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福島県オフ&キャンプツーリング(2日目)
険しい林道コースへ突入、しかも超ロング
2011.7.16(土)~18(日) 走行
この日は軽装備のスーパーシェルパで思いっ切り林道走行!
朝はゆっくりのんびり過ごす
私は前夜に水分を多くとっていたせいか、夜中に何度もトイレに行き若干寝不足気味。それでも朝5時前には起床し、テント内でこの日の林道走行に備えて身支度を整えたりしていた。それ以外は快適な気温(普通の人なら若干寒い位)の涼しさに、十分浸りながらのんびりとした朝を過ごしていた。
6時前にはお湯を沸かしたり、ボルドーさんはお得意のホットサンドの調理に掛かる。osamuさんも自分でセットした6時の目覚ましで起きてきた。
今回のホットサンドは塗るバターを入手出来たお陰で調理も順調。とても美味しそうに焼けた。
ホットサンドは1枚1枚焼くので結構時間が掛かる。コーヒーを飲みながらosamuさん、私、ボルドーさんの順で食べることに。その後もまったりとした時間を過ごし、いよいよ林道走行へと出発する事となった。(8:49)
行き先は七ヶ岳林道方面。しばらくは国道352号線を走行する。
国道352号線は雪避け用のトンネルが多い。ちなみにこの国道は極端に信号が少なく気持ち良く快走出来る道で爽快。
途中、コンビニと言うより商店で小休憩。
そして林道に突入するべく脇道に入る。しかしこの道、舗装路なのに路面に穴は開いているは石ころは落ちているはと、大型ツアラーバイクなら泣きたくなる様な酷い道。対向車も来るので慎重に走る。
対向車(バイク)は結構多く、路面を気にするだけでなく前も気にしなければいけない先頭車のボルドーさんは大変だったそうだ。
そして林道に突入。こんな景色が広がる場所もあった。
停まって写真を撮っているところ。(^^)
広域基幹林道七ヶ岳線の開通記念碑。ここまでの区間に来るだけでもかなりのガレ場を通らなければならない。かなりの手強さに走り応えは十分。(^^;)
この辺りの林道は多様な路面状態を走る事が出来、正に林道三昧を体験出来る。しかもかなりのロングダートだ。
ツーリングマップルでは掲載されていない分岐があり、偶に道に迷うこともあった。
そんな時は
「どっちの道かなぁ?」(ボルドーさん)
「左の方じゃないですかね?)(osamuさん)
「右の方が涼しそうだねぇ・・・」(ボルドーさん)
「・・・」(osamuさん&私)
「右に行きましょう!」(ボルドーさん)
と言う様に結局はボルドーさんにお任せ状態で林道を突き進んだ。(^^;)
確かに木陰のある林道の方は走っていて涼しく感じる。
しかし、方向は当たってはいたのだが、段々と道の状態が怪しくなり、最終的には道には水が流れ出し小川の中を走る様な感じになってしまいボルドーさんが焦っていた。(笑)
そして何とか国道289号線へと出て来た。最後に走った林道は「古桧峠線」と言うらしい。ここで小休憩。写真を撮ったりして水分補給。(11:23)
さて、そろそろお腹も空いてきたし何処かでお昼ご飯を食べようと検討する。しかし、ツーリングマップルに載っているお店は「いわなや」と言うお店のみ。このお店は比較的近いし、ボルドーさんとosamuさんのナビ(SONY製NAV-U)には載っているらしい。
しかし、私のナビ(BMW ZUMOナビ550型)には一番近いお店は28km以上離れたモスバーガーしか載っていない。そこでボルドーさんがナビを頼りにひとっ走り見に行く。そして無線で返ってきた言葉は「あれっ?!お店が無い・・・」(爆)
「いわなや」と言う名前で既に魚料理(いわな)を食べたいと思い始めていたボルドーさん、既にボルドーさんは焼かれた岩魚を食べている自分の姿を頭の中で想像していたに違いない。(笑) 段々必死になってきた。ナビで示される場所は廃道の先を示している。結局この「いわなや」は見つからず、仕方なく国道289号線を走りながらご飯を食べられそうなお店を探しながら走行する事になった。
すると直ぐに蕎麦屋の看板を発見。しかし、「この先○○m先」の○○の表示が消されている。(^^;) 今度はosamuさんが斥候に行き、お店が在り営業している事も判明。迷わずそのお蕎麦屋さんで食べる事に決定する。
このお店、実は民宿を兼ねている「清水荘」だ。(11:50頃)
実はこの「清水荘」、今回のツーリングでお気に入りとなってしまい、翌日もここに来てしまったお店である。お店の中はまんま民宿である。下の写真がその様子。外は陽が暑いが中は涼しい。快適である。
そして食べた料理はこの「当店おすすめ駒止定食」(1,300円)
何とボルドーさんが泣いて喜んだに違いない「岩魚からあげ」も付いている!
じゃじゃ~ん! これがその「岩魚からあげ」
揚げているから臭みも泣く、頭から尻尾まで全て食べられる。そしてとても美味しかったのだ。(祝) そしてサービスでサラダも付けてくれた。サラダも美味しいがドレッシングも絶妙に美味い。
珍しいのはこの天ぷら。何とアジサイを揚げている。味は少し苦め。アジサイの花が食べられるとは正直知らなかった。
そして一番の主役のお蕎麦。こちらも勿論美味しかった。満足である。
ここは何となく落ち着けるところだったので、追加でアイスコーヒーをオーダーしてゆっくりした。 この清水荘の魅力はもう1つ、陽気な奥さんとのやりとりも魅力的だ。下の写真はこれから向かう林道についての情報を聞くボルドーさん。(12:54)
そして向かった林道は「玉川林道」
「卵池」なる池も在った。
静かな場所だ。
最初はフラットダートだったこのコースも、次の大窪林道に突入するとガレ場も多数あり、走り応えと言うよりも既に「お腹一杯」と思えるほどのダート三昧。お陰で私は全身砂埃だらけで真っ白になってしまった。下の写真は終盤の開けた景色が見られる場所で撮ったもの。
かなりの高度があり眺めが良い。
何度か後輪が滑りヒヤッとした事もあったが、何とか無事走破した。
ちなみにボルドーさんが計画していたこの日の走行ルートの走行距離は280km。(大爆)
そんなに盛り込まなくても・・・(^^;)
本日はこれでやっと林道は終了となった。まるで鬼の様に林道を走り回った強化合宿の様。(笑) 楽しみはまた次回来た時のために取っておく事にした。キャンプ場までの道はかなりある。
キャンプ場ではこの日に遅れて到着していた芋にぃちゃんさんが到着していた。既にカレーを煮込み、ハンバーグを温め、テントの中で寝ていた。
取りあえずはまず温泉でさっぱりしようと言う事で、温泉へと向かうが、雲行きが急に怪しくなってきた。そして温泉へ到着する間際に雷鳴も聞こえてくる。
幸いにも温泉に入ったとたんに大雨が振り出す。雨の振る中露天風呂に入る。しかし、この雨も温泉から出る時には丁度あがりキャンプ場に濡れずに戻る事が出来た。キャンプ場に戻る途中、JAのスーパーと酒屋さんに立ち寄り買い物を済ませた。
そそ、驚いたことにキャンプ場はまったく雨が降らなかったそうだ。
キャンプ場に戻ると芋にぃちゃんさんがカレーを温め、ボルドーさんがご飯を炊きだした。火加減にうるさいボルドーさんと、焦げ具合を気にするosamuさんや芋にぃちゃんさんの言葉のやり取りが楽しい一時となった。
ご飯が炊ける前に乾杯をし、楽しい夜が始まった。
で、これが本日のメインである「ハンバーグ入りカレーライス」。しっかりとらっきょも付いている。
とても美味しい豪華なカレーでした。雑談は夜遅くまで続き、就寝となった。