GTのお試し走行が繰り広げられた。思わずいかりんさんのCB1300STも追っかけるかと思ったが、不吉なメールを思い出し自制したようだ。(^^)

 そして到着したのが「八扇乃湯」。マグネシウム含有量が日本でもトップクラスの立ち寄り温泉。美人の湯と称されているらしい。

「八扇乃湯」入口

 そして翌日が芝刈り(ゴルフ)の予定となっているボルドーさんと、yoshiさんの2人は温泉に入らずここで途中離脱となった。

「八扇乃湯」の駐車場にて

 ちなみに下の写真は入口の奥にある池。露天風呂からも見えるところだ。

池にはカモや鯉が泳いでいた

 ここの温泉は入浴料金が900円だがJAF割引で800円となった。(^^)V JAF割引、本当に使う機会が多いです。 肝心の温泉の方は広い露天風呂(岩風呂)や能舞台の湯などがあり、ゆっくり浸かって身体が温まった。

 夕食は勿論ここで食べた。私が食べたのは「五島ざるうどん」(700円) 美味しかったがちょっと量が少なかった。

五島ざるうどん

 めぐが食べたのは「天ぷらそば」(800円)

天ぷらそば

富士川SAで無事授与式

 帰り道は順調に走行し浜松ICから東名高速道路に入る。渋滞も無く流れも速い。そしてシンさんお待ちかねの授与式が行われた。下の写真は無事に我がバッグと再会しホッとしたシンさん。本当に良かったですね。(^^)

富士川SAにて

 バッグを拾ってくれた方は名乗らなかったそうです。この世の中、捨てたモンではありませんね。(嬉)

中身を確認中

 シンさんはこの出来事を教訓にと富士川SAのハンドタオルを購入。これからのツーリングに欠かせないアイテムとなったようです。

教訓のハンドタオル

 そしてこの後は大井松田ICでosamuさんとお別れし、横浜町田ICで西東京組とお別れとなった。あの不吉なメールを受け取ったいかりんさんも無事帰宅、今回も盛り沢山なハプニングやイベントがあったツーリングとなったが、最後は良い思い出として記憶に残るツーリングとなった。(^^) ちなみに今回私のR1200RTは、走行距離が8万Kmをこえました。

 おわり

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