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ＢＭＷ Ｒ１２００ＲＴ ２台で栃木県周遊ツーリング
久し振りに雨にも降られる
2007.6.24（日）走行
下田さん（ＢＭＷ Ｒ１２００ＲＴ）と２台でツーリング
今回は私と同じバイク（ＢＭＷ Ｒ１２００ＲＴ）に乗る下田さんと一緒のツーリング（２回目）だ。しかし、前回の時はまだ下田さんはＲ１２００ＲＴが納車待ちだったのでＨＯＮＤＡ ＶＦＲでのツーリングだった。と言う事でＢＭＷ Ｒ１２００ＲＴ ２台でのツーリングは今回が初となる。
前回は静岡方面のイチゴ狩りツーリング、私が行き先やルートを決めさせて頂いたので今回は下田さんに目的地やルートを検討して頂いた。
下田さんからの携帯メール連絡で行き先は日光・那須方面、待ち合せ場所は東北自動車道 蓮田ＳＡに６：１５との連絡が来た。そして下田さんも「ＥＴＣ夜間早朝割引」＆「ＥＴＣ通勤割引」を活用する予定だそうだ。
予定通り４：２０に起床し５時頃には出発。昨日（土曜日）はとても良く晴れたのだが、今日の天気は微妙だ。空はどんよりとした厚い雲に覆われている。雨さえ降らなければ涼しくて良いのだが・・・（＾＾；）
久し振りに東北自動車道を走行
東北自動車道を走るのは久し振りだ。自宅から中原街道→首都高速２号線→首都高速環状線（外回り）→首都高速５号線と走行し東北自動車道 蓮田ＳＡへと向かった。
早朝と言う事も有り渋滞は皆無、５：４０頃には早々と蓮田ＳＡに到着した。到着時にはまだバイクは１台も停まっていない状態だった。
とりあえずトイレに行き、バイク専用駐車場へ戻ると直ぐに下田さんが到着。チタンシルバー色のＲ１２００ＲＴでの登場である。
まずは朝食を食べようと２人で軽食コーナーへと向い、２人共サンドイッチと飲み物を購入し休憩スペースで食べる。その時丁度休憩所のＴＶでＮＨＫの天気予報が報送されていた。すると前日では１８時過ぎ位からとなっていた雨の予報が、残念ながら昼過ぎからには降り出す予報へと変っていた。と言う事で２人共雨に降られる覚悟はここでする。（＾＾；）
バイク専用駐車場まで戻ると、先程とは違い一気にバイクの数が増えている事に驚く。
１０台以上は軽く停められている。
出発前にまずは下田さんのバイクをチェックする。
下田さんのＲ１２００ＲＴは２００７年式ＡＳＣ付きの最新モデルだ。私の２００５年モデルと何処か外見上の違いが無いかと確認してみると、まずはＥＳＡのスイッチが２００５年モデルのハザードスイッチの場所に有った。２００５年式のＥＳＡボタンの場所にＡＳＣのスイッチが有る。他にはメーター内のインジケーターの絵柄が変更されていた。気が付いた箇所はパッと見た目以上だった。
下田さんのＲ１２００ＲＴは既に色々なオプションパーツが装着されていたが、話によるとまだまだ追加予定がある様だ。
そんな事で色々装備について話がつきなかったが、そろそろ出発する事にする。
先導する下田さんのＲ１２００ＲＴに続き私が左斜め後方につき走行する。下田さんのＲＴはまだ慣らし運転中である為、最高4千回転までに抑えての走行だ。
ちなみに下田さんのへルメットも私と同じくシューベルトのＪ１に新調されていた。（以前はＳＨＯＥＩのシンクロテック） ヒットエアーのジャケットも含めて私と共通する部分が非常に多い。（＾＾）
ＥＴＣ割引適用の為、一旦鹿沼ＩＣ料金所を出てＵターン
鹿沼ＩＣでＥＴＣの割引制度を適用する為一旦料金所を出る。すると前の乗用車も同じ考えらしく、料金所を出てから直ぐにＵターンし、再度ＥＴＣゲートを通過し高速道路へと入っていった。そして下田さんと私の２台も同じ様にＵターンし、東北自動車道を更に北上した。上河内ＳＡにて再度トイレ休憩、その後西那須野塩原ＩＣで高速道路を下りた。
ここからは国道４００号線で塩原温泉方面へと向かう。私の方がここからの道に詳しかったので私が先導して走る事となった。途中ガソリンスタンドに立ち寄り２台共給油、その後は国道４００号線は道幅が狭くなり景色の良い塩原渓谷沿いを気持ち良く走り抜ける。
そして今回もツーリング雑紙「ツーリングＧｏ！Ｇｏ！」に「掲載されている写真と同じ場所で写真を撮って来る」と言う企画で指定されている場所が、偶々今回と同じルート上にあったので写真を撮る事にした。
天狗岩
指定されているポイントの名は雑紙では公表されていなかったが、１００ｍ程の高さのある岩とのヒントがあった。
答えは「天狗岩」。
前回のポイントは探すのに苦労したが、今回は簡単だった。丁度あゆ釣りのシーズンと重っており、天狗岩手前の駐車場は車で満車状態であったが、何とかバイクを駐車する事が出来た。本来なら雑紙に載っている撮影ポイントと同じ場所で写真を撮りたかったのだが、駐車している車が多く同じ場所での撮影は難しかった。そこで仕方無く別のポイントで撮影。
この天句岩は高さ１００ｍ、底辺幅５０ｍの三角状岩塊がそびえ立っている。
頂上へは５００ｍ程（所要時間２０分）で、頂上からは渓谷に抱れた温泉街が一望出来るそうだ。
「湯っ歩の里」
証拠写真を撮り終り、次に向ったのが足湯専門の施設「湯っ歩の里」である。
営業時間が９時からであったが、５分前に施設に入る。
この時はさすがに人が少なく、我々以外に１組しか居なかった。施設内には一応ロッカー設備（無料）が有り、ジャケットや靴下等を入れて身軽になれる。
入浴料金は２００円。
う～ん・・・この金額、安いか高いかは考え次第と言う感じか？私は話のネタに１回位はと言う感じだったが、正直言って「足湯」＝無料と言うのが基本的な感覚である。（＾＾；）
ゆっくり足湯に浸かっていると、時間が経つにつれ意外に混雑してきたのには少し驚いた。私の想像以上にこの施設にはお客さんが入るらしい。そう言えば、館内に来場者１０万人達成！とのお知らせがあったが、どうもウソでは無い様だ。（失礼）
日塩もみじラインを走行
足湯の次に向かったのは「日塩もみじライン」である。紅葉の季節なら大渋滞になる所だが、この季節なら道も空いており快適に走行出来た。途中「白滝」のある駐車場に一旦バイクを停めた。ここは秋なら紅葉が美しく日塩もみじラインを通る時は必ず立ち寄るスポットでもある。今の時期は緑が美しい。
既にバイクが数台停まっていて、ここに集っている人達はツーリング目的と言うよりもスポーツ走行が目的の様だった。
「白滝」前で写真を撮りバイクの所まで戻ると、ベンツのワゴンから降りて来た男性に声を掛けられた。どうもこの男性はＲ１２００ＲＴに興味が有るらしい。乗り心地など色々と質問を受けた。今回は２台のＲＴと言う事も有り目を引いた様だ。
白滝を出発し少し走ってると、後からかなりのハイスピードで近づいて来たレーサーレプリカタイプのバイクが抜かしていった。やはりこの季節、ここはツーリング目的でなく、走りが目的のバイクも多い様だ。ちなみにこの抜かしていったバイクは後で対向車としてまたすれ違った。
料金所で通行料金現金払いに四苦八苦
最近ＥＴＣの利用にすっかり慣れきってしまい、財布を直ぐには取り出せない内ポケット奥に入れてしまっていた為料金所に来て少し慌てる。４００円の通行料金を支払うのに四苦八苦してしまった。（＾＾；）
日塩もみじラインからは霧降高原道路を目指した。そしてそろそろ昼食を取ろうと立ち寄ったのは大笹牧場。到着してみると今迄ここに来た中で最高に多い台数のバイクが停められていた。
昼食は大笹牧場で鉄板焼きを！
昼食はここで２人共味付カルビセットを食べる事にした。食べ始めると下田さんも私も
初めて会ったＢＭＷディーラーメトロ合同ツーリングで今回と同じ様にジンギスカン料理を食べた事を思い出し、「これって何時かと同じ光景ですね？！」と笑った。
食事後もチーズの試食をしたり、ブュッセを食べたりとしばらくはこの大笹牧場でゆっくりした。
大笹牧場を出てからは霧降高原道路に入った。この道路は見晴らしも良く快走出来、走っていてとても気持ちが良い。途中に架かる橋では高度がとても高く、眼下には多くの山々が幻想的に見えた。
日光へと進む
次に向ったのは「いろは坂」。こちらも車が少なく快調に上る。中禅寺湖畔で一度バイクを下り見晴し台に上ってみた。どんよりとした雲り空ではあったが、まだ雨は降ってはいない。そして下田さんが紅葉時に有名な「竜頭滝」を知らないとの事なのでせっかくなので「竜頭滝」に行く。
ここはさすがに車が多かったが、ここでも何とか待たずに駐車する事が出来た。
ところで・・・私にとって「竜頭滝」と言えば団子とお茶である。
で、滝を見る前に売店に直行！（笑） みたらしとあんこで迷ったが、結局あんこにする。
下田さんもあんこを選んだ。団子を手にしてから「竜頭滝」が見えるテーブルを確保し、滝の目の前で食べた。う～ん美味しい！やはり「竜頭滝」に来たらこの団子を食べなければ来た気がしないのは私だけで無いはず！と信じたい。
さて、これからどのルートでと話しながらバイクに戻るとここでポツポツと雨が降って来た。下田さんも「レインウェア着ますか？」と聞いてきた。
「一応これから降る予報なので着ましょう！」と答え、2人でレインウェアを着ていると、着るか着ないか迷う必要がない程雨足が強くなってしまった。
本来なら金精峠を超えるか、草木ダム方面へ抜けるかと考えていたが、この雨では２人共迷う事なく日光有料道路経由、東北自動車道で素直に帰る事に決定する。
いろは坂の下り方面も急に雨が降ってきた事もあり渋滞が発生していた。日光有料道路は清滝ICから直ぐに利用した。以前利用した時は、自動の料金支払機しかなく、支払いが面倒でそれゆえ渋滞も発生していたが、この有料道路もやっとETCが設置されて便利になっていた。
２人共少し疲れたせいか、この辺りから睡魔と戦いながら走行する。道は東北自動車道に入っても交通量は多いものの流れは順調でストレスは感じなかった。只、雨だけは相変らず降り続く。蓮田ＳＡに立ち寄り休憩する。２人共眠気が限界に達していた。
そして少し小腹が空いていたのでラーメンを食べる事にした。私にとってはこのタイミングで食べるのは珍しい。後自宅まで１時間位だと食べずに自宅まで一気に帰ってしまう事の方が多いからだ。ラーメンを食べ終る頃、ハッスルハッスルで有名な現在プロレスラーの小川直也氏を含む団体（ファミリー？）が隣の席に座った。全員同じＴシャツを着ていてとにかく目立つ。
我々２人は丁度食べ終った事もあり、席が足らなそうだったので席を譲る為出発する事にした。
その後は堀切ＪＣＴまで下田さんと走り、今回はここで別れた。私は電光表示板で表示された事故渋滞を避ける為、湾岸線経由で大井南ＩＣで下り環七通りを北上し帰宅した。
走行距離は約４９０Ｋｍだった。
おわり
