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2012北海道ツーリング(3日目)

北海道を時計回りに周遊・余市から幌延へ

2012.8.4(土)~8.12(日) 走行

8月6日(土) 夜中から明け方までは雨だったが・・・

 2日目のキャンプ地は目の前に道がある場所だったので車の走行音が気になるかとも思っていたが、交通量が少なく問題は無かった。あまり快適なキャンプとは言える様な感じではなかったが、思ったよりは熟睡出来た。しかし、未明から明け方にかけては時折強く雨が降ったり止んだりの繰り返しだった。3日目は雨を覚悟しなければならないのか?それとも運良く今回も止んでくれるのか?テントを撤収する時には雨が止んで欲しいと願うばかりであった。

 そして・・・ また、今回もテントを撤収する前には完全に雨は止んだ。私の雨に降られずにテント撤収記録はまた今回も守られたのである。(^^)v 下の写真は6:09頃。

雨はまた奇跡的に止む

 昨夜コンビニで買ったサンドイッチを食べ、朝食を済ませると出発準備に取りかかった。テントも殆ど乾いており撤収も問題無かった。余市を出発すると国道5号線でまずは小樽を目指して走行する。左手側は相変わらず海で、北海道を時計回りで周る感じだ。

国道5号線で小樽方面へ

今回、小樽は通過

 そして小樽に到着。(8:51) 今年はこの小樽は素通りする事とし、写真撮影の為の一時的な停止と給油のみ行った。

小樽

小樽

 給油を終えると国道337号線 → 国道231号線と走行する。この区間は市街地や工場地帯を通るので、交通量もそこそこあり時折バイクの機動力を発揮させ先へと進む。

国道5号線

 そして我々は石狩川を渡った。(9:43) 雨の影響か石狩川は茶色に濁っている。

石狩川を渡る

 小腹が空いてきた。石狩と言えば鮭である。

セイコーマート石狩八幡店

 そこで途中、セイコーマート石狩八幡店に立ち寄り大きな紅鮭のおにぎりと緑茶を購入。ここで少し腹ごしらえをする。

大きな紅鮭のおにぎりと緑茶

 まぁこれで紅鮭は良しとしよう。(^^;) ちなみにここでセイコーマートのクラブカードに入会した。北海道と言えばセイコーマートですからね。

 しばらく休憩した後、ここからは一気に国道231号線(石狩街道)を北上した。

国道231号線(石狩街道)

 国道231号線(石狩街道)を北上するほど天気は良くなり青空が広がった。道も空いており景色も北海道ならではの視界の広がりを感じる。しばらくは気持ち良く走ったが、途中で大型トラックが前を塞ぎ、追い越し禁止区間も長く抜く事が出来ない事もあり漁港に立ち寄る事になった。

漁港

 バイクを止めMk73さんがお店の中を覘いている。私達も何が売られてるのか覘いてみた。お馴染みのウニなども売られていたが、あまり馴染みの無い物も売られている。

海産物

 何を購入するのだろうと思っていると・・・Mk73さんはシャコを購入していた。冷凍モノで自然解凍させ食べ頃になったら途中で食べるらしい。

漁港の朝市

 国道231号線を再び北上。青い海を横目に気持ち良く走行。(10:41)

国道231号線

 お昼ご飯は何処で食べようかと無線で話しながら行く。

国道231号線

 ところで今回北海道走行中はお盆の混雑前の緊急整備のせいか?道路工事が至る所で行われていた。片側通行で時々止められたが交通量も少なくストレスにはならない程度。そんな中、滝のあるPAに休憩がてら立ち寄った。

雄冬岬

滝のあるPA

 この場所は雄冬岬。この付近は断崖絶壁の地形が25kmも続き、陸の孤島と言われていたそうだ。住民の百年来の悲願と言われていたそうで、国道の開通記念碑がここにあった。

 雨の影響か時折通過するトンネル内は濡れていた。重量のあるツアラーゆえ非常に滑りやすくトンネル内は特に慎重に走行した。

トンネル内は濡れていた

 増毛を目前に見掛けた海鮮レストランに立ち寄った。(11:49) とても立派な建物で景色も良さそうな店内。また美味しいものが食べられるかな?と期待していたが・・・

海鮮レストラン

 このお店、とてもお値段が高い。(3,000円前後が中心) それにも拘らずあまり接客態度が良くない。(--;) このお店では比較的お値段の安い焼魚定食(それでも1,200円以上)を食べたのだが、とにかく美味しくない。3人共もう二度と立ち寄る事はないと心に決めた残念なお店であった。(爆)

焼魚定食

 後悔しながらもお腹は一杯となった。

増毛にて

 そんな矢先に立ち寄ったのは増毛の「国稀酒造」だ。日本最北の酒造だそうで、ここではダンディさんがお土産を購入していた。

国稀酒造

 ここは酒造内も見学出来る。中にはこんなレトロな電話もあった。

レトロな電話

 撮影用の酒瓶を持って記念撮影。

撮影用の酒瓶を持って記念撮影

 私の年代ではないが、「ザ・タイガース」のポスターが貼られていた。沢田研二や岸部シローなどは分かるのだが・・・ (^^;)

 お酒を作る為の水も飲める。お酒の試飲が出来ないライダーのオアシス。(^^)

お酒を作る為の水

 酒造内を見学中。緑色の貯蔵タンクが立ち並ぶ。

緑色の貯蔵タンク

 酒造内を見学した後は隣にあるかき氷の看板が気になった。

カキ氷屋さん

 食べたのは「雪花氷」 綿菓子みたいなココナッツ味のカキ氷だ。

雪花氷

 増毛の街並み。下の写真では小さくて分かり難いが、しんきんの看板近くの電柱には多くの風速計の様なものが設置されていた。

増毛の街並み

 増毛では増毛駅にも立ち寄り見学した。ここが留萌線の終点のようだ。

増毛駅

 こちらが駅舎。駅舎内には思ったより人が多く居た。(驚) それからここには飲食出来るお店もあるようで、お昼ご飯をここで食べれば良かったと改めて後悔した。orz

増毛駅

 増毛駅を後にし出発すると踏み切りがあった。そして何と遮断機が下り列車を待つことに。

踏み切り

 何と留萌線の列車と遭遇。列車は勿論1両編成だ。(13:33)

列車と遭遇

 私達は更に北上を続け留萌を抜けて天塩へと向かった。

国道232号線(天売国道)

国道232号線(天売国道)はとにかく長い。そして相変わらず忘れかけた頃に工事現場に出くわす。www

工事現場

どこまでも続く道をひたすら走り続けると・・・

国道232号線(天売国道)

 牛の姿もちらほら見え出した。海(日本海)側は天気が良いものの、反対側の山側には厚い雲が被さっている。

牛

道の駅「てしお」

 15:39、道の駅「てしお」に到着した。ここでトイレ休憩。

道の駅「てしお」

 そして「しじみコロッケ」も食べてみた。味は・・・ 「ふ~ん これがしじみコロッケかぁ・・・」と言う感じ。美味しいが感動する程ではない。 スミマセン。何時も歯に衣着せぬ辛口コメントで!(^^;)

しじみコロッケ

  そして我々はこの天塩から程近い幌延の「ふるさとの森森林公園キャンプ場」でキャンプする事にした。しかし、ここで問題が発生。前日の大雨で、芝サイトに水が浸み込み足で強く踏むと水が出るほど。しかしやむを得ずここにテントを張ることになった。

ふるさとの森森林公園キャンプ場

 キャンプ場に駐車場は有ったのだがバイクはテントサイト近くに路駐した。ちなみに駐車禁止の場所ではない。

バイクはテントサイト近くに路駐

 テントを張り終えると幌延駅近くのA・COOPほろのべ店へ買いだしに行った。私の夕食はカニ飯弁当。そしてその他おかずはダンディさんが秘密兵器を持ってきたとの事で、肉を焼いて食べる事となった。

 この日は風呂の入浴は諦めテントサイトに戻り早速夕食の準備を開始する。まずはMk73さんが購入したシャコを食べる。

Mk73さんが購入したシャコ

 これがそのシャコだ。見た目はグロテスクだが味は美味しい。手馴れた手つきでシャコを剥いて貰い、シャコの味を堪能した。

シャコ

 次はカニ飯弁当を食べながらダンディさんの秘密兵器の準備を待った。満を持して出てきた秘密兵器と言うのはこれ↓ 小型の組み立て式のコンロである。かなり高かったそうで組み立て方も複雑である。

小型の組み立て式のコンロ

 お肉もこのコンロの使用を想定して大量に購入したのだが、実は色々試みたが固形燃料への着火が上手くいかず結局このコンロは使えなかった。(大爆) 大量に購入してしまった肉や食材、さてどうするか? この気温では直ぐに腐ってしまう。

 するとMk73さんが小型バーナーと餅網器を持っていた事に気が付き、これで難を逃れたのだ。しかし、この餅網器で肉を焼くとバーナーもテーブルも脂が飛んでベトベトになってしまったのは言うまでもない。(--;)

小型バーナーと餅網器

 そしてこの頃からまた雨が少し降ってきた。通り雨だったがこの日はタープを張っていたので慌てずにゆっくりキャンプを楽しめたのだった。

 こうして3日目(北海道上陸2日目)が終わった。

 つづく

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