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秋のビーナスライン&車山高原を満喫!

スポーツカーと走る快走ツーリング

2011.10.16(日) 走行

車山高原からの秋景色

車山高原からの秋景色

夜中に雨音で目が覚めた

 北海道ツーリングでも大変お世話になった友人Mk73さんが、ルノーのスピダーに乗って車山高原に来るとの情報があり、これを迎え撃つべくボルドーさんと車山高原へ行く予定を立てた。(^^) 中央高速道路 談合坂SAに6時集合、6:30出発とし、私は高速道路を利用すれば通常5時頃に出発するのだが、夜中の3:30頃に強い雨音で起きる。(爆)

 この雨は明け方には止むと見込んでいたが、TVのデータ放送で雨雲の状況を確認すると、南東京に関してはしばらくは雨が降り続く様な感じであった。最近は宿泊を伴うツーリングが続き、私の懐事情も窮地に立たされている。そこで一般道をなるべく利用し、高速道路代を節約する事を考えていた。

 4時に出発するか?5時に出発するか?悩んだ挙句どうせ雨なら直ぐに出発と決め、レインスーツを着て4時に出発。多摩川沿いを走行し国道20号線を走行。雨は日野バイパスに差し掛かったところで止んだ。

 まだ夜が明けていないがゆえに道は空いており、雨にも拘らず走っていて気持ち良い。八王子を抜け大垂水峠に差し掛かると生ゴミの臭いが鼻をついた。原因は何だろうか?あまりもの異臭に息を少し止めて走行する。(--;) 上の原ICで高速に乗り、ピッタリ6時に談合坂SAに到着する。到着時は下の写真の通りバイクの姿は殆ど無かった。

6時頃の談合坂SA

 談合坂SAの休憩施設は大規模な改装を実施中だった。一部は完成しており雰囲気がかなり変わっていた。下の写真は量り売りのコーナー。今回はここを利用した。100gあたり150円。高速道路施設初のお店だそうだ。

量り売りコーナー

 食べたのはこれ、ちなみにご飯は十穀米だ。これで427円だった。

朝食はこれ

 休憩コーナーも明るい雰囲気になった。座席数も多くなり少しは座りやすくなるかも知れない。

談合坂SAの休憩スペース

 食事を終えてもボルドーさんの姿は見えず。あれっ?6時には来ている筈なのだが・・・と思っていると「少し遅れます」とのメールが入る。どうやら出発時に大雨に降られ出鼻を挫かれたようだ。しかも後から聞いた話では、出発準備に手間取りレインスーツも着込んだにもかかわらず雨は出発寸前に止んだとの事だった。

 既に談合坂SAでは青空も見え始め私もレインスーツを脱いでボルドーさんを待っていた。ボルドーさんは6:55に到着し朝食としておにぎりを食べ、7:20頃出発した。

八ヶ岳PA

 中央高速道路は渋滞は無かったものの交通量は多め。ストレスを感じる程ではなかったが、帰り道の渋滞を少し心配する。笹子トンネルを抜けると青空が広がった。そして八ヶ岳PAで休憩をし、ボルドーさんはここでレインスーツを脱いだ。

 下の写真は八ヶ岳PAで見た景色。美しい南アルプスが見えた。

南アルプス

 こちらは反対側の高速道路本線の景色。交通量は少ない。

高速道路本線

 中央高速道路は諏訪南ICで下りる。ここからはナビの案内に任せて白樺湖経由、車山高原方面を目指して走行した。

国道152号線

 国道152号線で白樺湖に近づくにつれ、走りながら美しい紅葉を楽しめるようになってきた。

紅葉

ビーナスライン

 白樺湖付近、ビーナスラインに到着。ここで一旦バイクを止め写真を撮った。高原はススキで覆われていた。

白樺湖付近のビーナスライン

 白樺湖が見下ろせる展望台駐車場に立ち寄る。この時から何故かフランス車が多くなってくる。

ビーナスライン

 あっ!トップケースが開いている・・・orz (^^;) ま、いいやとここでも1枚。

ススキに覆われる高原をバックに撮影

 眼下には美しい紅葉が広がっている。ここでMk73さんに電話する。Mk73さんの居る場所を詳しく聞き、いよいよ車山高原へ向かった。

紅葉が美しい

「25e French Blue Meeting」

 車山高原からホテルのある坂を下ろうとすると、イベントのため参加料金を支払わされた。1,000円。(爆) 高っ!痛っ!

 どうやらフランスの車のイベントが行われているらしい。「25e French Blue Meeting」と言うイベントだそうだ。私とボルドーさんは訳も分からず料金を支払う。(^^;) 

 そして係員の誘導により先へと進むと最終的に砂利敷きで水溜りの出来ている駐車場に案内された。冗談じゃないよと思い、近くに居た係員に文句を言った。「こんな場所に置けないよぉ~。舗装されている場所に駐車させて貰わなければバイクが倒れてしまう。」と言うような事を説明すると、係員からUターンしてこの先のところで駐車して下さいと案内される。

 ボルドーさんも私と同じく冗談じゃないよと思ったらしい。そこで先程は係員に誘導されて直進出来なかったT字路を左折し、Mk73さんが宿泊しているホテル前の駐車場を探しながら進んだ。

 すると今度は髭面のおじさん(失礼)が手招きをしている姿を発見。何とMk73さんだった。(^^) Mk73さんは2ヶ月前の北海道ツーリング以来、髭を伸ばしだしたそうで初め見た時はMk73さんと直ぐに分からなかったのである。(笑)

 そして駐車場の端の開いている隙間にバイクを駐車し、やっとMK73さんと再会となった。下の写真はMk73さんが乗るルノー スピダーが並ぶホテル前の駐車場の写真だ。(9:47)

ホテル前の駐車場

 そしてこれがMk73さんのルノー スピダー。幌すらなくドアノブも無いかなりスパルタンな車だ!ボディはアルミ製、2.0Lのエンジンをリヤに積む本格的なスポーツカーだ。

ルノー スピダー

 ちなみにこの車はフロントガラスさえ無いモデルが存在する。どちらにしてもこの車は雨が降れば濡れながら走るしかない車には違いは無い。(^^;)

スピダー

 せっかくなので「25e French Blue Meeting」の会場を見学する。しかし、ボルドーさんも私も残念ながら最後までフランス車には興味は沸かなかった。(^^;)

「25e French Blue Meeting」

リフトに乗って車山山頂へ

 その後、ホテルで昼食(カレーライス)を食べる。但し、ボルドーさんは前回のキャンプツーリングでの食べ過ぎから胃腸の調子が悪いらしく、ここではボルドーさんだけが食事をしなかった。食欲の無いボルドーさんは初めて見た。(爆)

 食後は車山のリフトに乗ってみようと言う事になった。私はこれまで数え切れない程この車山高原に来ているが、通過するばかりでリフトに乗って山頂まで行った事は無かった。今回、Mk73さんが来られた事が良い機会となり初めてこのリフトに乗る。(割引券を利用で往復1,350円)

車山のリフトからの景色

 リフトに乗ると景色がどんどん変化していく。眼下には白樺湖も見え出し蓼科山や八ヶ岳も良く見える。

 上の写真は富士山方面を撮った写真。拡大すると下の様に富士山がハッキリ見えた。

Mt.FUJI

 車山山頂はとても風が強く少し寒い。しかし、景色も天気も最高!そして紅葉やススキの景色も美しく感動的でもあった。記念にMk73さんと2ショット写真をボルドーさんに撮って貰った。(13:09)

車山山頂

 車山山頂を十分見学した後は、リフトを降りてレストランへ。そんなにお腹は空いていなかったが、スカイプラザ内にあるそば処「天狗屋」にて季節の御膳(1,080円)を食べた。(14:17) この季節の御膳、お団子まで付いてこのお値段、ハッキリ言ってとてもリーズナブルでした。

 お腹が一杯になったところで一旦ホテルへと戻る。すると既にホテル前の駐車場にはMk73さんのスピダー以外は1台も停まっておらず、皆帰宅されていた。さて、これからどうしようか?と相談する。

 まだ時間的に余裕があるので、せっかくなので美ヶ原までスピダーとバイク2台で一緒に走ってみようと言う事になった。車山から美ヶ原までは往復50km以上の距離がある。ツーリングを楽しむには十分な距離である。こうして4輪+2輪のツーリングが実現した。

霧が峰へ

 夕方のビーナスラインは空いていて思いっ切り走る事が出来た。遅い車は抜かしたり道を譲ってくれる。往きは先頭が私、2番目がボルドーさん、3番目がMK73さんの順で走行する。

 そして美ヶ原に到着。(16:13)

ルノー スピダーとBMW K1600GTL

 ここは標高2,000m。さすがにこの時間では寒さを感じる。建物内ではストーブが焚かれていた。

美ヶ原

 下の写真、奥に1人で居るのはボルドーさんだ。

美ヶ原

 下の写真は美ヶ原から見た景色。手前の木の天辺だけ日が当たっている。(16:19)

 その後は再び来た道を引き返した。帰り道はMk73さんが先頭、2番目がボルドーさん、3番目が私と往きとは逆の順番で走った。そして車山に到着。(17:19) ここでいよいよMk73さんと最後のお別れとなる。あっと言う間の1日。名残惜しいがまた来年の再会を約束しここで今回はお別れとなった。

車山高原にて

 美ヶ原までの区間、一緒に走れたのはとても良かった。本当に楽しめてあっと言う間の時間に思えた。

 さて、私とボルドーさんはまだこれから東京に戻る事となる。携帯電話でチェックすると中央高速道路の渋滞は小仏トンネルを先頭に20km。国立府中を先頭に15kmと計35kmの渋滞が発生していた。そこで私達は帰り道は高速道路を利用せず、国道20号線で東京を目指して走る事にした。

 下の写真は韮崎手前付近のコンビニに立ち寄った時の写真。(18:48)

コンビニで休憩中

 東京までの帰り道は渋滞も無く快調だった。走りを楽しみながら最後まで一般道で帰宅する。自宅到着は23:30。今回の燃費は過去最低の18.5km/Lだった。高速道路を利用しなかったのと、アグレッシブな走りを楽しんだのが要因か?(^^;)

 おわり

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