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2012北海道ツーリング（２日目）
道南の日本海側を北上し余市へ
2012.8.4（土）～8.12（日） 走行
ばあゆ
８月５日（日） 夜明け前から出発準備開始
ダンディさんはキャンプツーリング自体今回が２回目。しかも今回初めて使用したコット（組み立て式の簡易ベッド）など撤収に時間が掛かるかも知れないと言う事で、午前４時には起床した。下の写真を撮った時間は４：２６。雨は降っていなかったが、空は厚い雲に覆われ、例年より周りが暗いように感じる。
テント等の撤収は順調に完了し、フェリー乗り場へと向かった。大間キャンプ場からフェリー乗り場までは約１０分程度。早々と５：４０には到着する。ちなみにフェリーの出航時間は朝７時、出発時間まで写真を撮ったり雑談をしたりして過ごした。
下の写真は私のＢＭＷ Ｋ１６００ＧＴＬ。 純正のタンクバッグにはレインスーツ等、後席の純正ラゲッジロールバッグに着替え類を積んでいる。パニアケース右側にはテント（ポールを除く）やタープを積載。その他キャンプ道具（火気類・重量のある物）はパニアケース左側、トップケース内にはここにしか積載出来ないテーブルやテントポール、そしてコッフェル等を積載した。
キャンプ道具と８泊９日分の衣類をフルに積載しても１名乗車なら余裕の積載だった。（＾＾）ｖ それはタンクバッグとラゲッジロールバッグ２の存在が余裕を与えてくれたのだ。
例年ではお盆の時期に北海道ツーリングを決行していたが、今年はお盆の１週間前だった。すると予想以上にフェリーに乗船するバイクや車が少なく、こんなにも少ないのかと驚くほどだった。
甲板から客室へと移動ししばらくのんびりと過ごす。この時間を利用しスマートフォンの充電を行う。予備バッテリーはこのツーリングの為にパナソニック製のポータブル電源を用意した。スマホ３台分の充電が出来る容量で、バイクを運転中はこの予備バッテリーに充電を行った。
フェリーは定刻通りに出航。波も穏やかで順調な航行を続けた。北海道函館に近づくにつれ天候が回復してきた。
函館は晴れていた。天気予報は雨だったのだが・・・
後ろを振り返れば青森県側は厚い雲に覆われていた。
定刻通りの接岸とのアナウンスだったが、いつもより早めに接岸した感じがする。車もご覧の通りの少なさで甲板の３分の１位しか埋まっていない。こんなに空いている津軽海峡フェリー（ばあゆ）は初めてだ。（驚）
いよいよ上陸する。車が下船してからバイクが下船の順となっている。しかし、相変わらずタンデムの場合は同乗者は徒歩で降りるようにとアナウンスがあった。
今年もまたレインスーツを着ずに函館に上陸出来、幸先が良い。ダンディさんはバイクで初上陸とあってハイテンション。（＾＾）そしてまずはダンディさんご希望の函館朝市へと向かった。
函館朝市は相変わらずの人の賑わいだった。
今回、函館で朝食を食べたのはこのお店、奥の階段を上り２階にある「朝市食堂 二番館」だ。ここはダンディさんが以前立ち寄った事のある（家族旅行で）食事処とのことで、何と５００円で海鮮丼を食べる事が出来る。
これが５００円で食べられた海鮮丼。量は少し控えめだが、この後いかめしも食べる予定だったので、味を楽しむには丁度良い感じだった。美味しかったし安い割には内容も良く大満足だった。高ければ美味しいのは当たり前、やはりこの様に安くて美味しいのは嬉しい。
バイクへと戻る途中、いか釣りのコーナーの前を通ったが、相変わらずの人気で人だかりが多かった。
箱根朝市で目的を達成し出発する。国道５号線を北上、いかめしを食べに道の駅「ＹＯＵ・遊・もり」を目指した。その途中ではダンディさんの希望により、ラッキーピエロ（北海道の人気ハンバーガー店）前で写真を撮りたいとのご希望もあった。
道の駅「ＹＯＵ・遊・もり」で売られているいかめしはとても美味しい。この日も売れ行きは上々の様だった。（１０：１９）
５３０円で２個入りなので、ダンディさんと２人で分けて食べた。相変わらずここのいかめしは美味しい。
さて、この日は瀬棚で北海道在住の友人、Ｍｋ７３さんと合流する予定で先を急ぐことにする。国道５号線を更に北上し、右手に内浦湾を眺めながら道央自動車道を目指し、落部ＩＣから高速に乗り北海道の高速道路を疾走！国縫ＩＣで高速道路を下りると国道２３０号線を利用し一気に日本海側へと走った。
そして１２時に瀬棚のフェリー乗り場横でＭｋ７３さんと無事合流した。今年もまたお世話になります。m(_ _)m Ｍｋ７３さんは前日の天気予報でこの日はさすがに雨かと思っていたそうだが、まさかの天候回復（晴れ）で今年も私の晴れ男振りに感心したそうだ。（＾＾）
ダンディさんとＭｋ７３さんは初対面だったので挨拶を済ませた後しばらく雑談しながら休憩した。ちなみにこの場所からは三本杉岩が見えた。
さて、いよいよ北海道でＢＭＷ３台での走行が始まった。ここからはＭｋ７３さんの先導で国道２２９号線（檜山国道）で左手に日本海を見ながら走行。途中では地元ライダーのグループが、とんでもない速度で我々を抜かして行った。さすが地元、めちゃ速いです。Ｍｋ７３さんのスイッチが入らなかったのは私達を置いてけぼりにしないよう、自制していてくれたに他ならない。
そして弁慶岬で休憩に立ち寄った。先程我々を猛スピードで抜かして行った地元ライダー達もここで休憩していたが、ヘルメットを脱いだその姿を見てビックリ。結構シニアな年齢の方達だった。（爆）
しばらくすると急に雨が降ってきた。通り雨の様なので東屋に避難しここで少しだけ休憩。ちなみにこの辺りにもヒグマが出没するらしい。
雨が止み、レインスーツは着ないで出発するが、しばらく走るとまた雨が降ってきた。そこで途中で停車しレインスーツを着た。雨は弱いながらも降ったり止んだり。海の沖の方は天気が良さそうなのだが、時折厚い雲が我々の頭上に被さってくるのだ。
雨は降ってもとにかく蒸し暑い。そこで道の駅「シェルプラザ・港」に立ち寄った。バイクは道の駅の玄関前に駐車したのだが、この場所、濡れていると半端ではない程滑りやすい場所でヒヤッとする場面があった。立ちゴケしなくて良かった。
この道の駅でソフトクリームを食べて休憩していると雨が止み、この日の宿泊地である「モイレ浜中海水浴場」（キャンプ地）へと向かった。
モイレ浜中海水浴場のキャンプ場は海の砂浜だった。そこでテントが砂まみれになる事を嫌がった我々は防波堤手前にテントを張った。
しかし、この付近では生きている蛇も目撃。テントの近くに来なければ良いのだが・・・。（－－；） 蛇はこの様に建物に沿う様に移動するらしい。
雨にも降られず無事テントを張り終え、近くの日帰り温泉施設「余市川温泉」へとバイクで向かった。到着間際に雨が降ってきたので慌てて温泉施設に駆け込んだ。
温泉でゆっくりと汗を流し、この温泉施設の食堂で夕飯を食べる事にした。実はこれが大正解だったのである。ここの食堂、安くて美味い豪華なウニとイカの丼を食べれたのだ。美味しいので天ぷら丼もと２人前も食べてしまった。特にウニとイクラの丼はＭｋ７３さんも絶賛の破格値で、多分普通のお店で食べれば３，０００円近くもするのではないか？と思うほど。次回（来年）も是非ここに立ち寄って食べたいと思うほどであった。
ところで・・・ 実はこの温泉で食事をしている最中、外は土砂降りの豪雨が降っていた。道には川の様に雨水が流れており、テントに戻る時には雨が止んで欲しいと願うばかりであった。
するとこの願いはまた叶ってしまったのだった。（＾＾）ｖ 我々が温泉から帰る頃には雨が止み、空には夕焼けが少し見えていた。 この温泉施設の向かい側のコンビニでお酒や朝食用のサンドイッチ等を購入しテントに戻った。
しかし、ここで事件が発覚する。何とダンディさんの後部座席に積載したソフトバッグに雨水が入ってしまっていたのだ。（爆）やはり防水面ではラゲッジロールバッグの方が優れているようだ。それにしても先程の雨はやはり凄まじかったのだ。
その後雑談した後就寝した。こうして２日目は美味しい食事を堪能した１日となり、北海道上陸初日は充実した１日となったのだった。