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能登半島オフロードキャンプツーリング(3日目)

強風に煽られながらの長い帰り道

2011.4.29(金)~5.1 走行

奇跡的に雨が止む

 3日目、2泊3日キャンプツーリング最終日の朝はまだ少しだけ雨が降り続いていた。(6:12) 前日、寝る前にはテントの中が何だか少し蒸暑かった気がしたのだが、明け方は冷え込み寒さで目が覚める。寝不足気味になったのは雨でトイレに行くのが面倒臭く、長い間トイレを我慢していたのも災いしたようだ。他のメンバーも何だか少しお疲れ気味に見える。

お疲れの朝

 そんな現場に1人元気なボルドーさんがホットサンドの道具を片手に颯爽と登場する。(笑) 前日には無かったきゅうりも購入済みなのでこの日もホットサンド作りに気合が入っていた。(^^) そして皆のテンションも徐々に上がっていくのであった。

ホットサンドマシーンを持ったボルドーさん

 この日の朝食は皆、前日に業務スーパーにて食材を大量に購入したお陰で豪華メニューとなった。私は久し振りにフライパンを使いベーコンとハムを炒め、朝食メニューの一品として加えた。

ベーコンとハム

 ホットサンド、ご馳走様でした。>ボルドーさん 美味しく頂きました。

 朝からかなりの量の食事となり、力も湧いて来る。

 それからバル1400さんはこの日もこのキャンプ場で連泊する事となり、受付へ行く必要がある。受付場所には歩いて行くには遠過ぎる。だからと言って大きいZZR1400で行くには大変なので私のスーパーシェルパをお貸しした。こんな時は手頃な250ccのバイクの方が便利でもある。

 それにしても背の高いバル1400さんがスーパーシェルパに跨ると、本当にバイクが小さく見えてしまう。う~ん 何とも羨ましい!

バル1400さんとスーパーシェルパ

 朝食を食べ終えるとテントの撤収を行い出発準備を行った。ふと考えてみれば私はキャンプツーリングでテントを撤収する時、実は雨に降られながら撤収した覚えが無い。私は自称「晴れ男」なのだ。

 で、今回だけはとうとう雨の中の撤収と覚悟をしたのだが、何とタイミング良く雨が止み、またもや雨知らずのテント撤収記録を塗り替えたのだった。(^^)v

 一通りキャンプ道具の撤収に目処がつき、今回の参加車両のうちKAWASAKI車のみ3台並べて写真を撮ってみた。本来なら大のKAWASAKI好きであるosamuさんは1400GTRを所有しているのだが、今回はTTR(YAMAHA車)だったのでこの撮影には参加出来ない。www

KAWASAKI車集合!

 赤いKAWASAKI ZZR1400は北海道から走ってきたバル1400さんのバイク。同じ車両に乗っている人ならば、この写真を見てさりげない拘りのカスタマイズに気が付くだろう。

 ちなみにこのZZR1400、私が言うのもなんだがかなりの爆音車。(スーパーカブ110が爆音車なので・・・)

 隣でZZR1400のエンジンが掛かっていると、目の前のスーパーシェルパのエンジン音がまったく聞こえないのである。(^^;) さすが北海道仕様!私の自宅周辺だったら間違いなく通報されるだろう。(笑)

KAWASAKI ZZR1400

 下の写真は出発前のogmさんのスーパーシェルパの写真。 前日の後輪パンクのアクシデントに続き、今度はリヤキャリアが完全に折れてしまいロープでキャリアを車体に縛り付けて応急処置を施している。(爆) この状態で東京まで帰る事に・・・。

キャリアを破損したスーパーシェルパ

 最後に出発前に皆で記念撮影。

集合写真

 そして東京に向かっての出発準備が整い、いよいよ出発となる。(9:53)

芋にぃちゃんさん(手前)とSATOさん(奥)

 バル1400さんも温泉「島の湯」に入りに行くとの事で、我々と一緒に出発した。

 バル1400さんとは能登島内の温泉近くでお別れ、我々は能登島を出て富山方面へと走行する。下の写真は七尾市内のガソリンスタンドにて給油中のもの。(10:37)

七尾のガソリンスタンドにて

 念の為、レインスーツは着ていたが雨は止んだまま。雨中走行を覚悟していたのだが、能登半島の海岸線を快適に走る事が出来た。写真では判り難いかも知れないが、海の向こうに雪を被った立山連峰が見える。

能登半島国道160号線

 立山連峰を見ながら国道160号線をひたすら走り続ける。

 昨年も立ち寄ったコンビニに立ち寄る。少しばかり前方の景色が明るくなってきた。

 この後国道8号線をしばらく走った後、ナビのルート案内に従い県道や国道472号線などを経由して奥飛騨を目指して走行する。しかし、富山県内に入ると強風が吹き荒れる天候状態となった。この強風、竜飛岬で体験した強風に匹敵するほどのもの。

 思わず無線でosamuさんが「助けて~!」と叫ぶほどであった。

 睡魔と強風、そしてナビの案内通り走っているにも係わらず、本当にこの道で合っているのか?と心配になり思わずバイクを止め、ツーリングマップルで確認する。この時も強風にさらされていた。

強風の中、一時停止

 ひたすら走り続けているうち、皆、疲れているのか口数が少なくなっていた。無線でもあまり会話が無い。(--;)

神通川

 道の駅「細入」で休憩し、その後「奥飛騨温泉郷上宝」で休憩。往きと同じルートを辿り松本ICを目指して走行する。すると上高地手前から交通量が増え、国道158号線は我慢の運転を強いられた。途中、osamuさんのバイクが若干エンジン不調となったようだが、取りあえず問題なく走り続けることが出来たようだ。

奥飛騨付近

 さみぞ付近に差し掛かると、晴れていないにも係わらず斜め前方の空に虹を目撃する。久し振りに見る虹だ。

 そして今回も夕食は「新村」交差点近くにあるレストラン「十字路」にて食べた。私が食べたのはステーキピラフ。今回のツーリングでは、かなりカロリーを取り続けた気がする。(^^;)

ステーキピラフ

 さすがに疲れていたので帰り道は素直に松本ICから高速道を利用する事にした。しかし、鉄人SATOさんだけはここからも一般道で帰るとのこと。(^^;;) これには皆さん驚きを隠せない。やはりこの方、優しい顔をされているがタダモノではない。

 ちなみにSATOさんが自宅に到着したのは翌日の朝5時過ぎだったとか。(驚) えぇ。もう誰も鉄人SATOさんに敵いません。

総走行距離1,045km

 帰りの中央高速は渋滞30km以上。バイクの機動力を十二分に発揮させ、それでも早い時間に自宅に到着する事が出来た。総走行距離1045km。今回は濡れたまま撤収したテントや汚れたバイクなど、後日の後片付けは大変だった事を最後にご報告しておこう。

 おわり

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