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絶壁さん、歓迎(迎撃)ツーリング

御殿場から麦草峠、ビーナスラインへ

2011.5.7(土) 走行

御殿場ICのホテル前へお迎えに

 兵庫県在住のツーリング仲間、絶壁さんが伊豆方面にツーリングに来られたとの情報を入手し、いつものツーリングメンバーで迎撃すべくツーリング計画を立てた。絶壁さんは御殿場IC前のホテルを8時頃にチェックアウト予定と聞き、我々関東組メンバーは東名高速道路 海老名SAに6:30集合とし御殿場ICを目指した。

東名高速道路

 小田原在住のosamuさん(KAWASAKI 1400GTR)は直接一般道で御殿場IC前のホテルに向かうとの事。私はボルドーさん(BMW K1200GT)、MAEDAさん(YAMAHA セロー)と海老名SAで合流する事になった。ボルドーさんが自宅を出発後、無線機のアンテナを忘れたとの事で一旦自宅へ戻ると言うアクシデントも有ったのだが、何とか無事海老名SAで合流し3台揃って東名高速道路を西へと向かった。

 そして御殿場ICの目の前にあるホテル「アルファー1」に到着。絶壁さん(BMW R1200RT DOHC)とosamuさんが既に合流していた。(7:44)

アルファー1前にて

 さて、この日は太平洋側では降水確率が高く、山梨県北部や長野県など内陸部では天気が良さそうな天気予報であった。私はストリートガード3スーツの上に汚れ防止としてレインスーツを重ね着して自宅を出発したのだが、幸いな事にレインスーツが不要な程度の一時的な小雨しか遭遇しなかった。

 ボルドーさんはこの日使用が初となるトレールガードスーツを着てきたのだが、さすがにこの天候では寒かったようで、インナーにダウンウェア、そしてレインウェアをトレールガードスーツの上に着て寒さ対策を行っていた。やはりこの時期はまだストリートガード3スーツの方が正解だったようだ。(^^;)

 全員が集ったところでこれから何処へ向かうか相談し、天気が少しでも良さそうな長野県方面(ビーナスライン)へと向かうこととなる。まずはosamuさんを先頭として須走方面へと走行した。前方には暗い雲。もしかしたら雨に降られるかも知れない。

須走方面へ

 須走からは東富士五湖有料道路(無料)に入り、そのまま中央高速道路(大月まで無料)へと乗り継いだ。さすがに標高の高い山中湖付近を走行中は肌寒く、この区間では若干小雨にも降られたが、それでもレインスーツは不要な程度で済む。

 そして我々は大月JCTから甲府方面へと高速道路を走り続ける。下の写真は笹子トンネル付近。(8:56) このトンネルを抜けると天気がガラリと変わることが多く、期待する。

笹子トンネル

 しかし、笹子トンネルを抜けると空は確かに明るくはなったのだが、思っていたより雲が多い。ま、それでももう雨の心配は無くなったとは感じられ一安心する。(^^)

中央高速道路を走行中

 そして双葉SAに立ち寄り小休憩。本来ならR1200RT(DOHC)を所有するMAEDAさんもR1200RTで走りたかったのだが、生憎1万Km点検でディーラーに車両を預けていた為、セカンドバイクのセローで参加、平均時速90km/hとゆっくりめに走行したが、とにもかくにもモロに風を受けながら走行するので「寒い!」と辛そうだった。

 そして再び須玉ICを目指して出発する。ここからは何時もの様に私が先頭を走る事となった。

中央高速道路

 須玉ICを下りると国道141号線から県道619号線(清里須玉線)に入る。この県道619号線はとにかく道幅が狭い上にタイトなワインディングロードが続く。走り応えが有り面白い道だが対向車や歩行者には注意が必要な道だ。

 再び国道141号線に戻ると清里、野辺山付近を通過し、松原湖入口から県道127号線を走行し、国道299号線を目指して走行する。途中、まだ桜が咲いているのを見ながらの走行だった。

桜が咲いていた風景

八ヶ岳

 国道299号線(メルヘン街道)を気持ち良く走行し、麦草峠(標高2,127m)に到着した。麦草峠にはまだまだ沢山の雪が残っていた。

麦草峠(標高2,127m)

 ここではしばらく写真を撮ったりして休憩する。

 私は多分、今乗っているこのR1200RTで麦草峠に来るのは最後だろうと思い、いつも以上に写真を撮った。

BMW R1200RT

麦草峠にて

BMW R1200RT (2005model)

 写真を撮り終わると蓼科高原方面へと下り、お腹が空いてきたので昼食を食べる事にした。今回はいつもと違いちょっとお洒落なお店を選択。

昼食の為駐車場に停めたところ

Mangia Tanto (マンジャタント)。イタリア語で「たくさん召し上がれ」と言う意味らしい。そうイタリアンレストランだ。

 これがお店。駐車場は広くて停めやすい。

マンジャタント

 こちらが店内の様子。このお店、入った時は空いていたのだが、次々とお客さんが増え結構満席状態となっていった。

マンジャタントの店内にて

 こちらは私が食べたトスカーナ風ミネストラ。(スープ)

トスカーナ風ミネストラ

 そしてメインはこれ、ホ ロネーセ。

 これ以外にパンと食後のコーヒーをオーダーし、計2,450円でした。ま、上品なお味でした。(^^)

 食後はビーナスラインへと向かい、白樺湖方面を目指す。

県道40号線

 そして今回の目的でもあるビーナスラインを走行する。ここではライダーの姿が多く見られた。私達の前を走るのはハーレーのグループ。

ビーナスライン

 この景色はビーナスラインそのもの。まだ枯れた春前の景色だが、開放感があり高原に来た!と言う感に浸れる。

ビーナスライン

 それにしてもこんなに空いているビーナスラインは走った事が無い。と思うほど交通量が少なく驚かせられた。

ビーナスライン

 そしてあっと言う間に霧ケ峰に到着。ここで給油をし、トイレ休憩にも立ち寄りこの後美ヶ原を目指す事にした。

霧ケ峰

 霧ケ峰から美ヶ原も道は空いていて快走する。美ヶ原ではやっと晴れ間も見えてきたが、思っていたより遅いタイミングでの晴れ間が恨めしい気もする。

 美ヶ原でゆっくり休憩した後は、温泉に入るため諏訪湖を目指して国道142号線を南下した。この時間になるとやっと青空が広がってきた。

 諏訪湖が見えてきた。青空が美しい。

 そして今回の温泉入浴はここ、「片倉館」だ。

 この「片倉館」は昭和3年に片倉財閥の二代目社長が地域の文化交流を願って建築したドイツ風洋館だそうだ。玉砂利を敷いた千人風呂が有名で、ノスタルジックな雰囲気が魅力的だ。

 とても日帰り温泉施設とは思えない入口を入るとこんな感じ。JAF割引もあるのでJAFカードは忘れずに!(^^)

片倉館の玄関

 これは休憩スペース。何とも贅沢な造りだ。しかし残念な事にこの休憩場所の利用は夕方17時まで。(^^;)

 仕方なく直ぐに入浴する。このお風呂は人が多かったので撮影出来なかったが、言葉でその雰囲気を言い表すと、まるで映画の中に出てくるロシアのサウナの様な雰囲気だった。ここは是非一度訪れる事をお勧めしたい。ちなみにお風呂は21時まで利用出来る。

 私は入浴後、お約束とも言える片手を腰に当てて牛乳を飲んだ。(笑)

八ヶ岳牛乳

 そそ、ここにはこんな懐かしいビン容器コーラの自販機も有った。残念ながら売り切れていた。

 薄暗くなった外に出ると、「片倉館」はこんな感じにライトアップされていた。(18:49)

 最後はデニーズに立ち寄り食事をした。下の写真は私が夕食に食べた「ビッグハンバーグマウンテン」。これで一気にカロリーオーバーとなりました。(^^;) そして絶壁さんとは月末予定している広島(宮島)ツーでの再会を約束し、諏訪ICにてお別れ。

帰りの高速道路は渋滞も無く帰れたが、諏訪湖でゆっくりした為0時頃の帰着となった。

 おわり

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